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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

美観地区をぶらぶら その2

一旦、アイビースクエアに戻り、館内の少しお高いレストランに入るかどうか、ちょっと迷った。でもせっかく素泊まりにしたのに、結局ここで食べると「負ける気がした」ので、負け惜しみに外へ出る事にする。 この選択、後悔したり喜んだりと起伏に富んだ「そ…

美観地区をぶらぶら その1

本町通りから美観地区へ。 このスタイリッシュな建物は、「倉敷公民館」! とても「公民館」とは思えないお洒落な佇まいだ。 なんだかジブリのアニメに出て来そうな、もしくは「いいちこ」のCMに出て来そうな風景。あのトンネルを車で通り抜けたら、「千と千…

阿智神社を目指す。

さきほど雨宿りしたアーケードから見た阿智神社が、なんとはなしに気になる。 すっかり晴れ渡った今も、誰もいないけど、思い切って階段をあがってみる。 大岩のご神体?の前に、ちいさな社が。なになに、御祭神は「八意志兼神(やごころおもいかねのかみ)…

美術と工芸を観る。

大原美術館で、まずお出迎えしてくれたのが、この絵↓ 児島虎次郎の《和服を着たベルギーの少女》。あまりの素晴らしさに、すっかり虎ちゃんのファンになってしまった。これを見られただけでも、大原美術館に来た甲斐があったというもの。 最初の方に、コロー…

大原美術館にて

蔦の絡まるかわいい入口から敷地内に入ると、向こうに若い人たちの長蛇の列!! えっ、大原美術館って、いま、そんなに人気だっけ? それとも地元学生の夏休みの宿題になっている?? と、一瞬パニック。 でも実は私も密かに参加したいと思っていた井上涼さ…

大原美術館へ

大原美術館に行く前に、まずは重くなってしまった荷物を置きに、宿泊する「アイビースクエア」でチェックイン。 建物は素敵だけど、宿泊する室内は、ほぼビジネスホテル。格安プランですから〜(笑) でもひとり旅だし、お部屋はフツーで充分。 それでも、大…

蟲文庫さん

本町通りには、やはり春にたまたま前を通りかかった古本屋「蟲文庫」さんがある。そしてやはり時間切れで、短時間しか滞在できず後ろ髪を引かれていたのだ。 お店の前にあるのは、店主・田中美穂さんの愛車だろうか? 彼女は自転車通勤なのだ。 私たちに続い…

えびす商店街から倉敷本町通りへ

さて、お店を出ようとすると、「白壁」の女性スタッフの方が出口までお見送りくださり、エレベーターを使う事を勧めてくださった。 「表通りから行くと日向になって暑すぎるので」と、親切にも裏通りのアーケードのある「えびす商店街」を通る事を提案してく…

まずはランチを。

倉敷駅で、このときが初対面だったけど、Jさんとはすぐに落ち合えた。さあ、1時だし、とにかくお昼ご飯だー! メインの観光地「大原美術館」は普段月曜休館なんだけど、8月は無休でがんばってくださっている。 大原美術館を最終目的地にして本町通りを歩く…

リベンジの倉敷へ!

今年の春、さんざん道に迷った末、1時間も遅刻してしまい、滞在時間が3分くらいしかなかった「つづきの絵本屋」さん。このリベンジは夏に必ず!と店主さんとの約束を果たすべく、またもや青春18キップで倉敷へ。 一泊して2回使っても普通運賃の半額。今…

ミュージックプラザな夏休み💖

今年の春、ラジオの番組改編で、リスナーにものすごく惜しまれながら終了してしまった、NHK-FMの「ミュージックプラザ」が4日間限定ながら帰って来てくれた♡♡♡ 10年続いた人気番組で、すっかり定着して安心しきっていたから、番組の消失には、日替わりのD…

「みっちゃん」へ。

Kちゃんの近況。 お盆シーズンにバイトのピンチヒッターで、友達のお母さんが経営している、ものすごく美味しい料理の出る居酒屋「みっちゃん」で、請われてバイトを2、3日することになった。 「酒飲み放題、賄い付き、可愛がってもらえるし、パラダイス♡…

風景印を求めてほぼ迷子。

せっかく京都シネマにきたのだから、またしても歩いて京都駅まで帰る事にした。いえ、烏丸四条から京都駅まで、郵便局のハシゴをしつつ、風景印ゲットが目的なのだ。京都駅周辺に、未採集の物件があるはずだ。 こんな暑い日に物好きな・・・と言うなかれ。京…

