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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

さよなら和歌山

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 行きとは違うルートでと思い、諸堂のある道を隔てた小径に入る。

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すると、まるで降る雪のような、優美な桜の精みたいな枝垂桜に遭遇。この奥に秋葉権現さまのお社があるらしいので、秋葉さまのお引き合わせだね。ぎっしり花のついた桜も綺麗だけど、この花の付き方は絶妙なバランスで夢をみているよう。青空ともマッチしている。

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向こうの竹やぶとのコラボがまた美しい。歌舞伎の雪が舞う舞台みたい。

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小径を抜け、鳥居をくぐり赤い橋を渡って、向かいのお土産物屋さんの店頭で並ぶ柑橘類を眺める。柑橘好きの私がどれにするか悩んでいたら、呼び込みの元気なおばさんが、「3袋で千円にしてあげる!!」とのたもうので、すっかりその気に(笑) 「せとか」(甘い!「蜜柑のとろ」というポップがついていた)、「はるみ」(ジューシー)「日向夏」(さわやかで香りがサイコー)を買って、リュックがパンパンになった。しかもずっしりと(汗) 

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そんな重いリュックというハンデを負って、向かう先は駅向こうの粉河郵便局だ。でも道中はなかなか楽しかった。マップで確認済みではあるけど、お土産屋のおばさんにも、郵便局への道順を念のため教えていただいたから、安心だったし。

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あっ! 柿の葉寿司のお店だ! 柿の葉寿司には確か、鮎寿司があったはず! と喜んでお店に向かったが・・・定休日でした(悲) 

・・・いいもんね、京都の近鉄京都駅の売店に柿の葉寿司のお店があったから、そこでまた買うもんね。と思っても、ショックを隠しきれない。

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信号待ちをしていた角のスナックは「高校下」という、バス停のような地理的に分かりやすい名前だ。きっと粉河高校の先生方、職員さんたちのたまり場だ。

ちいさな踏切を渡り、細い路地を歩く。菜の花が満開。

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踏切から予想以上の距離があったが、めでたくちいさな郵便局にたどり着く。

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 粉河寺庭園と「はっさく」の図案がキュートだ。

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せっかくの和歌山なので、南方熊楠の切手シートも購入。

 

急いで駅に向かう。電車に乗り込む前にトイレにも立ち寄らなくちゃ!とギリギリにならないように、小走りで。途中「かき・もも研究所→」というシンプルな案内板があって、研究所にしてはひらがなの柔らかいネーミングだなあ?と気になったけど、のみこんでスルー。さっき調べてみたら、ちゃんとした研究所でした↓

果樹試験場かき・もも研究所|和歌山県ホームページ

 

駅に到着。改札を入ったところにトイレがあって、これがもう最新式できれいで、ペーパーが模様入り!! きれいなトイレは増えたけれど、模様入りのペーパーがある駅のトイレは初めてだ!! 次発電車の案内板もなく、今までみたどの駅より充実してないけど、トイレの充実ぶりは今までで一番だ。ホームのベンチも間伐材らしき丸太で作ったチャーミングなものだった。

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では、この青い電車で和歌山へ出発! 

30分後、和歌山に到着。20分ほど乗り継ぎの時間があるので、改札を出てみた。途中下車できるから、青春18キップは楽しい。駅スタンプを押したり、駅中でお土産物を買う時間はあったのだ。鮭の柿の葉寿司と蜜柑ポン酢を購入。

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駅階段。余すところなく、使えるものはなんでも使ってのPR。

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またのお越しをお待ちされつつ、大阪駅経由でオール着席してほどよい時間に帰宅。もちろん晩ご飯は柿の葉寿司だ。