以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

拾翠亭はお公家さんの別荘/1F

木立を抜けて到着しました! 「拾翠」の名は、緑の草花を拾い集めるという意味。平安時代に、貴族がのどかな春の日に野辺に出て草花を摘んで楽しんだ、という慣わしに因み名づけられました。また「翠」という字は、みどりの美しい鳥のカワセミという意味も。…

御所から九条邸跡まで

建物はレンガ作りでモダンな近代建築なのに、外側は和風な同志社大学の前を通り過ぎると、向かいは御所。 しかし、御所は広い。そして入口もいっぱいある。 今回は堺町御門より入場。 御所の中より、丸太町通りを垣間みる。次元が異なるような風景。 かつて…

急ぎ足でお茶室を見る。

茶花園でツルコケモモを購入したあと、れんくみさんとはぐれてしまっていた。でも単独行動はいつものことだし、帰り道を急げば追いつけるだろう。 しょうざんの庭園には、京都各地から移築した茶室や屋敷が点在している。 創設者の松山氏は、京都の老朽化した…

茶花園!!

今回の旅では、わりに自由時間が取られているので、さほど忙しくない。とはいえ、がめつく見たい私(たち)は、常にバスへ戻るラストランナー(走れないけど)だ。「しょうざん」は峰玉亭とともに庭園が主役みたいなものだから、さあ、ゴハンが済んだらダラ…

峰玉亭の贅沢

なにげなく廊下にあるこの筒は、遠目から見て「まさかのスツール?」と首を傾げていたが、なんと消火器収納箱だった。 廊下は栃の木の床だった。栃の木肌は裸足で歩くと、とても気持ちがいいですよ! と案内のおじさんがおっしゃったので、「生涯に栃の廊下…

峰玉亭にて

峰玉亭は庭園の中に建ち、しょうざんの創始者・松山政雄氏が1955(昭和30)年に建てられた迎賓館で、数寄屋造の名建築だ。松山氏が大工に細かく指示をして作り上げたが、完成直前に施主は病に倒れ、できあがった峰玉亭を見ずにこの世を去った。宮大工によ…

リゾート地に足跡を記す。

街中から、だんだんと山に向かって行き、蛇行する山道に入り、まるで理想郷のような地へ。ドヴォルザークの『新世界へ』が脳内に流れるような別天地。そりゃそうだ、「リゾート」なんて縁の無い人生だったもんな(笑) あまりに衝撃が大きすぎ、このへんの写…

バスの車窓より

さて花街・島原はここまで。次は、ウールの着物を考案して財をなした故・松山政雄創設者が、「美しい着物をつくるには、美しい環境で」という哲学のもと、作り上げた一大リゾート地「しょうざんリゾート京都」へと北、鷹ケ峯へと向かう。 西大路通を北へ進む…

松の間ふたたび

「網代の間」(天井が網代模様になっている)で特筆すべき場所を書き落としていた。 高いところにある窓にも障子が付いているが、角屋さんのビューポイントとして「障子」は要チェック。それぞれの障子の桟のデザインが、ファッショナブルなのだ。ここでは5…

角屋(すみや)ふたたび

角屋さんについては、今年の春におひとりさまで訪ねたとき、すでにじっくりと書かせていただいた。 日本に現在唯一残っている「揚げ屋建築」なのだ。 「揚げ屋」とは「お泊まり」が出来ず、広い台所、お庭、お茶室、宴会所の4カ所が必須の高級料亭だ。花街…

輪違屋

レトロな街灯のガラス面に描かれた「知恵の輪」みたいな模様が、店名にもなっている「輪違屋」のシンボル。創業は元禄元年(1688年)、置屋として始まる。現在も現役の置屋兼お茶屋だ。もちろん日本唯一の置屋。10年ぶりの公開だそう。 建物自体は明治4年…

京の夏の旅、リベンジ。

当日になるまで、本当にいけるのだろうかと半信半疑だった『京の夏の旅 お屋敷巡りコース』、ちょうどいい曇天の中、めでたく決行できた。 実のところ「明日のことは明日にならなければわからない」状態ではあったけれど、とりあえず予約しておいて、ムリな…

ガラスのマント

ガラスのマントを纏った風の又三郎がやってきたような、冷たい風の日だった。爽やかな秋の到来。 昨日までは晩夏らしく緑の実だったハナミズキが、今朝は一気に色づいている。 柿の葉っぱは、補色のグラデーションだ。 空に向かうナツメの梢。以前は大木があ…

はつものです。

まだ秋口だというのに、スーパーに行ったら、小振りながら生のズワイガニが。しかもパックの中で、ちょっと動いていたりする。気になるお値段は、なんと1杯298円! 喫茶店でコーヒー飲むより安いじゃないか! 足が取れていないか、一番足が太いヤツは誰…

修行かバトルか・・・

鮮魚屋さんが軒を連ねていたが、パックなんかじゃなく、緑のプラスチック皿か、台に直に乗せてある。昭和40年代の風景だ。最前列が「昼網」の蛸さんたち。 そして横の赤い柵は・・・。 「厳嶋弁財天」さまへと続く入口。ほとんど店と店との隙間に聖域があ…