映画「団地」

リアル11日は、京都シネマへ「団地」を観に行く。 事前に予備知識がなく知らなかったので偶然だけど、「若くして死ぬ」と中身がセットになっていたのを、見終わって知り、ちょっと興奮した。「若くして死ぬ」は「逝ってしまった人」の、「団地」は「残され…

京菓子資料館

まるで先程のおさらいのように、辻子か小路を通って、郵便局へ風景印をいただきにいく。老舗の京菓子店「俵屋吉富」さんの近くだ。せっかくここまで来たのだから、通り道にあった「京菓子資料館」に行くことに決定。 「俵屋吉富」の社用車も俵の黄色が塗られ…

辻子を巡るラストウォーク。

古い塀沿いに、まだまだ歩く。 京都にはこんなお地蔵様の祠をよく見かける。なかにはお地蔵様ではなく、阿弥陀様とかの場合も、まれに見受けられる。 やっと塀の中に入れました。 和の建築の向こうには、洋風煉瓦作りの高い建築というアンバランス。この洋風…

辻子をめぐる。その2

後藤辻子は、室町幕府に使えた金工細工師の名がとられたもの。後藤家は、刀剣類の目利きにもすぐれた豪商で、金座銀座をまかされていた。そんな後藤家の名をつけた辻子。 「花の御所」と呼ばれた室町幕府ゆかりの地だから、「花の湯」なのか。それにしては、…

辻子(図子)を巡る。その1

京都の夏は猛烈に暑い。日傘の花が咲くメインストリート、「上御霊前通り」。 応仁の乱で焼けた御霊神社の境内に、人家が建ち並ぶようになり、その過程でできた辻子(ずし)が「御霊辻子」。 この年季の入った建物は、京大室町寮。もちろん現役。映画のロケ…

御霊神社 その2

御霊神社には、さまざまなモニュメントがある。 まずは「広辞苑」の編者、新村出氏の歌碑。 すっかり擦り切れてしまったこの石碑は、 江戸時代の国学者、神道学者、歌学者でもある富士谷御杖(ふじたにみつえ)の詞碑。 といわれても、知らんお方だけど。 こ…

御霊神社 その1

正面の拝殿。清々しい佇まい。ま、神社だからね。 絵馬殿もありましたけど、暑さのせいか観察を怠りました(汗) 瑞垣を巡らされている。御簾のようなものかも。畏れ多いので、間接的に見える配慮(作戦?)なのかも。 おお、あちらで参拝するようだ。 狛犬…

路地や辻子(図子) その1

次なる目的地「御霊(ごりょう)神社」に向かいつつ、小嶋先生に辻子(=図子/ずし)を案内していただく。 京都の道はいろんな種類がある。 「大路」は平安京など都の「条坊制」に則って作られた、いわゆるメインストリート。「小路」は「大路」に準ずる通…

相国寺 その3

庫裏(くり)「香積院」。禅院の庫裏(くり)に多い切妻妻入で、大きい破風や壁面が特に印象的。方丈と接続している。 文化四年(1807)の建立(伝)。 正面向かって左側にある大玄関は、明治十六年(1883)に二世国師の五百年遠忌に際して設けられ…

相国寺 その2

次は、重要文化財の法堂へ、 ぞろぞろと歩く一行。 法堂はハットウと読むらしい。もちろん建立当時ものは焼失している。 これは慶長10年(1605)、豊臣秀頼の寄進により、5回目の再建だ。 5回目の再建でも、国内での法堂建築では最古のもの。 次の目的地は…

相国寺 その1

相国寺総門より入る。 相国寺は、臨済宗相国寺派大本山の寺である。正式名称を萬年山相國承天禅寺という。 本尊は釈迦如来、開基は足利義満、開山は夢窓疎石。 足利将軍家や伏見宮家および桂宮家ゆかりの禅寺であり、京都五山の第2位に列せられている。(以…

ウォークツアー「蓮と路地と図子(ずし)」

例によって小嶋一郎先生のウォークツアー「蓮と路地と図子」に参加。同伴のれんくみさん、Nさんも、猛暑はげしい時期の京都のウォークツアーに、好き好んで参加を申し込んでくれた猛者である。 集合場所、烏丸今出川の地下鉄改札口には早めに到着したので、…

猛暑

ううう、今朝も暑い、あつすぎるぅ〜。 クーラー部屋に撤退して、今日は、アナログ時刻表と「るるぶ」片手に旅プランをたてよう。