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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「とんまか雛通り」を歩く。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

お寿司屋さんを出てしばらく歩くと、ちいさなスーパーの外壁面に、無人野菜販売コーナーがあった。

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馬のイラストが目印だ。

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農家直売、しかも無農薬、そしてほぼ100円。

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もうお昼過ぎだから、めぼしいものは売り切れているらしい。

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究極の信用販売だ。電車の不正乗車はあっても、直売野菜の不正取引はしない、という空気感がある。

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そのあとにも、「粉河寺縁起絵巻」の案内版は続いていた。

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「とんまか雛通り」にふさわしい、ショウウインドウの飾り付け。これは昭和の雛人形っぽい。子どもの頃、見た感じの段飾り。(親元が?)裕福なおとなりの家には、こういうのがあった。わが家はゆで卵や折り紙のお雛様だったが、それはそれで充分満足していた。

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昔ながらの立派な日本家屋が出現。

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堂々たる商家の佇まいだ。

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しばらく行った先には、ナマコ風腰壁の蔵屋敷があった。かつては、よほど栄えた門前町だったことが偲ばれる。

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繊細な鶴の瓦が床しい。

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白壁の蔵のとなりには、

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装飾タイルがびっしりと張られたビルがあった。f:id:simikonokobeya:20170419092946j:plain

立派な建物が寂れている様子は、ちょっと物悲しい。

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さあ、聖地の結界へと渡る橋にたどり着いた。景観から浮き上がるほど赤いけど、たしか永源寺もこんな感じだった。

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向こうのこんもりとした杜が、粉河寺につづく神社なのかも。神仏習合の名残が濃厚そうだ。

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門前町には和菓子屋さんが付きもの。いかにも「お饅頭屋さん」的素朴さがうれしい。店内の半分は段飾りに占められているが、平素はここでお菓子を食べられるのかも。「笑顔堂」という屋号も、シンプルかつ昭和っぽくていい。

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