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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

毛越寺、そしてついに帰途。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

月見坂を下る。下りもなかなか足には辛いものがある。しかもお昼になり、空腹に苛まれる(汗) こういうときのために用意した非常食の仙台銘菓「ままどおる」をひとつかじる。今回の旅では、初日の仙台で買った「ままどおる」、大活躍だった。やはり、おでかけするときには「あめちゃん」ではなく、いっとき空腹を誤摩化せるものがあると、実に助かる。

 

しかしそれでも心もとなく、弁慶園(菓匠 松栄堂)という茶店に入る。

団子型の五平餅みたいな「弁慶餅」と「ずんだ餅」をたべる。20代の頃、職場で「手づくりずんだ餅」を食べて以来、すっかり「ずんだ餅」の虜なのだ。

 

胃袋を落ち着かせて、バス停に行くと、ちょうどまもなくバスが来る時間。非常にラッキーだ。

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毛越寺」で下車し、本堂を一巡りしたあと、浄土庭園へ。

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 実は、もうすっかり歩き疲れていたし、一周するのを躊躇したのだが、いやいや、東北に来れるのはこれが最後かもしれないから、と考え直して池の周りを歩いてみた。

 単に真ん中に大きな池があって、そのまわりをぐるっと歩くだけ、と思いきや、いや〜歩いて見ると、これがとても面白かった。場所によって庭の景色が変わっていき、その意外性に驚かされる。平安時代の姿を残した古い庭園ということで、シンプルなんだけど、単純じゃなくて、ちゃんと計算されている。

 

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一巡したあとは、そそくさとバス停へ行き、待ち時間のあいだに「ずんだソフト」を購入♡ 半分食べたところでバスが到着した。食べ終わる頃には、平泉駅に到着。

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駅前のポストは、ご当地もの。中尊寺で見た金色堂と、そのサイドには国宝の金銅華鬘(けまん)が乗っかっている。色もシックにチョコレート色のポストだ。

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いや、前から見たらポストとわかるように、一部赤い。

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では荷物を取りに行って、

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顔出し看板を横目で見て、

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「またのお越し」はできるかどうかわからないが、がんばってみます。

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日本酒のラベルのような駅名看板のあるホームに立つ。

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向こうのホームには、金色堂と一字金輪仏頂尊の、中尊寺ポスターが並ぶ。

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これが最後の東北のローカル普通電車だ。

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一ノ関駅まで一駅乗車する。

新幹線に乗り換える前に、一ノ関の駅構内にあったお土産屋さんで、冷凍ずんだ餅と冷凍牛タンを購入。新幹線のホームで、売れ残っていたラストワンの牛肉駅弁を購入。

13時48分の「やまびこ」に乗車する。今回も余裕で着席できたので、駅弁を食べつつ車窓を見る贅沢。かなり遅いお昼ご飯だったけど、おいしかった〜♪

東京駅で米原駅に停車する16時33分発の、レアな「ひかり」に乗り換え。ここでも着席できたので、のんびりと。帰りには富士山も見られたが、デッキが写真をとる人で混み合っていて、大急ぎで撮ったので、かなりピンぼけ。

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18時44分に米原駅着。5分ほどの乗り換え時間しかなかったけど、スムーズに移動できた。播州赤穂行きの新快速で、19時12分に野洲駅到着。ついに帰って来た!

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東北旅には必要な日程だったけど、やはり5日のひとり旅は長かった。一人旅は3日くらいがちょうどいいのだ、ということが判明した旅でもあった。そう、冬の東京旅くらいがね。