ウォンタナの風に吹かれて

駅の構内表示にも、ちゃあんと「魚の棚(うぉんたな)商店街」はある。 駅から出て歩いて5分ほどの場所に、商店街の入口があった。あ、でも駅の出口までは、少し歩いたかな。 抜かりないよう、めぼしいものを見落とさぬよう、キョロキョロと目を光らせて歩…

遠くに行きたい。

今は去ること先月の8月最終週。 思わぬ膝のアクシデントで、青春18キップは使えないか・・・と諦めかけたが、「いや、駅から駅までならそれほど歩かずにすむのでは」と思いついた。駅から駅・・・それなら岐阜駅内の「アクティブG」にある輸入雑貨のお店…

いいなあ〜!!

昨夜、Kちゃんは舞台を観に、友達と大阪へ。 なんと「劇団☆新感線」と「大人計画」のコラボ、脚本/松尾スズキ(本人も役者として出演)さんの夢の舞台『ラストフラワーズ』!!! エエなあ〜!!! ナマ古田新太さん! ナマ阿部サダヲさん! ナマクドカン!…

ひさびさの「そぼっくる」さん

今日はデイサービスなので、事実上の休日。 大物の洗濯物もなく、掃除も一段落し、読書会も少し間がありちょっと余裕。でも、こまごました台所仕事をしていたら、アッという間に11時過ぎ。 この隙間な感じで時間を使うには・・・。 そうだ、「そぼっくる」…

「こころ」って、実は。

久々にNHKが読書会を開催した。テキストは文庫のロングセラー『こころ』。太宰治の『人間失格』と人気を二分する小説だ。 番組のタイトルは、『漱石「こころ」100年の秘密』で、放送は昨夜だった。録画してあったのを今夜見たのだが、たいへんエキサティ…

脳内ビジョンは虫だらけ

頭の中で、ふとメロディがリフレインすることがある。 今日は、誰もが知っているディズニーの最新映画のサビの部分だ。 ♪蟻EE:AE4DDのままの姿見せるのよ 蟻EE:AE4DDのままの自分になるの♪ もうええわ!と思うものの、脳内の蟻は一向に立ち去ろうとしない。 …

スーパームーン

中秋の名月の翌日は、十六夜の月になる。しかも重陽の節句でスーパームーンだ。 南の空高くあった月を、普通にバタバタ撮ったので、申し訳ないくらいブレぶれ(汗) 鱗雲にかかっているが、それでもこんなに明るい。 東の空にあったときには、すっきりとかな…

村上龍を初体験

8月は遠方におでかけしたので、読書がはかどった。おかげで余裕で読書会の課題本を読み上げられた。(そのための青春18キップ) なんと初の村上龍さん。最近NHKでドラマにもなった「55歳からのハローライフ」。彼が「限りなく透明に近いブルー」でデビ…

秋のはじまり

稲刈りが始まっている。車の運転をしながらH氏が、「きのう雨が降ったのに(地面がぬかるんでるのに)、稲刈りができるんや! 今の稲刈り機は性能がいいし、へっちゃらなのかもしれへん」。まだ暑いけど、空も高くなって、いよいよ秋のはじまり。 運動会の話…

原発に一番近い駅

金曜日の深夜、NHK総合で放映される『ドキュメント72時間』を録画して、ときにはリアルタイムで観ている。72時間、つまり3日間の定点観測。 その場所に来る、ごく普通の人たちにインタビューするという番組だが、「ごく普通の人たち」は、なかなかにド…

神戸のセンター街で少々徘徊。

残りの青春18キップで、のんびり・とんぼ返り旅。帰りの電車だけチェックして、とくに目的も無く神戸は三宮へ。11時半に三宮着で、14時過ぎには帰途の電車という短期滞在。どうせそんなには歩けないし、駅の周辺だけなので、それで充分。 フラワーロー…

9月になっても、彼女は。

9月には東京の都の西北で、アイヌ語を学ぶ「はずだった」Kちゃん。 高熱と腹痛により、キャンセルしました(涙) 一瞬、デング熱?!と疑いましたが、病院に行くと「なんかへんなもん、食うたやろ?」と先生に見破られ、白状した模様(汗) おみやげでいた…

薮内家!

前半は見そびれてしまったNHK・Eテレの「趣味Do楽 茶の湯 薮内家」の3回・4回目(全4回)を録画して見た。番組自体は、すでに終了している。 茶の湯は裏表の千家が有名だが、薮内家はあの「へうげもの」、古田織部の義弟を始祖とする流派なのである。 番…

9月になってしまった。

そんなこんなで、9月になってしまいました。 心残りといえば、「ざるそば」と「かき氷」が食べられなかったこと。他のことはともかく、このことに関しては東海林さだおのように、「ぐやじい!!」と心から思う。ことにかき氷に関しては、行くお店まで特定し…