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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

頭痛外来へ

今度はいつ巨大地震が来るのか?というのは、皆さんの最大の関心ごとと思う。いつ何が起こるのかわからないなら、今のうちに(準備)できることはしておこう、というのが人情だ。 同列にするにはあまりにちっぽけだが、私は次のノックアウトされる頭痛がいつ…

寒日に只おもしろき句集読む

先週の金曜日に見た『週刊ブックレビュー』で、とても気になった俳人、池田澄子さんの句集を読んでいる。これがたいへんよろしい。読んでいると、どうにも浮き浮きしてしまう句集だ。毎日を生きている日常のなかの、ちっぽけなディテールこそがとりわけ楽し…

『マリアビートル』読了

先週は確信犯的に読書の時間をつくり、伊坂幸太郎/著『マリアビートル』をガガッと読了した。快挙だ。 伊坂さん、大好きなのに、最初は読了できるか不安で不安で。 というのも、読み始めて初めて知ったのだけど、これ『グラスホッパー』の続編?じゃないで…

風向きをかえる。

午前中はばらばらと起床する家族の人たちが、ばらばらと朝食(!?)を食べるのでいつもよりバタバタ。Tくんも帰宅していたし。H氏が仕事で、しかもいつもより早くに出勤したので、よけいに。 それでも洗濯を済ませ、買い物にいき、お昼ごはんを食べさせて、…

読書の記憶の箱 その2

きのうの続きです。 昨日書いたように『小さい魔女』には、ちらっと「やきグリ売り」の人が登場する。本では「栗」ではなく、ドイツ風に「マロニ」と呼ばれていた。春雨もどきの「マロニー」も知らず(まだなかったのかも)、「麻呂に」というおじゃる丸言葉…

読書の記憶の箱 その1

きのうは、あまりに寒かったので、靴下を重ね履きした。さらに靴下カバーも。 それを脱ぐ時にふと、昔読んだ本のなかに「重ね履き」する話があったっけ、と思い出す。ええと。 プロイスラーの『小さい魔女』だ。大のお気に入りの、子どもの頃の蔵書だ。何回…

着手! 本棚整理。

とても寒いけど、いいお天気。 まだ病み上がりで、ぼんやりと過ごす素敵な午前中。 先週、居間の本箱の入れ替え作業を開始した。絵本を引き上げ、「食・住」関係の本を一段に集めてちょっと楽しい気分。ときたまその棚を見て、悦に入っている。 「衣」の本が…

悪循環をたちきるには?

私がベッドでゴホゴホしている間に二日経ってしまった。年賀状のお年玉くじの発表も済み、御澤神社の初おまいりの日も済み、『平清盛』第3回は見逃した(とても見られる状態ではなかった)。 1週間に二日寝込むというローテーションをなんとかせねば、とい…

コロッケ・ソング

♪コロッケだけしか作れない悲しい私に、ニコニコと食べてくださる思いやり・・・♪ と、かつて五月みどりさんが歌っていたが、コロッケって物凄く手間取る料理なのに、なんでよりに寄ってコロッケだけしか作れないんだろう? いや他の料理レシピを知らないの…

日記帖より:琵琶湖文化館

いまは残念ながら休館中だけど、20年前の琵琶湖文化館(大津市)は、夏休みには企画展もあり、水族館施設もありで、なかなか賑わっていた。 Tくんは大人しい男の子で、「する」より「みる」方がずっと好きだった。だから淡水魚の展示をしていた琵琶湖文化…

日記帖より:幼稚園バス旅行編

まだ20世紀だった頃の古いイラスト日記から。Tくんが幼稚園の頃なので、およそ20年前の話である。 幼稚園のバス旅行でのこと。 バスガイドさんは、幼稚園児たちと元気なコール&レスポンスで、順調に車内の空気を盛り上げていた。 すっかり和やかでいき…

祇園精舎の鐘の声

今週頭の話。 先日頭痛でさんざんへばって、やっと起き上がれるようになったのを見計らって、行きつけの小さな病院に行った。症状を記入して、受付で用紙を渡す。小1時間ほど待った後、顔見知りの看護士さんが、ひどく心配そうな顔で名前を呼んでくださる。…

さわやかな力業

『カーネーション』は、あまりにも重大なことを短時間でさらっと描いてしまうので、視聴者の想像力と行間を読む力が非常に試される。 だから、うっかりウェブ上の「みんなの感想」なんかで不平不満をつぶやいたりすると、知らないうちに自分のドラマ視聴力不…

回転抽選器と迷子

長い「明日」になってしまいました、すみません。2日間偏頭痛のためベッドで磔状態だったのでした。(その間、なんと22時間爆睡という離れ業もなしとげました) おかげさまで、やっと復活です。 「神戸」イコール、おしゃれなカフェ、上品なスイーツ、洗…

