花巻駅
花巻といえば、伝統民俗芸能「鹿(しし)踊り」だ。私なんか午前中に、「鹿(しし)踊り手ぬぐい」まで買っている。
なんとなく衣装がアイヌっぽいのは、気のせい? 正面からみると「おとぼけ」な風情もあるのだが、
斜め横45度からみると、なかなか凛々しい。そして、なまはげ同様ロン毛である。土着の芸能は、基本ロン毛なのかもしれない、という説を発見した。
レトロモダンな待合室。
ロマンチックな駅長の熱い思いが、彼の肉筆に込められている、(もしかすると、デザイナーさんのレタリングかもしれないが)
今日は、花巻温泉郷にて、旅の疲れをとって最終日をむかえようという目論みなので、駅前で温泉郷を回るシャトルバスを待つのだが、例によって早めに到着した。
とりあえずは、観光案内所でパンフをもらって・・・と思い、案内所に行った。係の女性は、とても親切で、あれこれと教えてくださったのだが。
「もうこの時間なので、どこも閉まっちゃったし、「林風舎」も定休日だし・・・」
えええっ!
ということは、賢治と血縁関係にある方のお店で、賢治グッズの充実している「林風舎」には行けないんだ!! ここでお茶しながら、グッズを物色しようと思っていたのに! いきなり計画は屯座する。(事前に調べておけって!)
仕方ない、5時までに郵便局に駆け込んで、風景印をもらうことにするか。観光案内所の係の方に、一番近い(といっても15分ほどかかる)郵便局を教えてもらった。郵便局まで、路上観察も兼ねて出発だ。