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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら夏休み

Kちゃんの高校3年生の夏休みは、すでに終了しているが、この夏休みは私にとっても、最後の夏休みだった。 子どもがいるからこそ、人生で複数回夏休みを体験することができた。自分の夏休みと、子どもたちの夏休み。 大学生も夏休みはあるけれど、もうさすが…

『戦争がはじまる』

いつも読みかけで感想を書いてしまい面目ないのだが、いつ読み終えるのか、そもそも読み終えることができるのかもわからないので。 3日前に福島菊次郎さんのフォトルポルタージュ『戦争がはじまる』を、元職場へ借りに行った。やはり誰も借りていない。マイ…

神のお赦しを。

2ヶ月ほど前に、よく通る道で気になる「聖書の言葉看板」を見つけたのだが、さっと車で通り過ぎたので、そのときにはアバウトな位置と、アバウトな色彩と、「聖書」という文字しか確認できなかった。 「聖書の言葉看板」とは私が勝手に名付けたが、東近江市…

過ぎ行く夏

8月に仏壇に備えるのは、例の派手に着色した蓮だの菊だののお干菓子だ。お盆だからと「前例に従った」のだ。あるいは「皆と同じに」無難にまとめたというか。「前例」って自分で作ったんだけどね。 でも、のちのち食べる気にはならないし、安っぽいし、ホン…

ゲバラ、おります。

いつもチェックしているエンタメノンフィクション作家の高野秀行さんのブログに、見過ごせない映画評が載っていた。記事のタイトルは『日本のゲバラ、ここにあり』。 映画は長谷川三郎監督のドキュメンタリー映画『ニッポンの嘘』。今年で90歳になるという現…

河童祭、終了。

最盛時には、お漬け物にしてさえ、ほとんど食べきれず配って歩いたキュウリもシーズンが終わり、先週H氏が抜いてくれた。 ウチではKちゃんしか食べないトマトも、珍しく今年は大豊作で、巨大な実を日々つけてくれた。私は今年ふいにトマトが食べられない人に…

すいかの味

先日H氏に「奥目の八ちゃんの西瓜はうまかったか?」というメールが届いたらしい。ちなみに「奥目の八ちゃん」とは往年の吉本新喜劇の看板スターだった故・岡八郎のことである。 一応彼にも結論は伝えたが、彼は「あまいもの」一切を食べないので、実際に西…

しろくろにゃー

お盆で帰省したら、猫たちがお出迎えしてくれた。実家は猫屋敷なので、少ない時でも3匹はいる。 故・桂枝雀は「笑い」で大切なものは 緊張と 緩和だといっていたが、 これは緩和というより、弛緩だな。 お出迎えしてくれたわりには眠り猫だったが、H氏はよ…

ビジュアルKATAGAMI

「カタガミ・スタイル」展の案内チラシ(京都展)↓ 図録は表紙が鯉、裏表紙が乱菊、メタリックな水色が涼しげ↓ 京都展は終了したけれど、次は三重県立美術館に巡回し、8月28日〜10月14日まで開催されます。滋賀県からなら日帰りできる場所なので、興…

KATAGAMI(カタガミ)!

そして、またぞろ小径に入って行く。♪知らない道を歩いてみたい♪ これは業だな。 お寺の裏手の路地。いかにも京都だ。 宝珠のついた屋根。色のあせた古瓦。魅力的な姿に抗えず、吸い込まれるように路地に迷い込む。 ちょっとマンガチックな「へうげ鬼瓦」。 …

腹ごしらえと腹ごなし

「あゆ」を買った日のメインは、先の日曜日まで京都国立近代美術館で開催されていた「KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン」鑑賞。 先日、友人のれんくみさんとお互いに「絶対、行きたい!!」と意気投合した企画展だったが、彼女の都合がどうしても…

鮎と西瓜の不思議な関係

ということで、鮎を食べに行くはずが西瓜購入に至ったのだが、先週の金曜日に、実は鮎も買っていた。 京都の美術館に行った帰り、私とベストマッチな和菓子司さん『平安殿』本店に立ち寄った。お目当ては、ずばり「あゆ」だ。 パッケージだけではわからない…

西瓜売ります・続

昨日の日記のラストは「おそすぎる!!」だった。 でも考えてみたら、いやまて、決して遅すぎない。まだ西瓜のシーズン真っ盛りじゃないか。お盆が明けたばかりである。折しも今日はあれから1週間後の日曜日だ。そうだ、西瓜を買いにいこう! ということで…

西瓜売ります。

近江八幡市の大中は琵琶湖を埋め立てた干拓地で、私が子どもの時から「大中の西瓜」はブランドだった。 いや、ブランドというより、夏の風物詩といった方が近い。 軽トラに西瓜を山積みして、私の住んでいた市の端っこの山麓の村までやってきてくれた。まだ…

広島で買ったもの。

今回の旅では、スーパー、コンビニ、キオスクという場所でお土産を買った。「お手軽三冠王」かもしれない。もともと日帰りの上、観光旅行ではなかったので、ふさわしいといえば相応しい。 旅先のスーパーはかなり楽しい。地域性が出て意外なものが売っていた…

盛り上がる旅

さて、いよいよ広島の旅も終盤だ。 「家の玄関にたどり着くまでが旅」といわれているが、この辺鄙な新幹線が止まるだけの駅と新幹線車中で、なんと私たちの旅は、まさかの大盛り上がりをみることになる。 その発端は、この駅前のベンチからだった。 夕方が近…

里帰り

「実家に帰らせていただきます」。 お盆の里帰りだけどね。しかもH氏同伴。夕方には帰る半日の里帰り。 きのうはお花屋さんで、お盆の仏花を買った。840円で蓮の花つき。安いかも。 8月も半ばとなれば、秋の気配も漂ってくる。実家にはまだ赤くなってい…

ついに広島風お好み焼きを!

