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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

展覧会

倉敷2日目

宿泊したのは「ホステルクオーレ倉敷」。美観地区のど真ん中にあるので、アクセスが便利。お値段もリーズナブル。 ユースみたいなドミトリーもあるけど、私たちは本館から徒歩1分の別館のツインで、バス・トイレ付き。 そして受付兼レストラン兼バルにいた…

山岸凉子原画展「光 ー てらす」

昨日あまりの暑さにぐったりだったので、これではいけないと京都へ。逆療法だ(笑) いえ、ホントは「まんがミュージアム」で山岸凉子先生の原画展が「中期展示」の最終だったので、なにがなんでもと。あさってからは展示替えがあって「後期展示」がはじまり…

快慶展も5月

5月のブログ記事、それもたかが3日間の旅ブログを書くのに、40日もかかってしまった。ほぼ夏休み1回分を費やしてしまい、いまやまもなく夏休みに入ろうとしている7月だ。間に「パタリロの飛び出し人形作成」や「山門水源探訪」やラジオやテレビ番組の…

町田で「本の雑誌」厄除け展。

『武相荘』のショップで絵はがきなどを購入した後、山を下りて下界に戻る。またしても徒歩で鶴川の駅まで戻った。バスの時間が中途半端だったのだ。今回は本当によく歩く。 歩道のアスファルトの隙間から生えていたタチアオイ。 鶴川駅から小田急小田原線二…

次郎と正子のテイスト

武相荘内部には、白洲次郎氏が戦後、連合国軍占領下の日本で吉田茂の側近として活躍し、連合国軍最高司令官総司令部と渡り合った資料などが展示してあった。GHQに対し唯一、一個人の人間として、誇りを持って本音で一喝できた日本人である。白洲正子さんメイ…

今日は一日みんぱく三昧(午前の部)

茨木駅で落ち合って、30代の友達Aさんと「みんぱく」へ。 「長蛇の列になっているバス停に並び、2分ほどの待ち時間でバスが来た。なんとAさんが「ビーズ展」の御招待券を持参してくださったので、この日の展示はすべて無料で観覧できた。10分ほどバスに…

今日は一日みんぱく三昧(午後の部 その1)

本館の2Fに企画展と常設展がある。特別展のチケットにそれらの覧券がついているので、今日は一日無料で観覧できることになった。 2Fへの階段の踊り場からは、こんな景色が見える。これは「未来の遺跡」と題されたもの。 「博物館は、未来を作り出す装置で…

今日は一日みんぱく三昧(午後の部 その2)

さて、次は中東・西アジアのゾーン。着飾ったおしゃれな駱駝は、鞍と手すりつき。 黒い絹布の幕は「キスワ」と呼ばれメッカに掲げられる。金糸銀糸でコーランの言葉を刺繍してあり、1年ごとに交換されるそうだ。さすが金持ち国サウジアラビア。 アラビアの…

其一の正体

そしてやっと鈴木其一展へ(笑) 3回の展示替えがあった大回顧展で、すでに晩年の作品に移っていた。其一以外にも、お弟子さんの作品が多くある。 鈴木其一(1796~1858)は江戸後期に、江戸琳派の優美な画風を基盤にしながら斬新で独創的な作品を描いた人…

まずは「京都市国際交流会館」へ

ふと気がつけば、細見美術館で開催中の「鈴木其一展」が今週で終わってしまう!というのに気づいたのは、火曜日、2月14日・バレンタインデーのことだった。ところが水曜は体調がいまいち、木曜は予定があり、土日は仕事。 もう、なにがなんでも金曜に行く…

「りぼん」のふろく展へ

さて壬生寺の参道を抜けると、ふたたび梛神社に戻って来る。相変わらず賑わっている。さらに、志納金を収められた善男善女の方々の頭上で、ありがたい鈴を振ってくださる巫女さんのお神楽も見られた。 志納金もお収めせずお神楽を拝見させていただいたムクイ…

特別展「見世物大博覧会」

どうしようか、どうしようかと迷っているうちに、明日は最終。だから、えいっ!と出かけた。大阪、茨木、大阪万博跡の国立民族博物館。特別展は「見世 物大博覧会」。 特別展「見世物大博覧会」 入口では「呼び込み」のテープがまわり、ちらりと中が見える「…

美術と工芸を観る。

大原美術館で、まずお出迎えしてくれたのが、この絵↓ 児島虎次郎の《和服を着たベルギーの少女》。あまりの素晴らしさに、すっかり虎ちゃんのファンになってしまった。これを見られただけでも、大原美術館に来た甲斐があったというもの。 最初の方に、コロー…

大原美術館にて

蔦の絡まるかわいい入口から敷地内に入ると、向こうに若い人たちの長蛇の列!! えっ、大原美術館って、いま、そんなに人気だっけ? それとも地元学生の夏休みの宿題になっている?? と、一瞬パニック。 でも実は私も密かに参加したいと思っていた井上涼さ…

大原美術館へ

大原美術館に行く前に、まずは重くなってしまった荷物を置きに、宿泊する「アイビースクエア」でチェックイン。 建物は素敵だけど、宿泊する室内は、ほぼビジネスホテル。格安プランですから〜(笑) でもひとり旅だし、お部屋はフツーで充分。 それでも、大…

