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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

一橋大学 附属図書館

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この威風堂々たる図書館は、1930(昭和5)年6月竣工。伊東忠太門下の文部省建築課設計陣の手による。

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門下といえど、伊東忠太の息吹はそこここに。アーチと不思議な生き物たち。

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肉眼ではわからなかったけど、カメラをズームすると、スクラッチタイルの様子も、鳥らしき生き物も確認できる。

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入り口の上には、門番のようなペアの生き物たち。地獄の犬かしら?という不穏さだ。

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ほとんどの窓や入り口はアーチになっているんだ。

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そして、窓を分ける柱?などにも装飾が。

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窓ガラスにも模様があるけれど、もしかすると内側から見たらステンドグラスになっているのかも?

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デーモンっぽい顔のようにも見える装飾。灯りには角か生えている!?

 

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ズームしてみました。やっぱりなんだか怪しげ。


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図書館の入り口もアーチで、クリーム色の壁面が素敵。大理石をはめ込んであるのだろうか?

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ドームになった天井から下がる灯りも、上品で素敵だ。素敵だけど、やはりツノ、もしくはトゲが(汗)

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柱に、覗き見してるみたいな不審者を発見。

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シンプルかつ上品な返却ポスト伊東忠太氏は一見オーバーデコラティブなひとのように思えるけど、ちゃんと引き算もわきまえてる。返却ポストの舞台裏は大変な惨状なのだけど(できれば返却カウンターに返していただいた方が、本にとっては幸せ)、せめて表側だけでも凛とした佇まいでないとね。