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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

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南山城の仏に会いに行く。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

以前、京博でステキな「南山城の仏たち」をみたことがある。

紙魚子の小部屋 パート2(2009秋〜) - 2014年5月17日の記事一覧

 

これは、いずれホームのお寺までいかねば、と思っていた。でも「いずれ」っていつだ?とばかりに、ずるずると日々を重ねてしまった。

 

ところが、先日京都に行った折りに、必ず立ち寄る観光案内のパンフレットケースに、南山城の寺院の特別公開(御開帳)やボンネットバスで行くツアーなどのパンフレットを見つけた。浄瑠璃寺の吉祥天がババーン!と表紙になっているので、思わず手に取ってしまったのだ。とりあえず持って帰り、家で熟読する。

 

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最初はバスツアーで・・・と軟弱に考えてしまったが、そのプランによれば各寺院には、それぞれ30分しか滞在できないことが判明。

 30分・・・それは却下せざるをえない。これは自力で行くしか無いだろう。たとえ苦肉の策で一部タクシーを使っても。(急な坂道があるらしいので。タクシーを使うなんて負けじゃないか・・・と思っていたけど、いやいや、大正解でしたよ。料金も千円ちょっとだし)

 

京都だけど奈良にほど近い木津川市加茂町なので、さすがに遠い。それでも短い御開帳期間に予定をねじこんだ。ホームの寺院内で見る仏さまたちは、ゆるりと寛がれているのかも。

ターゲットは、海住山寺浄瑠璃寺岩船寺だ。

 

今回もバスの本数の少ないわびしい場所なので、計画的に行動せねば!(もちろん実際は自分のいつもの気まぐれに裏切られたのだけど、最終的な帳尻は合ったから、よし)

 

先ずは京都まで。そこで電車を乗り換え、30分強の電車の旅をして木津まで。もう一度電車を乗り換えて6分で加茂に到着。トータルで1時間半ほどだ。

 

という予定だったのに、木津での乗り換えで、中途半端に時間があったので、途中下車し徒歩で行ける郵便局へ行き、風景印をせしめた(場所と風景印の有無は予習済み)。

ついでのマンホール蓋の、木津川上荷舟のデザインも。

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しかし、中途半端な時間なのにダッシュもせず、のんびり歩いていたので、当然のことながら電車を2本見送ることになった(汗) 

仕方ない、駅の写真でも撮るか。ぱちり。

 

しかし、斬新なデザインだ。この流線型は、木津川の流れをイメージしてあるらしい。また、木材の流通で栄えた町の歴史を表すため、随所に木目調のデザインを取り入れている。(木津駅のWikiより)

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 ここで早くも30分のロスだ。

 

でも当初は最初のターゲット「海住山寺」へのアクセスとして、バスと徒歩の山登りで短くても45分かかる計算だったから、タクシーで10分程度で行けるとして、予定を凌駕する時間に到着できる。実際のところ、駅前のタクシーは出払っており、電話で呼ばなければならなかったので、待ち時間を含めると、トントンかもしれない。

 

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海住山寺までの山道は、急なんてもんじゃなかった。

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途中は車が1台がやっとの細い道だし、少し広くなったかと思えば、タクシーの中から見るだけでもドキドキするようなヘアピンカーブだ。ヘアピンというからには、S字ではなくU字である。

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それも急勾配のカーブだから、歩きも辛いが、車でも怖いくらいだった。

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帰りは徒歩だったが、途中30代くらいのお兄さんが、大汗をかき大苦戦で登って来られたのを見て、やはりタクシーは正解だったと思い知った。

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キレイな壁のつづく入口だ。

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いよいよ境内に。

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