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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

宝積寺は3回目。

お弁当のあと自由に室内を見学し、スタッフの方のコメントを聴いたり、写真を撮ったり、書籍を買ったりして、それでもなお名残惜しく聴竹居を後にした。この建物に魂を奪われた人たちは、傘やカバンを忘れるといううっかりをしでかす。うっとりでうっかり。 …

起死回生の聴竹居

今日はブログ記事を書くため、ウェブ上であちこち調べている時に、たまたま発見した新聞記事の話。今でこそ建築の素人にも知られるようになった聴竹居だが、ほんの少し前までは、竹中工務店の社員ですら知らない物件だったらしい。しかも老朽化が激しく、解…

聴竹居弁当♡♡

実は聴竹居の外で林先生の説明を聞いていたときから、空腹を感じていた。いつものおでかけより、ずいぶん早かったので、家事をしながら食べるという朝ご飯だったから。 聴竹居のことをネットで調べ始めたとき、「聴竹居の特製弁当はうまい!」という記事が頻…

聴竹居 玄関

最後になってしまった「玄関」。ここは家に入って最初に目にする場所なので、藤井さんはホッとするような場所を目指したような気がする。他の部屋より、デザインもリズミカルで可愛いみたい。 まず外側から。 (写真は、とんぼの本『聴竹居』平凡社 より 以…

聴竹居 客間

応接間というと、ソファのセットやシャンデリアや高級洋酒のボトルが飾られた飾り棚のある、家の中でもゴージャスな部屋を思い浮かべてしまう。 私の子どもの頃はちょうど高度経済成長のまっただ中だったので、応接間をつくるのが大流行りだった。そのときの…

聴竹居 食堂&台所

居心地よく暮らすための細かな工夫は多彩にあるけれど、デザイン的にはシンプルシックな聴竹居の中で、ひときわ大胆で斬新な意匠が見られるのが「食堂」、ダイニングルームである。 どこがっていうのは、一目瞭然。下の写真は食堂から居間を見た所。入口と対…

聴竹居 読書室

藤井さんが心血を注いだのは居間や縁側だと思うのだけど、私とれんくみさんが一番盛り上がったのは、読書室(勉強部屋)だ。藤井さんにはお嬢さんがふたりいらっしゃったので、ふたつの勉強机が縁側に向かって並び、お父さんの藤井さんの机も、少し離れた窓…

聴竹居の居間と縁側

さすが建築体温の高い集団なので、入った早々、みなさん顔を輝かせて熱心な観察に余念がない。林先生は興奮さめやらない一同を満足げに眺めつつも、まずは説明ということで、ひとくぎりしてから一旦居間に集合をかける。 写真は撮り放題なんだけど、ネットに…

ついに聴竹居!

このツアーのタイトルは「錦秋の旅」だったが、滋賀県よりは紅葉が遅れているようで、残念ながらモミジはなかば青い。 山の中に入って行くので、階段を上がったり、坂道をのぼったり、途中なかなかキツイ場所もあった。が、まだ雨は降っていなかったので、な…

境界線♡

次のポイントは、聴竹居にいく途中にあった。日程にはない場所である。「ブラタモリ」みたいな感じの、オン・ザ・ロードな面白ポイントだ。 これより東、山城の国。現在で言えば、京都と大阪の境目である。 このなんの変哲も無い山からの水の流れが、国境と…

離宮八幡宮(続)

ということで、林先生に話はバトンタッチされ、室町の頃は荏胡麻独占で巨万の富を得た上、八幡宮という神様をバックに従えていたため、お上も一目置く山崎のひとびと。だからその地にある離宮八幡宮には、権力者からの文書(もんじょ)なども300通ほど残…

離宮八幡宮

妙喜庵から見下ろす場所に、次なるポイント「離宮八幡宮」がある。 まずは本殿にお参りをしてから、社務所にて宮司さんと林先生のお話を聞く。そのあと、神社に伝わる歴史的に貴重な文書を拝見する。という流れだ。 由緒をたどれば「離宮八幡宮」は、平安時…

妙喜庵/待庵 (続)

仏間の書院からつづく庭に面した縁側が、ゆったりひろびろで、ここにいるとうっかりのんびりしてしまいそう。庇も長い。長い縁側の先にも、一段低く小振りな縁側も付いていたので、よけいに広く感じたのかも。 縁側を降りて、用意されているツッカケをはき5…

妙喜庵/待庵

当日、電車で傘の忘れ物をするというアクシデントがあったものの、降車駅ですばやく対処したので戻って来る確率は高そう。いまのところ曇りなので、傘の出番はない。そしてなんと傘の他にポンチョも持って来ているという、セーフティネットが万全なふたり(…

ハイグレードなウォークツアー!

