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紙魚子の小部屋 はてな版

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

武蔵の国はイチハツがお好き?

またもや関東に戻り、今回はなんと地元、川崎市多摩地区の登戸だ。清宮家住宅。 民家園で一番古い民家だけど、この家の特徴はすぐわかる。 そうです、屋根です! キャッチコピーも「棟に花が咲く民家園最古の家」だ。 さっきも見た「芝棟」だけど、ここでは…

北村家はお墨付き、菅原家は東北の民家

次は国の指定重要文化財。日本で最も重要な民家のひとつだ。それは建築年代が特定できるから。もちろん建築的にも優れたものであるのは、いうまでもない。 北村家の建築年は、17世紀後半とか18世紀中頃などアバウトな表記ではない。 1687だ!! どう…

茨城の民家

大急ぎで見なくちゃならないのに、ついつい足を止めてじっくり見てしまう。でもまだこのときには、上を見る余裕があったようだ。 ふたたび家の中に雨樋のある民家。ちょっと東北の曲がり家に似ているカタチだ。 茨城県笠間市の名主の家。名主なので、むろん…

甲州の民家はイワヒバ・ハウス

次は山梨県甲州市の農家だ。再び一般的な民家に戻る。・・・ん? 一般的かな? すごく軒が低い。この軒の低さは、神戸の古い民家「千年家住宅」みたいだ。 もともと山の斜面に建てられていたので、風を防ぐためにこんな風になったそうだ。 「芝棟と土座のあ…

エキゾチック・ジャパン!

漁村の村を離れて山の中の道を歩く。ざざざあという風と木の詩が、激しさを増してきた。聞いたことが無い鳥の声も聞こえる。鬱蒼とした地域に入ってきた。 いつしか両側には石垣が続いている。 山道を歩いていたら、いつのまにか沖縄にきた!? 「石敢當」は…

作田家はゆたかな網元。

関東の村は、イワシの地引き網で栄えた網元の家、作田家からスタートだ。国指定重要文化財。 場所は私ですら知っている千葉県の九十九里。でも漁具小屋は海岸近くにあったので、家は内地にあったとか。だからさほど「漁村の家」っぽくはないそう。 パッと見…

合掌造りの信越民家

山田住宅も五箇山の合掌造りだ。 やはり富山で、桂という集落の民家だけど、いまはダムの底の村である。その一軒が救出され、ここに移築された貴重なものだ。 蓮如上人が泊まったという言い伝えのある建物らしい。壁面は桧皮で覆われているので、なんだか冬…

水源の外でも自然を満喫。

結局、残念ながら湿原にはたどり着けなかったけれど、山門水源を出たアスファルトの帰り道も(名前はわからないものもあったけど)たくさんの植物たちと語らうことができた。 ちょうど一人分の木陰も確保できたし、風もさわやかだったし。バス停までの距離は…

山門水源 豊かな自然と・・・

山への入り口では、水源がお出迎え。 段々になった山道を登っていく。思っていたより、かなりハードなコースだ。 でも、ほどなくこのシーズンのメイン「ささゆり」が、団体さんでご挨拶!! もっと深窓の姫君かと思っていたら、案外庶民的な入り口付近にいら…

山門水源 入り口にたどり着く。

バスに5分ほど揺られ、「上沓掛」という場所で降りる。ここにも道しかないので、運転手さんに、どっちを向いていけば目的地にたどり着けるのか訊いてみた。「やまかどすいげん・・・?」と小首をかしげるおじいちゃんドライバーに、不安でいっぱいだったが…

山門水源(やまかどすいげん)へ 近江塩津駅に驚愕!

たびたび民家園レポートが中断しちゃいますが、リアル6月14日のできごとを。 読書会の諸先輩方が口を揃えて、「今まで読書会の旅行の中でも、『山門水源』はすごく良かった!」とおっしゃっていた。私は行ったことがないのだが、滋賀県一の湿原であり、貴…

江向家住宅は富山の合掌造り。

江向家は富山県の農家。三階建てだ。 18世紀初頭なら、江戸時代の建物。 国指定重要文化財。 富山県の五箇山は、岐阜県の白川郷とともに、合掌造りで有名な場所だ。 さきほどのボランティアさんの説明では、茅葺きは本当は20年は持つものなんだけど、最…

