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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

猿丸神社から禅定寺へ

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青紅葉に感嘆しつつ、鳥居をくぐり裏参道の階段を下りる。

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みごとな別世界だ。

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一本だけ、赤い紅葉があった。年中あかい「ちしおもみじ」だろうか。

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真っすぐに立つ杉か檜の下には、鮮やかな緑色のシダの葉が、目一杯腕を伸ばしていた。

f:id:simikonokobeya:20170707133202j:plain駐車場に戻る一行。次は禅定寺(ぜんじょうじ)だ。今回のツアーの目玉である。

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禅定寺前で下車し、階段を上る。ここは平板に見えるけど、その割にはけっこう石段があった。

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まず最初の門をめざす。

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すてきな書体で石に彫り込まれた寺号。

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雑草は取捨選択されているような、自然でかわいらしいアプローチだ。

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やっと次の仁王門に到着。サツキの咲くいい季節だ。

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下から見たときはそうでもなったけど、案外高い。

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禅定寺は、平安時代藤原兼家藤原道長の父。関白・太政大臣)の帰依を受け、東大寺別当を務めた僧・平崇によって10世紀末に創建。当時は東大寺の末寺だったが、後に宇治の平等院の末寺となり、江戸時代には曹洞宗の禅寺となっている。

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山号は補陀洛山。

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丸瓦は、禅定寺特注品。でも禅定寺って三文字なのに?  もう一つ禪の字が入っていた。「禅寺」ということなのかな? そういえば、座禅のできるお寺だったっけ。

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巨大なわらじがあるということは・・・仏像ファンならご存知、仁王さまへの奉納品。仁王さまにわらじを奉納すると、足が丈夫になるご利益があるといわれている。

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わらじは奉納できないけれど、足は丈夫にしてくださいませ!! と、厚かましいお願いをする。

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よろしく!! と念を押しておく。

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こちらの仁王さまにも!

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たのんます!!

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こちらは南北朝時代五輪塔

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昔は京都と奈良と滋賀県と三重(伊勢)を結ぶ交通の要所だったんだろうなあ。いまはとんでもない僻地と化しているけれど。

でもだからこそ、守られている物もあるのかもしれない。