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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

浄瑠璃寺へ

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有り難いことに次のコミュニティバスまで時間がたっぷりあったので、駅からほど近い京都山城加茂郵便局に立ち寄り、風景印をいただく。国宝・浄瑠璃寺本堂と、重要文化財・吉祥天立像の美しいデザイン。

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ついでにマンホール蓋も採取。町の花のアジサイ、町の木の松、特産品のお茶の葉と椎茸をデザイン。

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 駅を通り抜けて、反対側のバスターミナルへ行き、コミュニティバスに乗り込む。乗客は初老のオジサンとふたりきり。次の行き先は浄瑠璃寺だ。

 

が、もうすぐ2時になろうというのに、お昼を食べていないのでハラペコ。こういう事態を見越して、ナッツ入りのチョコを持参していた。バスでムシャムシャと欠食児童のようにむさぼった。

バスはあっという間に山の中に入り、S字カーブの道を走る。山の中をどんどん入って行く。なるほど、こんな場所は観光客しかこないよねえ。滋賀県でいうなら、ミホ・ミュージアムを目指してバスが走るようなもんだもの。それで400円は安いよね。これ、1日乗車券を買っておけば、さらにお安かったのに・・・残念だ。

 

しかーし。浄瑠璃寺に到着して下車したら、おもわずそそられる食堂があった。チョコを食べたにも関わらず、カフェテラスのようにオープンなつくりな上、お値段も店先に提示してありお手頃なので、ふらふらと入店してしまう。席に着くと風が抜けて、緑が見渡せて、時間帯が時間帯だけに人影もまばら。とても気持ちがいい。こぎれいな大衆食堂風な、私には願ってもないお店だった。

 

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ちょっと考えて「山菜うどん」を注文。だって、いままさに、シーズンよ、山菜の!

 

という私の読みは、見事に当たった。蕨もタケノコもビニールパックの水煮じゃなく、ちょっとまえにこのあたりで獲れました、という味。こんな美味しい山菜うどんを食べたのは初めてじゃわい♪ もちろん空腹は最高のスパイスともいうけれどね。

 

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浄瑠璃寺は観光地らしく、お土産物屋さんも並んでいる。行き交う人も、普通の京都の観光寺院なみに多い。生け垣の参道を歩いて行く。

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この奥にお蕎麦屋さんがあるらしい。鄙びた風情がなんとも。うう〜ん、もうおなかいっぱいだよ。

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ほうじ茶アイスから甘酒から赤紫蘇ジュースまで、各種取り揃えております。あっ、帰りに時間があったから、ここに立ち寄ればよかった! って、今頃思いついても・・・(汗)

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とにかく山城の風景は、片っ端から気持ちがいい。

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そうか、当尾地区は奈良の興福寺の別所だったのか。やっぱり奈良の文化圏内だったんだ。このあたりは石仏の宝庫で、「笑い仏」「眠り仏」などと呼ばれる石仏や磨崖仏などもあるらしい。

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門までたどり着きました。お地蔵さんが両脇を固めてらっしゃる。

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守りを固めていらっしゃるので、お地蔵様にしては、お顔は少々険しい。

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では、おじゃましま〜す。