夏の終わり頃、日本の名建築の写真集を図書館で借りて見た。富士屋ホテルやレイモンペイネ美術館など、気になる建物いくつかの中で、近場な物件も発見した。何度も行った京都の山崎にある物件である。 「聴竹居」という、藤井厚二さんという昭和の建築家さん…

晩秋の薔薇

花緑公園の奥手にある薔薇園ゾーンを巡ってみた。薔薇の名前プレートを確認しながら、花を愛でるのは楽しい一人遊び(ふたりでも盛り上がる)。 さて、これは? こんな陽気でフレンドリーなプレイボーイなら、大歓迎(かも)。 儚げな風情は深窓の令嬢。 こ…

最後の秋を見に行く。その3

これも入口付近にあった可愛い実。 名前はたしか「サルココッカ」だったかな。 さて、アーチのそばのこれは何でしょう? バレリーナさんです。薔薇の実ですね。 ライトな松ぼっくりのような実は、クマシデ。 シーズン的には紅葉がハズせない。 もちろんあり…

最後の秋を見に行く。その2

カフェの反対方向は、こんな風景。 木の葉もすいぶん落ちて、「冬枯れ」という気分。でも、あたたかい(笑) 空はあくまで青く。 紅葉の映える事と言ったら! 風が吹いたら、カラコロと音のしそうな実をつけた樹や、 常に緑をキープしているクスノキや、 背…

最後の秋を見に行く。その1

今週、行こう行こうと思いながら、なかなか出かけられなかった花緑公園にやっと行って来た。通り道には「銅鐸博物館」もあるので、帰りに立ち寄れ一石二鳥。 車でお買い物にでる距離よりちょっと遠いくらいなので、子どもたちの小さい頃は、しょっちゅう出か…

家のまわりをめぐる。

朝のうちは、雨に濡れた植物たちが綺麗だった。立冬も過ぎ、色づく木の実たち。 たわわに実る南天。 さくらんぼのように可憐な万両。 ↑サツキの植え込みに隠れて、こっそり実った蔓植物ビナンカズラ。これ、山野草としてとても欲しかったものなので、自生し…

合同読書会

毎年の11月の(私的ビッグ?)イベントが終了した。子どもたちの母校のPTA活動の一環である読書会と、そのOBによる読書会が、合同で行う読書会である。ぐっと年齢層に幅ができるので、読み方や意見にも幅ができ、いつもとはまた違う豊かさがある。 双方に…

演技力は健在なり!

先日、2週間のマンション生活と学園祭の諸々を終えて、日常に戻ったKちゃんに、今年の学園祭はどうだったのか聴いてみた。 うまいこといった? 「うん、気持ち悪いくらいトラブル一個もなかった。逆にトラブルの経験ないから、来年の実行委員はノウハウ無く…

郷土愛で購入!?

雨の日曜日。 午後からH氏の提案で、八日市図書館2Fの本のリサイクルショップ「ぶっくる」さんへ、夫婦で本を買いに行く。 雑誌「あまから手帖」や「ダ・ヴィンチ」BNとか「果実酒入門」とかに混じって、島村洋子さんの「てなもんやシェイクスピア」(単行…

シャレコーベ・ミュージアム!

新聞記事でみたいものがあったので検索しているとき、出会い頭にぶつかった記事に驚愕した。 なんと頭蓋骨をテーマにした博物館があったのだ。しかも私設博物館。 じつは私設の施設は、なにしろ自分でコレクションを公開したい!というくらいの情熱を傾ける…

パテ・ド・カンパーニュをつくる。

NHKの番組「きょうの料理」で「パテ」をつくるらしいというのを、テレビ欄に発見したので、録画した。後日しっかり観てから、ネットでレシピをプリントアウトし、家族みんなの帰宅が遅い本日、作ってみた。 全行程は3時間かけて作った。しかし内1時間は、…

東村アキコ「かくかくしかじか」を読む。

「浦沢直樹の漫勉〜東村アキコ〜」というのを見た。9月の末くらいにあった番組を撮っておいたのを、10月上旬になって、やっと観たのだ。 「浦沢直樹の漫勉」という番組は、ひとりの漫画家さんの仕事の現場に密着取材し、その録画映像を浦沢さんが取材され…

かえりみち

近江町図書館のとなりにある「近江はにわ館」で開催中の「寺宝展特別企画展」に立ち寄る。H氏が新聞で知ったらしく、サプライズでつれていってくれたのだ。江戸時代の干支の仏像の彩色が鮮やかに残っていた。その仏像はどの干支の仏像かわかるよう、馬頭観音…

さざなみ古書店

一応地図はプリントアウトして、おおよその場所はわかるはずの「さざなみ古書店」へ。車が入れる場所ではないので、一旦車を出て、長浜を歩く。 たしか曳山博物館のちかくなんだけど。 長浜といえば秀吉。秀吉といえば千成瓢箪。 この日は冴えていたH氏が、…

まず木之本へ

日付は遡り、10月31日のこと。 H氏が、木之本に醤油買いにいこ、お昼は「福田屋」さんで「ひねどりの鍋焼きうどん」食お、と言ったので、私はオープン当初から行ってみたかった長浜にある「さざなみ古書店」に、途中立ち寄ることを提案。 そのあとサプラ…

久々の「ヴォーリズデー」。

今日は子どもたちの通った学園のお祭り、「ヴォーリズデー」があるので、夫婦連れ立ってのぞいてきた。 FBフレンドの方々にも複数名お会い出来たし、懐かしい人たちにも。かつて子どもの同級生だったお母様が、下のご兄弟のPTA役員として現役でがんばってお…