佐々木家よりの眺め

こんもりしたささやかな丘の無効には、「江向毛住宅」の屋根部分がのぞいている。 みどりに埋もれた藁葺き屋根の民家は、それだけで絵になる。 そのとなりは山田家。 障子の間から眺める。 腰壁つきにして眺める。 軒先を入れて眺める。(しつこい!) どん…

佐々木家は見どころおおし。

佐々木家の前をぐるっと回って写真を撮っていたら入り口から、「どうぞ、入ってみていってくださいね!」という声が。案内ボランティアさんらしき3名が、上がり口にある場所で、囲炉裏を囲んでらした。 そういえば中には入れても、上がりかまちから板の間や…

ナゾの家

ふたたび、民家園にプレイバック。 台形の屋根を持つ、パッチワークみたいな土壁の民家。不思議なインパクトだ。 荷車も待機中。 もしかして、納屋? あとから来た団体さんに混じって、説明を聞いておけば良かった。 縄を巻き付けた屋根を支える丸太の感じが…

飛び出しパタリロ!2丁あがり。

今日はからっとした空気で、いいお天気。日差しも強くて絶好のペンキ日和だ。 ということで、先日片面を塗った飛び出しパタリロ!の裏側に取りかかる。 前回は、水性ペンキのチューブをそのまま使ったから、目に飛び込む色合いになった。それは「飛び出し人…

そぞろ山道歩きと水車小屋

宿場は終了して、信越へ。道ばたには石仏などが並んでいる。 左から、 「道祖神」は村の入り口や辻などに祀り、悪いもの(疫病など)が入ってくるのを防ぐ境界の神様。「庚申塔」は60日に1度、夜通しで行なわれる庚申講を実施した記念として建てられるも…

三澤家は耐震工事中。

鈴木家向かいの井岡家は、屋号は油屋だけど、線香屋さんに商売替えされた。 こんにちはぁ〜。 ここに座りたくなる気持ちもわかるけど、歴史的建造物は取り扱い注意なのだ。 中から外を見たところ。 格子戸から、通行人に声をかけたりもできそう。線香の香り…

旧・鈴木家住宅は馬宿です。

それでは再び、5月23日の川崎の日本民家園にバックします。 奥州街道の馬宿、旧鈴木家住宅。今の福島県の物件だ。 馬喰(ばくろう)や馬方が、馬とともに泊まれた旅籠。というわけで、主に岩手県の南部からの旅人が多かったらしい。 馬をつないだマヤ。木…

「ほぼ日」のお店、Tobichi京都店オープン!

今回もリアル6月6日のできごと。 「ほぼ日」の「Tobochi(とびち)京都店」(「ほぼ日」のグッズ販売店)が河原町四条の「寿ビルディング」にオープンした。 ということで、オープン初日に興味本位で行ってみた。半分はレトロでシックな「寿ビルディング」…

梅雨入りの前に。

梅雨に入る前にやっつけておきたかった仕事。 ひとつは畑のタマネギを抜いて、しばらく日にさらすというもの。そのあと、数個を束ねて軒先にぶらさげて保存するのだが、その作業はまた後日。今日は夕方まで畑に放置したあと回収して、小屋に入れるところまで…

「ひよっこ」の歴史年表に記される光。

今日の朝の連続ドラマ「ひよっこ」のクオリティの高さ! 2回見て2回とも涙が止まらない(ドラマが終わってから止まったけど)。 何度も出てくる「おじぎ」のそれぞれの意味合いの温かさや感謝を思うと! それぞれの無言の「おじぎ」に込められた豊かなボキ…

宇治田原にて文学散歩

リアル6月1日は、京都府宇治田原へ。近江八幡の読書会メンバー有志の方々と、マイクロバスをチャーターしての文学散歩。緑とお茶と神社仏閣と。 最初に行ったのは猿丸神社。百人一首で有名な猿丸大夫の神社で、絵馬もおみくじも猿尽くし。ちいさな祠の前の…

明治の近代和風建築

最初は、時代が新しめの住宅を見る。 大正2年に竣工した川崎市内にあった大地主のおうち。なんと完成まで22年もかかったとか。それほどかかってしまったのは、木材の調達に20年を費やしたから。 明治後期の貴重な近代和風建築だ。戦後は料亭になったそ…

今は『1984』に近づいている。

久々にリアルタイムな記事。 NHKラジオ第1は、Eテレ以上にぶっ飛んでいて面白い。金曜日の「すっぴん」の午前9時からある『高橋ヨシキのシネマストリップ』の映画解説が面白すぎるので、できるかぎり聴くようにしている。新しい映画だけでなく、古い映画の…

