光のどけき春の日
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
今日は太陽の光が春である。
外に出れば手はつめたくなり寒いことは寒いけれど、太陽の光に力があるのだ。
玄関を出れば、いつの間にか椿の蕾がいっぱいついていた。いったい、いつの間に!?
その隣のモクレンには、まるでネコヤナギのように光る芽が出ている。にゃあ、とごあいさつ。
もしやと思って、蕗を植えた場所を、目をこらしてみると、土と同じ色で擬態!?しながら、ちいさなフキノトウが顔を出していた。
またこの土日には、寒さがぶり返すそうだ。三寒四温というやつだろうか。冬場になるとぬうと出現する白い伊吹山は、まだ当分みえるけれど。
そんなふうに、振り返り振り返りしながら、じわりじわりと春がやってくる。ちょっと手強いけれど、未来への希望に満ちた季節である。