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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ムシトリスミレ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

今朝、「ひよっこ」が終わってからちょっと油断して、「あさイチ」を連続で見てしまった。食虫植物について特集されていたから。最近女子の間で人気なんだとか。

 

我が家ではとっくの昔にブームがきて、とっくに去ってしまったよ。もう10年ほど前だ。それも人気第1位のウツボカズラちゃんをペットにしてたし。蚊を食べてくれることを期待していたのに、ちっとも虫を食ってくれないので、わざわざ小さいのをつかまえてウツボ?に落としていたっけ。

紙魚子の小部屋 - 2006年4月24日の記事一覧

 

そんな特集を見て、昔のことまで思い出して、隣町まで用事にいったついでに国道沿いの道の駅に立ち寄ったら・・・いましたよ、食虫植物が。

 

それもひどく可憐な、楚々としたのが。その名もムシトリスミレ。スミレちゃんです。

 

朝から脳に「食虫植物」とくっきり刷り込まれていたので、即買いでしたよ(単純)

 

楚々として薄幸そうで、薄命そうな植物だなあ・・・と思っていたけど、車に積んで家について袋から出したら、大惨事になっていた。

 

なんと花と葉っぱが分離してしまっていた(大汗) 車が揺れた拍子に荷物がずれてムシトリスミレちゃんを圧迫してしまったらしい。

 

いきなりこれかよ〜。まあ、でも、この茎の細さならいたしかたないか。

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こんな感じにして、台所に置いてみた。(ほぼ実物大)

 

晩ご飯のとき、H氏に「あさイチ」で、花はかわいいのに、根っこで地中の虫を食う食虫植物があるねんて、という話をした。(ウサギゴケというらしい)

「実は今日、食中植物買ってきてしもた。ムシトリスミレっていって花はスミレやけど、葉っぱは虫を食べるねん」

「恐ろしいやつらやな〜。男の敵やな〜。あんたみたいやな〜」

 

それはもしかして、私がかわいらしいということなのか?と内心喜んだが、もちろん口にはしない。彼のいわんとしているのは、別のアングルであることも知っているのだ(笑)

 

で、ゴハンのあと台所でムシトリスミレを見つけたH氏は、

「なに、このかわいらしいの」

「さっき言ってたムシトリスミレやで」

 

おもわず吹き出すH氏。

 

「ぜんぜん見かけと違うやん。おとなしそうな顔して・・・」

「きっと親から、殿方に対しては、ア〜レ〜ってはかなげに言うようにって躾けられたんやなあ」と、感心していた。食虫植物、おそるべし。

 

おとなしそうに見える女ほど、実は見かけによらない、かも、という教訓でした。

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