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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

三澤家は耐震工事中。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

鈴木家向かいの井岡家は、屋号は油屋だけど、線香屋さんに商売替えされた。

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こんにちはぁ〜。

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ここに座りたくなる気持ちもわかるけど、歴史的建造物は取り扱い注意なのだ。

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中から外を見たところ。

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格子戸から、通行人に声をかけたりもできそう。線香の香りも届けられそう。でも江戸時代には、伽羅や白檀の香りは高嶺の花だったろうし、今みたいにバラやお茶の香りはないだろうし、仏壇用オンリーだったろうから、ちょっと抹香くさいかな。

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さて、次に行ってみよう。瓦屋根つきの門がある。

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内側は割合質素だけど、植え込みがきれい。

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んん? しかし、この銀色の手すりのようなものは?

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お子様たちに向けての案内で、耐震補強の工事中だと判明。

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なんと! 民家の下半分がない!! 屋根は板張りで石の重しでごろごろだ!

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これは貴重な光景だ! 解体工事中の民家を見学できるなんて! と大興奮状態。

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しかし、こんなに大きな石が乗った屋根、初めて見ましたよ! 板葺き自体、見たことがないかも。でも確かにご近所にあったトタン屋根の家は、石が乗っていた記憶がある。

 

カッパのキャラクターは「みんカッパ棟梁」(脱力系シャレネームだ)というらしい。彼が免震や耐震などの説明をわかりやすく図解してくれている。

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それぞれの良い点、悪い点などもピックアップしていて、わかりやすい。かな?

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そもそも三澤さんは長野県の伊那で、もともとは組頭をしていた農家。江戸時代に宿場で薬屋さんをして成功したらしい。農家から薬屋へ。士農工商だから、身分的には下がるわけだけど、やはり農家よりずっと儲かったみたいね。

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板葺きに乗る大きな石は、何度見てもダイナミックだ。

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良材に恵まれている土地柄だから、茅葺きではなく、板葺きなんだね。

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ううう〜ん! すごいなあ、この光景!! まさに空中楼閣。

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裏門から退出。

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裏側は、こんな風になっているんだ。ちょっとイギリスのパブみたい。チェンバーっていったっけ。

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樋の先には、ビニールチューブが接続されて、水を逃がしてやる。

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興奮のあまり写真を撮りまくる私。なんか、かっこいいんだもん!

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足場には、資材や鉄筋がいっぱい。どうもご苦労さま、どうぞお気をつけて。

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いや〜、すごいものを見せてもらいました〜!

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興奮覚めやらず、振り返っては写真を撮る私。

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少しアップダウンのある山の道を歩きます。道ばたには、いろんな石仏が並んでいた。

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