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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「国宝 信貴山縁起絵巻」

さて、いよいよ目的地に到着! オレンジと黄色の看板がハデハデしいが、絵巻自体の色味はあっさり。 しかし絵巻の内容は平安時代のSFだ。日本の最古の物語が、月の世界の住人が竹から生まれて月に戻るという「竹取物語」だから、平安の絵巻がSFだって、ちっ…

奈良国立博物館旧館と鹿たち。

雨の中、まず奈良国立博物館の旧館に到着。 平成22年にリニューアルされ、現在は「なら仏像館」として、飛鳥時代から鎌倉時代にいたるまでのすぐれた仏像や、中国・朝鮮半島の仏像を展示している。実は平成26年から改修工事が始まり、再度リニューアルオ…

GW前に、雨の奈良へ。

久々に奈良へ出かける。かねてから行く機会を狙っていた「国宝 信貴山縁起絵巻」を見に、奈良国立博物館へ。 そして少なくとも年1回は奈良の空気を吸わないと落ち着かない、ということもあるし。同じ古都でも京都と奈良はまるで違うのだ。 時間短縮のため、…

暮らしの手帖がやってきた。

ご好意で「暮しの手帖」BNを150冊ほどいただいた。しかも私が生まれる前の1956年の号から、その間に抜けている号数はあるのだけど、1986年くらいまでの懐かしい時代のものだ。 おりしも朝ドラは「とと姉ちゃん」。暮しの手帖社を作った大橋鎮子さ…

ビワイチと春の青春18キップ旅終了。

ついに電車が到着して、心ひそかに大ヨロコビして乗り込む。 さよなら、永原駅。たぶんもう電車では、二度と来ることは無いだろう。たぶん(自信なさげ)。 そういえば永原駅は、県内の湖西線では最果ての終着駅だもんな。次の駅は近江塩津だ。湖西線と北陸…

日本のはてで足止め!?

「お花見バス」は元来た道を戻るので、ふたたびマキノ駅から電車に乗れるのだけど、折り返し地点のJR永原駅にも停車する。そしてこちらで下車した方が、1時間早く帰れる。ポケット時刻表で確認したら、1時間に1本の電車に、乗れるか乗れないかという微妙…

マキノでお花見バスに乗る。

今津からマキノまでの車窓風景も、一駅ながらのどかで美しかった。 山あり、 桜あり、 あぜ道あり、 川あり。 実は安曇川駅にあったパンフを物色していたら、マキノ駅前から「お花見バス」というものが出ているという情報を得たのだ。海津の桜のトンネル付近…

想定外の今津下車。

とりあえず来た電車に乗ったのが、そもそもの間違い。せっかくポケット時刻表を持って来たのに(汗) 目的地マキノの手前、今津が終点だったのだ(汗) それでも車のときとはまた違って、俯瞰でみられる車窓風景は、湖西ならではの風情でうっとりする。 田ん…

おひとりさまワークショップ

「道の駅」だから、当然、野菜や湖西の特産品やお土産がいっぱい売られていて、平日なのになかなかの賑わいだった。夕方にはほぼ売り切れ状態という繁昌ぶり。 ランチが食べられる場所もいくつかあったが、お昼まえだけど私の目的は扇子工房での絵付けなので…

路上観察in安曇川

駅前から道の駅までの、路上観察も楽しかった。 陽気なスペインの放蕩者の名前が店名になっているなら、せめてイタリアンかと思いきや。「ビストロもどき お好み焼き」の店だった。 補色でおしゃれな雑草たち。 ところで以前、朝ドラ「ちりとてちん」のスピ…

桜をひとりじめ

目的地は 「藤樹の里あどがわ」という道の駅だ。ここに「扇子の絵付け体験」ができる工房がある、という情報を得たので、立ち寄る事にした。 駅で聞いたら「バスはしばらくありません」とのこと。「徒歩15分くらい」ということなので、道順をきいて歩く事…

桜びわイチ まずは安曇川

最後の青春18キップの使い道は、モトがとれるかとれないかな距離だけど、琵琶湖一周電車の旅だ。福井の敦賀経由ではないから、お得感は薄いが、途中下車がし放題なのが便利。 まずはいつもの京都方面にむかう電車に乗り、大津駅ホームでわざわざ下車して、…

ただでは帰らない。

バスの時間に間に合うように見学を終える。資料館の前の、石の狭間で咲いたスミレが可憐だった。 やはり乗客はわたし一人。 でも見学者は、他に年配カップル1組と、サラリーマン風の「たまたま近くまで来たので、ついでに寄り道してみました」感漂う方が3…

資料館で本を検証。

それでは資料館へ。 「日本建築集中講義」で話題になっていた、「復元」についてのもとネタをじっくりと拝見しよう。 なんと移築する際に、現物の家をそのまま組み立てるのではなく、「もともとこうで有っただろう古いカタチの千年家」に復元したらしいのだ…