まずは風景印を求め、川崎を奔走。

立川までJRで行ったら、小田急線に乗り換える。次の目的地は向ケ丘遊園なのだけど、生田で下車。生田には駅近くに郵便局があり、生田の風景印を押してもらおうと思ったから。駅前の和菓子屋さんには塩豆大福が並んでいて、とても魅力的だったけど、涙ながら…

一橋大学本館

この建物もアーチで統一。 1930年(昭和5年)に伊東忠太の設計、飛島組の施工により、旧東京商科大学本部及び教室として建築されたもの。 窓の下には車輪のようなレリーフ。 車寄せの柱には、やっぱり伊東忠太ワールド炸裂。 入り口は3つ。迷うね。どれかはト…

一橋大学 附属図書館

この威風堂々たる図書館は、1930(昭和5)年6月竣工。伊東忠太門下の文部省建築課設計陣の手による。 門下といえど、伊東忠太の息吹はそこここに。アーチと不思議な生き物たち。 肉眼ではわからなかったけど、カメラをズームすると、スクラッチタイルの様…

兼松講堂

駅前から一橋大学まで歩いたが、ほとんど夏のような日差しにめまいがしそうだった。わずかな距離だったのに! それでも校門近くまでくると、空気がひんやりとしてくる。大木の木立が木陰をつくってくれるのだ。 大学前の道は、両側が自転車でいっぱい! それ…

私的国立スポット

この日のホテルは隣の立川で駅近なんだけど、20時チェックインのお安いショートステイプラン。どうせ外で晩ご飯を食べるから、と思ってそうしたが、6時をオーバーしてもそんなに空腹ではなかった。国立駅や駅周辺で時間をつぶそうとしてたら、駅前のパン…

国立で銭湯画 めでたしめでたし。

絵ができあがったからといって、そこで話は終わらない。 丸山先生は、けっこうな巨匠なんだけど、とてもきさくな方だった。古き良き時代の気さくな江戸っ子魂をお持ちなので、ちょっとうっとりしてしまう。なんていうか、その瞬間、その場所で生ききってる、…

国立で銭湯画 はじまりはじまり。

初めてギャラリービブリオに行った前回は、知り合いに連れて行ってもらったので難なく行けたけど、今回はしっかり地図を見て、と。簡単な地図だったので、迷子になることを警戒していたけど、「タリーズ」というポイントがしっかり示してあったので、拍子抜…

国立で銭湯画 そもそも

イベントはふつう、土日にある。だから土日仕事人の私には、イベントは縁のないものとあきらめていた。イベント情報は、自分には関わりのねえことでござんす、というスタンスで読んでいたのだ。 それがなんと、月曜に開催される、というイベント情報を得た。…

池の回りを一巡り。

三重塔から本堂をみたところ。あちらが彼岸だ。 池の東側には薬師如来坐像を安置する三重塔が配され、その対岸である西側には本尊の九体阿弥陀如来を安置する本堂が置かれている。 これは薬師如来がいらっしゃる浄瑠璃浄土(東方浄土)と、阿弥陀如来が住む…

浄瑠璃寺・三重塔

境内は、樹木や草花で地面を覆われていた。青紅葉もそっと影を落としていた。 ちいさな鐘楼の横には、オオデマリが満開。緑したたるとは、このことだ。 これは、ええと、ツリガネニンジンかな。人気のない小径にひっそりと咲く可憐な花だ。蕗もなにげに生え…

浄瑠璃寺へ

有り難いことに次のコミュニティバスまで時間がたっぷりあったので、駅からほど近い京都山城加茂郵便局に立ち寄り、風景印をいただく。国宝・浄瑠璃寺本堂と、重要文化財・吉祥天立像の美しいデザイン。 ついでにマンホール蓋も採取。町の花のアジサイ、町の…

史跡を歩く。

バスまでたっぷり時間があるときには、歩くことにする。というのが、子どもの頃からの私の方針だ。日曜ごとにバスを乗り着いて図書館通いをしていた私は、ときには1時間に1本のバスに乗り遅れたりすることもあった。選択肢は3つ。 その1。今もあるバスタ…

山路(やまみち)を下りながら、こう考えた。

本堂の入口には、ちいさな白髪の、とても上品な老婦人が座っておられた。こんな山奥に不似合いなほど、洗練されて上品な物腰と話し方だったので驚く。もちろんお寺の奥様だろう。「奥へ、どうぞ」と優しくうながしてくださる。 ご本尊の十一面観音さま。もち…

海に住する山の寺?

