風景印を求めてほぼ迷子。
せっかく京都シネマにきたのだから、またしても歩いて京都駅まで帰る事にした。いえ、烏丸四条から京都駅まで、郵便局のハシゴをしつつ、風景印ゲットが目的なのだ。京都駅周辺に、未採集の物件があるはずだ。
こんな暑い日に物好きな・・・と言うなかれ。京都の路地は神社仏閣に負けず劣らず面白いのだ。路上観察もでき、一石二鳥だ。
ということで、京都シネマのある烏丸四条からスタート。銀行やデパート、大型書店もある、都会のど真ん中だ。
ホテルの入口には、グリーン・ウエディングドレスのディスプレイ。
この目抜き通りを一筋入れば一転、炎天下なので人通りもほとんどない、路地裏のめくるめく世界に(笑)
イタリアンレストランのとなり、古めかしい看板のお店は、まさかのネイルサロンでした!!↓
「書道揮毫所」。
「字を書く専門店」という「ふりがな」あり。
ちょっと昭和な珈琲店。「豆堂」。
おなじく豆を扱う豆腐店。
看板も年代物で読むのもやっと(汗)
蔦の絡まる♪のはロマンチック・・・と思うのは大間違い(汗)
東本願寺近くの「中珠数屋町郵便局」で、風景印の一つ目を入手する。ここまでは、迷わず来られた。郵便局を出て駅に向かって歩くと、なんとも懐かしい一角が出現する。
おなじみ東本願寺。
東本願寺前よりのぞむ、京都駅前のシンボル「京都タワー」。街灯とセットで。
でもまだ帰らない。塩小路通りに曲がる。
しかし、土地勘がないので、地図があるのに迷うが、大きなマンションの前に郵便局のオレンジの看板らしきものが見え、がんばって歩くも、
なんと、お稲荷さんの鳥居だったとは!!(がっくり!) 地図ではこの辺なのに・・・。
角の果物屋さんのおじさんおばさんに助けてもらう。どうやら一筋まちがえたらしい。しかもたどりつくと、そこの郵便局には風景印はなかった(悲)
気を取り直して、もう一度京都駅とは逆に、東大路通り方向へ。地図に不安があったので、路上の郵便配達のお兄さんに訊いて「大仏郵便局」にたどり着く。
かつて豊臣秀吉が作った方広寺の大仏があった場所の近辺だ。大仏の4代目が昭和48年まであったそうだが、惜しくも焼失したらしい。方広寺は徳川家康が因縁をつけた「国家安康」の銘の梵鐘があった場所だ。大仏郵便局の風景印は、その梵鐘が図柄になっていた。大仏郵便局で、近くに風景印のある郵便局の所在を教えてもらい、そちらに移動する。
大仏殿の正面にあったことから「正面通り」と呼ばれる通りを歩く。後ろにあるのは、豊臣秀吉を祀る豊国神社。
七条大橋は何度も渡ったが、同じ鴨川に架かる「正面橋」を渡るのは初めて。渡りきってから左折し、次なる「七条米浜郵便局」に到着し、本日3つ目をゲットだぜ! さあ、京都駅へ帰ろう。
一見、民家かと思ったが、「博物館」の看板に気づく。
げげっ、外科医療器具の博物館ですか・・・。
字体も、こころなしかコワい。
京都駅前に到着しました。
本日の収穫です♪