平泉へ!
この日も早起き。8時すぎに旅館の送迎バスを予約してあるのだ。
6時頃に朝風呂へ行く。温泉に来たら、朝風呂はマストですよ。
浴場にて、昨夜は見逃していた(あるいは男湯と交換されていたのかも)看板を発見。「こちらの露天風呂は、解放感を重視しているため、庭を散策されている方の目に入る場合がありますので、ご了承おきください」。
まあねえ、露天風呂というものは、そういうものなのかも。1日目の南三陸の露天風呂だって、当然、海からはばっちり見えるだろうな、と早朝からモーターボートが走っているのを見下ろしながら、思っていたっけ。
7時前からは、宴会場で、バイキングの朝ご飯。昔なら食べきれない程お盆に載せたものだが、年の功もあり、足らなければ「おかわり」したらいい、というスタンスで少しずつ。朝ご飯はどこも残念ながら、すごくおいしい!と思った事はなかったが、牛乳に関しては、どこも軒並みおいしかった。牛乳って、こんなにさわやかで美味しいものだったんだ!と、感嘆。
例によって早めに階下に降りてチェックアウトをし、プレゼントの「飴ちゃん」をいただく。小袋にはちゃっかり「また来てね!」の文字が。売店のラストチェックで時間をつぶす。
賢治さんの地とも、さようなら。
幸い、この日もピカピカのお天気だ。今日は思いっきり野外を歩く日なので、恵まれたお天気に大感謝だ。
バスの乗客は私一人。そりゃまあ温泉だもの、朝風呂に入って朝ご飯食べて、ゆっくりしてからチェックアウト、というのがノーマルでしょう。でも私には、まだ押さえておかねばならないポイントがあるのだよ、明智くん。
花巻駅から、8時46分発、ローカル電車の一ノ関行きで、中尊寺へ。
あ、ひとつ向こうの車両には、幼稚園児?の行列が。とてもかわいい。
ロングシートの車内は、ガラガラ。
集団「なまはげ」のような稲藁たち。
こちらはきれいに整列。
適温でガタゴトも心地よい、うたたね日和。
似非(えせ)集団なまはげ、ふたたび。
1時間弱で、平泉に到着。世界遺産のある場所なのに、思っていたより静かな駅だった。
世界遺産だからか?ここでは顔出し看板も、駅長さん直々にお出迎え(笑)
もちろんポスターも中尊寺の連打。扉の目印も独特だ。
実はここではまだ、「秘仏御開帳」があることは未確認だった(汗)
構内で、明らかに日本人ではないレディによる、「中尊寺の音声案内ガイド」いりませんか?キャッチにつかまる。
それはいらないのですが、コインロッカーの場所を教えてください、と逆に訊ねると、待ってました!とばかりに、満面の笑顔で、「この先の◯◯という場所で預けられますよ。向こうにコインロッカーあるけど、こっちの方が安いですよ」。
値段を聞いたら、200円! たしかに格安! 商談成立である。でも、音声ガイドはいらないからね。