以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

修行かバトルか・・・

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 鮮魚屋さんが軒を連ねていたが、パックなんかじゃなく、緑のプラスチック皿か、台に直に乗せてある。昭和40年代の風景だ。最前列が「昼網」の蛸さんたち。

 そして横の赤い柵は・・・。

 「厳嶋弁財天」さまへと続く入口。ほとんど店と店との隙間に聖域がある。これは行ってみなくちゃね!

 でもその前に、「かなり美味しい」とネットで評判の、隣の「たこ磯」さんで行列についてみる。せっかくなので、明石焼きも食べようという魂胆(どんだけ〜・古!) 「みつぼし」さんでランチセットにせず単品で注文したのは、こういう計画もあったからなんだけど・・・予想に反し、15個も出て来たぞ(汗) 10個なら、とタカをくくっていたのだけど、まさか15個とは。 

 

 ほとんど修行かフードバトルのような気持ち。こころして取りかかる。なにしろ味も食感も単調なので、最初は美味しくても口が飽きて来てしまうのだ。たこ焼きより、よほど淡白だし。実はそもそも、私は「明石焼き」というものに対して、特別な感情をもっていなかったのかもしれない。失礼しました、ごめんなさいと明石焼きに対して謝りつつ、なんのかんのと淡々と完食(完食かよ?)

 あとは、満員の客をこなしていくだけの殺伐さにも、興を削がれたのかも。いや、私側の勝手なチョイスミスなので、味を追求しているお店の責任ではない。とはいえ、行列と満員の客をさばいている大阪のお寿司屋さんは、もっと和やかだった気もする。なにが違うのだろう。

 気を取り直して、弁天さまにお参りしとこう。早く足が治りますように・・・って、これ、弁天様の管轄じゃなかったな(苦笑)

 突き当たりに、とてもちいさな祠があって、その手前で工事をしてるお兄ちゃんが二人。見かけはいかついけど、礼儀正しく親切に、道をあけてくださった。

下は祠側からみた通路↓

 明石のマンホールには「しごせんのまち 135°」と書かれてある。日本列島と共に描かれているのは、「明石天文科学館」だ。次回はアタックしてみたい。

 さて、商店街を駅に向かう方向に歩いて、そろそろナマモノを購入しようか。スミヌキをしてある生のタコの一番小さいのを購入。持ち歩くのに軽いから、というシンプルな事情なのだが、当然一番安いので(500円)、千円のをプッシュしていたお店のおばちゃんは、すっかりゴキゲン斜めで包んでくださった(汗) 家でタコを下処理して茹でたてを食べたら、いままで食べていたタコって一体?というくらい美味しかった。次回は「昼網」のだな。

 勢いに乗って「焼き穴子」も購入。こちらは2匹で1500円。我が家の女子たち(おばあちゃん含む)は穴子好きなのだ。

 こちらのおばさんは、わりあい愛嬌のあるひとだった。なるほど、いままでなんだかお買い物気分が盛り上がらないなあと思っていたのは、ホスピタリティ(おもてなし)とかサービス精神とかウィットやユーモアのある言動を感じなかったからなんだな。惜しい。

 商店街を抜けて大通りに面したお店の暖簾。さすがは明石のお店だ。タイがかっこいい。

 明石焼きを待つ間に、地元で入手したイラストマップを眺めていたら、駅前のバスロータリーに「カリヨン」があると書いてあった!

 「カリヨン」! 定時になると、音階別についた鐘がメロディーを奏でる鐘楼みたいなものだ。ずっと前テレビで見て以来、憧れの物件なので、これは見に行かないと。あわよくば音を聴かないと! ということで、必死で歩く歩く。

 ありました! 丸い穴にベルが収まっている。残念ながら「調整中」。

 音はこんな風らしいです→https://www.youtube.com/watch?v=9K9mk4q3CKk

 駅中地下スーパーでめぼしい食材を買ってからエレベーターにのり、ふたたびホームの人に。さようなら、明石、そしてタイさん。

 車窓からのオーシャンビュー。残念ながら曇っていたけど、明石海峡大橋もタンカーなどの大型船も見られました。