今日は一日みんぱく三昧(午後の部 その2)
さて、次は中東・西アジアのゾーン。着飾ったおしゃれな駱駝は、鞍と手すりつき。
黒い絹布の幕は「キスワ」と呼ばれメッカに掲げられる。金糸銀糸でコーランの言葉を刺繍してあり、1年ごとに交換されるそうだ。さすが金持ち国サウジアラビア。
アラビアの文字は、それだけでデザインになる。サウジアラビアの国旗も文字だもんね。
水パイプや、目のところがメッシュになった体全体を覆う女性衣服「チャドル」など、珍しいものもいろいろ。
そんなこんなでアフリカゾーンへ。アフリカ女性の衣装たち。アフリカ女性は大胆な色彩をまとうイメージだけど、こちらはシックな色合い。でも、こういう大きなプリントは似合いそう。
すてきなプリント!と思ったら、なんとモチーフは薬箱!! アフリカのデザインモチーフは斬新で面白い。
これはなにかしら? カラオケバー?
お店にはなぜか、スキンヘッドでひげ面のオジサンが描かれているのだ。店主なのかも。
ブルーの簡素なお店はカフェテリア。「お店始めます」というと大層だけど、これならDIYでお手軽に始められそう。アフリカならでは。
以前にも見たことがある、床屋さんのヘアカタログ。圧倒的に男子が多いから、理容店ですね。トーキョーカットに丸坊主があるのが、なるほどだ。でもモヒカンや直立している子って、トーキョーにはいるのかしら??
トカゲ付き人間付きの門も、悪霊除けでしょうか?
「武器をアートに ー モザンビークにおける平和構築」のなかの作品のひとつ。以前きたときも、「いのちの轍(わだち)」をみてインパクトを受けたっけ。
武器をアート作品に変える、民間人の手による武装解除と平和構築の運動。
ヨーロッパに来ました。ヨーロッパでも掘り出し物がありそうなのが、ルーマニア。でも吸血鬼伝説だけではないのです。
このカラフルで楽しげなものは「陽気な墓」。これを見たさに海外からルーマニアの小さな奥まったアクセスの不便な村へ、観光客が押し寄せるらしい。
そうそう観光客誘致って、こういうことなんだよね。何かを作り出すんではなく、すでに「あるもの」に光を当て、口コミで(ネットで)広報してもらう。本物の観光地だ。
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カラフルな魚模様の壷。
アメリカ合衆国やカナダも侮れない。原住民のヘタウマ絵は味わいたっぷりだ。
このガイコツ三昧は、メキシコだよね、きっと。ブラッドベリの小説によく出てきた「死者の日」とガイコツモチーフ。
モアイ像のバックには、パプアニューギニアの仮面や神像などがずらり。
ここにもH氏の大好物が。
「あっ、なんか媚びているひとがいますよ!」とAさんが指摘される。
ほんまや!!
グアテマラの犬の仮面。かわいい〜♪
その後、ミュージアムショップに立ち寄り、お買い物。帰りには日世ソフトクリームのラッピングモノレールをみられたので、ふたりでパパラッチして、みんぱく三昧を締めたのでした。