境内は緑がたっぷり。 お堂の横に、ちいさな赤いお地蔵様の祠があり、白い案内板には「やる気地蔵」の文字と「何くそ、何くそ、何くそ、と祈る」。 ええ〜っ、うそうそ〜! それお祈りじゃないし〜! ・・・って、これがあることに気づいたのは、これを書い…

南山城の仏に会いに行く。

以前、京博でステキな「南山城の仏たち」をみたことがある。 紙魚子の小部屋 パート2(2009秋〜) - 2014年5月17日の記事一覧 これは、いずれホームのお寺までいかねば、と思っていた。でも「いずれ」っていつだ?とばかりに、ずるずると日々を重ねてし…

堀川通りを歩く。

それにしても、府庁前郵便局はどこ? どこ? 近辺を歩いても見当たらないので、ぐるっと次の路地を歩いてみた。少し遠くを歩いていた事務員さんに訊いてみた。 そしたら、素通りしていたことが判明!! なんでや?? なるほど、すっぽりと覆い尽くされていた…

旧議場

こちらは府議会が行われる議場になる。ガイドの女性は、久しぶりにやって来たらしい見学者に、内心大ヨロコビされている様子だった。それはうれしそうに説明してくださった。 この議場は、明治38年から昭和44年まで利用された。 平成25年まで府政情報…

知事室、正庁、中庭。

そんなふうに府庁の2階にあがり、「知事室の見学ができます」の張り紙をみて、執務室のおじさんに「見学なんですけど・・・」とおそるおそる声をかけてみる。 紳士的なおじさんは、ちょっと驚いた顔をして、すぐうれしそうな表情になった。どうやら久しぶり…

旧京都府庁 玄関・階段

ではふたたび、風景印収集ラリーが、洋風建築三昧にスライドしつつある堀川通に戻る。たしか京都府庁前に郵便局があるはずなんだけどなあ?? それにしても立派な府庁ではありませんか! ものすごい吸引力。 ちょっと庭先まで行ってみようかな? と思ったの…

京博「海北友松」展と桜の中の野外展示

4月12日 大きい本屋さんに行く用件があり、京都へ。 ついでに??京都国立博物館の『海北友松展』へ。 待ち時間もなく、すんなりと入れる。さほど混雑もなく、快適な鑑賞環境。 友松というひと、鈴木其一同様、狩野派の師匠がこの世を去ったあとに、それ…

煉瓦と洋風建築

実は御池でまず行ったのは、三条通にある中京(なかぎょう)郵便局だ。地下鉄の駅から一番近かったから。 この威風堂々たる佇まいの郵便局は、明治35年、吉井茂則、三橋四郎によって設計され「京都郵便電信局」として建てられた。 三条通りは明治期から昭…

平楽寺書店

そもそもは、ここから始まった。京都新聞4月20日付け。 新聞を読んだ時には「そうなんだ・・・」と思っただけだったが、この店舗に行ったことがあるFB友達から「近くのひとは行った方が」とおススメされたので、素直な私は行って見ることにした。場所を調べ…

人生論ノート

今月の「100分で名著」は三木清さんの『人生論ノート』。 www.nhk.or.jp 初回の感想。 国家総動員法が制定され、個人が幸福を追求するより、国家に身を捧げることを求められた時代に 書かれた書物が現代に響くのは、まさかの「あの時代」と全く同じ重苦し…

『ひよっこ』スタート!

4月のFBより 遅ればせながら、4月最初の話題といえば・・・ 4月3日(月) 朝ドラ『ひよっこ』がスタート! いよっ、待ってました!!と叫びたいほど待ちに待っていた岡田惠和さん脚本のドラマだ。そして始まったばかりだけど、去年の秋から首を長くして…

さよなら和歌山

行きとは違うルートでと思い、諸堂のある道を隔てた小径に入る。 すると、まるで降る雪のような、優美な桜の精みたいな枝垂桜に遭遇。この奥に秋葉権現さまのお社があるらしいので、秋葉さまのお引き合わせだね。ぎっしり花のついた桜も綺麗だけど、この花の…