「なにもない」東広島駅にバスが到着し、ほとんどがオープンキャンパスに来た高校生たちとその親たちが、「こだま」を待って狭い構内にひしめく。 構内の結構なスペースをお土産物屋さんが占めている。耳を澄ませば販売員二人(ひとりはベテラン中年女性、ひ…

リベンジをはかるも。

大学近くのお好み焼き屋さんはあきらめ、バス停に向かうことにした。 しかし東広島駅に戻るのではなく、最寄りの観光地らしき酒蔵の町、西条でリベンジをはかることにした。駅前に行けば、シエスタ、もとい、仕込みしつつオープンしているお好み焼き屋さんだ…

増税法案が火をつける。

「消費増税法案が成立した。」ではじまる内田樹先生のブログ記事が、たいへん面白いのでリンクします。この法案が内田先生の怒りに火をつけた!↓ http://blog.tatsuru.com/2012/08/11_1040.php 政治や現在の経済システム?への絶望と、新たな潮流への希望に…

広島はスペインだった。

今回の表向きのミッションはクリアした。しかも速攻で決着がついたので、めでたしめでたしだ。 さて、もうひとつの裏ミッション。 これは「広島でお好み焼きを食べる!!」というKちゃんの切なるミッションである。もしかしたら、こちらが本命だったかもしれ…

三拍子そろう。

目的地に到着。普段は1時間に2本のバスだが、臨時バスが出ているので、駅からでてくる人たちを追いかけて乗り込む。この駅で降りた人は、ほぼオープンキャンパス目的だ。バス停の前で学生さんが、オープンキャンパスのパンフを配布されていたので、いただ…

旅立つ新幹線

新幹線に乗ってどこかへ行く、なんてことは仕事以外では、まずなかった。子どもが小さいときに「経験として」1区間乗るとか、ホームステイ中のアメリカ人が「新幹線に乗って名古屋のパチンコをしたい」と言ったときくらいか。 特急電車は好きだが、新幹線は…

ずちなし旅(笑)

昨日は深夜に帰宅。もう笑っちゃうくらい、落とし穴だらけの広島日帰り旅。それでも私とKちゃんのコンビは最強だと、再認識した旅でもあった。 7時半前に家を出て、新大阪までいつもの新快速。京都からは余裕の着席。 家で朝ご飯を食べる時間がなかった私は…

立秋

相変わらず猛烈に暑いけれど、風はなんだか涼しげ。立秋だということで、なるほど暦の上では秋立ちぬ。でも曇り空がたまさか晴れたときの日差しは、容赦なかった。昨日は置き水が、お湯状態。 昨日はあまりの蒸し暑さに眠れないくらいだったが、今日は大丈夫…

遠征します。

突如、広島に行くことになった。Kちゃんとふたりで日帰りの旅。まさか3年生の夏に、オープンキャンパスに行くことになろうとは。 新幹線を使えば日帰り可能な場所なのだが、あまりの出費に頭がクラクラした。 いや、なにか安くあげるワザがあるはず。こうい…

夏空

ご苦労様にも休日出勤して、3時過ぎに帰宅したH氏が、洗濯物を取り込んだ後、「どっかいかへん?」と言い出した。 いい天気とはいえ、もうすぐ夕方やしなぁ。観光施設とか行っても、すぐ閉まる時間やし。苦し紛れに、 「風が強いし、琵琶湖の波打ち際で漂流…

水を撒く。

最近は体調も良く、順調に畑に出ることが出来るようになった。 夕方のやや暑さが和らいだ時間帯に、水を撒いたり、野菜を収穫したり、虫がついていないか点検したり、結構な時間を費やすことに。 とくに水やり。日中のかんかん照りの日差しは、地面をもかん…

カニちゃん!

お風呂の順番待ちのため、見るともなくみていたオリンピックのアーチェリー競技。 アナウンサーが暴走して絶叫するようなアツい競技は苦手だけど、初めてみたアーチェリーは、アスリートもアナウンサーも淡々としているところが素晴らしく、思わず見入ってし…

くらくらする夏

郵便局へ払い込みに行ったら、あたらしい夏の特殊切手がいくつも出ていた。 一目見て、くらくらするほどやられてしまった切手シートがある。故・谷内六郎氏の「季節の思い出シリーズ 第1集 夏」。 彼が存命で『週刊新潮』の表紙を描いていた頃から、つまり…