いきあたりばったり神社仏閣
工事中だけど、せっかくだから行けるところまで行ってみよう。
しかし、なんで艮(うしとら)という鬼門の名前なんだろう?
門の上にネット?
これが工事に関係ないものだとわかったのは、神社を出るときだった。
残念ながら、拝殿にも入れない。
向こうの塔は、さっきの天寧寺の三重塔だ。
そして振り返る。ネットの向こうには、ロープウェイ乗り場! そうだった! そういうことなのだった!
さほど信心深くもない私でさえ、「シェー!!」といいたくなる。鉄道の引き方も、相当強引だが、まさかの神社の入口の頭上に乗り場が設置されていたとは!
その乗り場の隣にある「茶房こもん」で、しばしひと休み。やっとカフェのオープン時間になったのだ。
かわいらしくすっきりとしたお店で、スタッフのお姉さま方もおキレイで、なんとなくスイーツが美味しそうなお店っぽかったので、プリンを単品で注文する。予感は的中、冷凍のラズベリーやフランボワーズが添えられていたのにも感激。
お店を出て、尾道最後の風景印を押してもらうため、尾道長江郵便局に向かう。
ところが、このあたりはお寺が目白押しだったので、寄り道に次ぐ寄り道(汗)
両側が塀で石畳って、すごい参道だな。これは行かねば。って言う風にね。
うわあ、屋根にクエスチョンマークが!! 面白過ぎる!!
門にはシャチ鉾って、至ってノーマルなのに、こっちのお堂ったら! もちろんクエスチョンマークではなく、波の意匠なのだろうけど、大胆だ。
そしてあっちにあるてっぺんの瓦も、なんか付属品があるみたいなので、ズームしてみた。
なにあのミツマタみたいなの!
不思議なデザインの連打に、有頂天だ。
おっと、こちらはノーマルだよね。豪華な鬼瓦の連打だけど。バックの鬼瓦は剽軽者だけど。
と、思うのは早計だった。そのバックには、しっかりクエスチョンマークが控えていた。
こちらが本堂かな。
やはり関西では見られないものが見られるなあ。次は慈観寺へ。
虚空蔵菩薩がいらっしゃる虚空堂。中には入れないので、外からお参り。
読めないのがかなしい。
菱形に透けた壁がすてき。
そして新鮮。
内側から見てみよう。
黒松と赤松が根本で絡み合う「夫婦松」。松とはいえ、なかなかにエロチックだからこそ、御利益がありそう。