回転抽選器を携えて

またの名、福引きガラポン(ガラガラ)抽選器ともいうらしい物体が、なぜかわが家にはある。子どもたちが小さかった頃、ウチに遊びに来た子どもたちの間で、絶対話題になる物体のひとつだ。 いや、別に小さくなくても、こんなものがウチにあれば、そりゃあ話…

酒を求めて神様に遇(あ)う/その2

道を隔てて向かい側にも、古い神社仏閣らしきものが。 小さいけれど、瓦は立派だ。 鬼瓦アーップ! あ、シャチホコ! そのうえ二段の屋根つき門! ゴージャス!! ここには入れないけど、隣にもなにかあるぞ。 御手洗場の屋根に意匠が。 恋、いや濃い、いや…

酒を求めて神様に遇(あ)う/その1

成人の日にH氏が「この辺にあるらしい酒屋さんに行きたいんやけど」と、ネットの地図を見せてくれた。 近江八幡の最強観光地、日牟礼八幡宮とクラブハリエと八幡堀界隈じゃないか。そんなところに酒屋さんなんて、あったっけな? でもまあ、お天気もいいし、…

もののけには届かず。

もう昔の記憶のように思える第1回の『平清盛』。あまりの素晴らしさに呆然となってしまい、とても感想どころではない。って、清盛の産みの母、舞子こと吹石一恵さんが凄かった、というのは書いたんだけど。 今も耳に残るのは、清盛の父・平忠盛こと中井貴一…

甲賀流忍術もなか

油日神社に行くみちみちで見つけた楽しいもの、パート2。 甲賀に来るたび気になっていた甲南町の老舗菓子店、「菓子長」。ずっと前、ここに忍者をモチーフにした最中があることを知り、ぜひ買ってみたい、と思っていたのだ。 そこで今回H氏にお願いして立ち…

つわもの、しかも修験道!

油日神社に行くみちみちで見つけた楽しいもの、パート1。 信号待ちをしているときに目に入った、大きな道案内の看板である↓ 「つわもの」の「修験場」!? お互いを強調し合う言葉に虚をつかれ、もういちど見直す。 「つわものと修験場とロマンの霊峰 飯道…

リベンジ!

私が先日カメラを忘れて油日神社に行ったことを、とても残念がっていたので、心優しいH氏は、「今日、リベンジしに行こう」と云ってくれる。 またも車で片道1時間もかかる油日神社へ連れて行ってくれるとは! 感謝感激とはこのことだ。 なのに私は恩を仇で…

発掘!タイムカプセル

かぶら寿司の正確なレシピの記録がどこかに残っているはず、とH氏に命じられ、子どもたちが小さかった頃付けていたイラスト日記のようなものを探している。心当たりを見るが、なかなかみつからず。分厚いリングノートに3冊ほど書いているのだ。 それが昨夜…

雪景色

昨日は激しい雪下ろしの風が吹き荒れ、午後からは雪。どんどん積もってくる。お昼に買い物にいっておいてよかった! Kちゃんが連絡事項があり、生徒会メンバーのひとりに電話を入れると、彼のバックで「ごおおお〜!」という凄まじい音が、しかも彼からは「…

ゆっくり日常へ

ベッドでうんうん焦ったり寝込んだりしている間に、ほぼお正月が通り過ぎていった。 それでも年末のしんとした気配や、年明けの清新な空気は感じられた。年末も年始もちゃんと体感したのだ。それでよしとする。初詣もできたし。 とはいえ、まだひとりで遠出…

やっと新年気分

H氏と初詣に。 去年行った神社で、ダントツ素晴らしかった油日神社に行く。が、新年からアウト続きな私は、引き続きカメラを忘れてしまうというチョンボをしでかしてしまう。 油日神社は清新で厳粛で、ザ・神社!というべき場所だ。お正月の飾りも、やはり堂…

復活する。

お正月2日目は、お昼から実家に夫婦で出かけるというのが恒例になっている。これも朝8時時点では、「無理かなあ・・・」と心もとなかったけれど、9時前にはなんとか起床でき、10時まえにはお餅も食べられたので、「行けるかも」と安堵する。食欲さえ戻…

新しい年の一日目だというのに!

Kちゃんが友達と平安神宮へ初詣に行くというので、前日2時過ぎに就寝したのに8時に起きる。6時間ばかり寝たから、まあいいか。 と思っていたのであるが、事態はやっぱりそう甘くない。 前日あれだけダウンしていた上、食べていない、食べ物がのどを通らな…