安西水丸展

遡って7月7日。「安西水丸展」を見に、京都「駅美術館」へ。 レアな「俳画カレンダー」も展示してあり、内心「持ってる♪」とほくそえむ。 ポスターもよかった。「時代と並走する」感じがすごい。お茶目なレイアウト、空間のバランス、笑えるコピーも楽しい…

久々のミュージアムツアー、テーマは水。

今日は読書会友達Nさんとれんくみさんの3名で、西本願寺ちかくの龍大ミュージアムへ。 龍大ミュージアムは基本仏教美術のミュージアムなので、興味のあるなしでどうかなと思ったけれど、リアルに出会ったNさんは即決で参加。れんくみさんは時間さえあれば(…

おひとりさまMIHOミュージアム

サンライズ出版のフリーペーパー「DUET」に、MIHOミュージアムで開催中の「かざり」展の特集が組まれていて、これを読んでしまったからにはいかねばならなくなった。 普通なら車で、ということになるが、おでかけは読書タイムを兼ねるので、電車で石山まで行…

「国宝 信貴山縁起絵巻」

さて、いよいよ目的地に到着! オレンジと黄色の看板がハデハデしいが、絵巻自体の色味はあっさり。 しかし絵巻の内容は平安時代のSFだ。日本の最古の物語が、月の世界の住人が竹から生まれて月に戻るという「竹取物語」だから、平安の絵巻がSFだって、ちっ…

春画展にも行った!

2月26日に行った画期的な展覧会のことも書いておかねば。 思い立って、ほとんどお昼前の11時頃に京都へ出かける。細見美術館の「春画展」へ。内容よりは、むしろ展覧会全体についての興味に後押しされて。なぜ大英博物館が、せっかく日本の美術館に巡回…

狩野一信の五百羅漢図を観る。

宝物展示室のチケット売り場で、お得な「徳川将軍家墓所」と企画展がセットになったものを強力プッシュされたが、雨のうえ時間も限られるので企画展のみを見ることに。 なんで私がこんなに増上寺の五百羅漢図に執着するかというと、2014年に行った京都は…

ギャラリー・ビブリオ後半

そしてどえらい企画はそれだけではなく、なんとつげ忠男さんが「今後描いてみたい幕末もの」のキャラクターを色紙に描かれていたのだ。未来のマンガの設定キャラを前倒しで見られるなんて、編集者でない限り、まずない。そして描きおろしイラストの展示販売…

「懐かしのメロディー」

外観はまさに「おうち」だったが、中はどうなのか。 ・・・中だって畳敷きのふつうの「おうち」です! 壁面には原画のパネルが並び、販売されている蔵出し本が並び、ちゃっかりちゃぶ台まである。仕切りをはずしたニ間14畳は親戚の家か、友達の家に来たよ…

ギャラリービブリオに到着。

ギャラリー・ビブリオは立ち上げの準備段階から、蕃茄さんのブログでフォローしていたし、その企画すべても行く事は叶わないながら情報はキャッチしていたので、お初な襲撃(アバウトな来訪時間は連絡済みながら)にドキドキだった。 なにしろ、打ち出す企画…

「琳派」追補

書き落としたことがいくつかあったので、追補。 光悦の書をみて、おもわず書道を習いたくなった。私に書の良し悪しは、ほぼわからないけど、こんなに楽しそうに筆を走らすことが出来たらいいなあ〜♪と思ったから。 当然ながらだけど光琳のうまさに絶句。光琳…

「琳派」をみる。

ふと思い立って京都国立博物館へ。なんとなく今日行かなければ、行きそびれそうな気がして。 午前中は京博のツイッターの混雑状況案内をみると、どうもえらく待ち時間に費やすことになりそうなので、わざと時間を遅らせて、いつもより1時間半ほど遅く出立。…

企画展「比叡山〜みほとけの山」

25日の日曜日に、H氏が「行きたいとこ、ある?」と訊いたから、「大津の歴博に行きたい」と。「企画展 比叡山〜みほとけの山」が開催中なのだ。それにここに行くと裏切られることがない。いつも歴博の学芸員さんの実力と遊び心にワクワクするのだ。 大津市…

信楽展

一旦山を下り、信楽の町なかへ。 ずらりとタヌキの並んだお店が点在する。信楽にキター!と実感する。 うまく撮れなかったが、このタスキをかけた大きなタヌキは、11月8日がなんだと言いたかったのか? それは「11月8日はたぬきの日」。 いつも商店の…

ジョン・C・ウェバー・コレクション展

展覧会は、秋季特別展「ニューヨーカーが魅せられた美の世界 ジョン・C・ウェバー・コレクション」というもの。MIHO MUSEUM館長の辻惟雄氏とウェーバー氏との縁で実現した展覧会らしい。 で、ウェバー氏は単なる美術愛好家ではない。トライアスロン世界王者…

MIHOへの道

この日は信楽デー。「MIHOミュージアム」でアメリカから里帰りした日本の美しいものたちを見てから、信楽焼きのあれこれを集めた「陶芸の森美術館」も立ち寄り、そのうえ「日野ダリア園」まで行こうという欲張りな一日だった。 前日にチケットをちゃっかりゲ…