箱木千年家・はなれ

主屋のとなりにくっつくように「はなれ」もある。実はもともとは二棟ではなく一棟で、ダムで移築になった際に、ばっさり二つに分けたのだとか。 こちらは江戸時代につくられた普通の藁葺き民家。 家同士はくっついてるのに、ちゃんと板塀で仕切られていて、…

箱木千年家・主家の内覧

もう少し補足情報として、ウィキペディアを参照してみました↓ この建物は、1967年(昭和42年)に国の重要文化財に指定された。 なんとその後の1977年(昭和52年)までは、実際に住居として使用されていたという。しかし、呑吐ダムの建設により旧所在地が水没…

箱木千年家・主家(おもや)外観

先ず外観をじっくり。 藁葺き屋根が大きい〜! 厚みもハンパない! 本にあったとおり軒先が低いけど、私はしゃがまずに入れました! こういうときは、小さくて便利。 壁の下には、角とところどころに足先くらいの石が、土壁に半分塗り込められて、かませて(…

箱木千年家・入口

バスを降りて目的地に向かう。 いちおう観光地なので、案内看板は設置されている。 「日本建築集中講義」で山口さんが気にしていた巨大タヌキがお出迎えだ。 そのバックのおうちが受付兼、土産物??売り場。土産といっても簡単な木工品や小さな信楽狸などで…

箱木千年家へ!

そんな近場での寄り道に、何日もかけて書いているのに、まだ3月のおでかけは続く(汗) 31日にも、「青春18キップがあるうちに!」と兵庫県まで出向いたのだ。ずっと見たいものがあったから。 そもそもは「日本建築集中講義」という本から始まった。建…

桜に見送られて。

門を出て石段を下りると、ソメイヨシノが見送ってくれた。あとひといきで咲くんだけどなあ〜! 惜しいなあ〜! でも、ぽつりぽつりと咲いている木も? この枝を大きく広げた桜の木だ。 百済寺名物の看板によれば「長寿桜」というそうだ。(私の中では、すっ…

庭園はダイナミック!

本坊への表門に到着。 屋根瓦が重々しい堂々たる門だ。 瓦の阿吽の狛犬?が、とってもいい♡ 今風にいえば、「ブサカワ」というのだろうか。めったにお目にかかれないような、キュートな造形だ。 門をくぐって、 本坊の裏手の庭園へ。 この「池の中を石づたい…

山の気を浴びながら下山

「普通の観光寺院とは違って、そこへ行けば清澄そのものの(山気)に触れることが出来る。ただ歩くだけでよい」 そんな白洲正子さんの言葉は、山を下りて行くときにも、つくづくと実感。 山奥の大木と、品のいい古びた石段と、樹の間から差し込む陽光に、心…

鐘楼、千年菩提樹

千年菩提樹と石造宝篋印塔のあいだに、鐘楼がある。 本堂をおりて、鐘楼へ。鐘楼の足にも「説明しよう!」な張り紙らしきものがあるみたいだ。 「(説明しよう!)百済寺の梵鐘は、余韻の長さと音色の美しさで、昭和の名鐘と云われています。」 「百済寺の梵…

本堂

本堂に到着。いい具合に古びて、趣がある。これは右サイドからの本堂。 現在の本堂は、一重、五間六間、入母屋造。小振りだが天台形式の構造をもった均整のとれた建造物で、平成16年12月に文化庁より重要文化財の指定を受けた。 ミツマタともよくマッチして…

仁王門へ

そうかー、信長の時代には神社仏閣が大変なことになっていたのね。比叡山焼き討ちは有名だけど、もちろんそれ以外にも・・・(汗) もったいないわ〜。 でも逆にいえば、滋賀県には平安や室町時代の仏像だって残っているんだから、それは凄いことだともいえ…

遠望台まで。

受け付けを済ませて、本坊へむかう。 んん!? いきなり奇妙な衝立に遭遇する。そうか、なかなか期待できそうな場所だ(笑) それにしても、もちろん改修はされているだろうけれど、古さびて凝った瓦と懸魚だ。懸魚には鶴が舞っている。ここにも輪飾りが貼付…

湖東図書館と百済寺

3月末には、4月から結婚のため引っ越される元同僚の友達に会いに、湖東図書館まで走る。年度末だし、彼女に会える最後のチャンスだから。久しぶりに元同僚の方々にもお会い出来て、楽しいひとときを過ごした。 そして、せっかく湖東に来たのだからと、道々…

新しいスタート

3月の下旬から、密かに企てていた就職活動プロジェクトがバタバタと動いて実を結び、なんと4月から週2回、となり町の図書館で働く事と相成った。 いつも読書会で利用させていただいているので少しは馴染みはあるが、市の住民ではないので、個人的な利用は…

駅の反対側へ

観光地としての倉敷サイドを後にして、駅に戻る。今度は駅の反対側に出た。 こちらは普通の暮らしが営まれている地域みたいだ。本日の午後に、プレ・オープンイベントをされる「つづきの絵本屋」さんは、こちら側にある。すでにややタイムオーバーしているけ…

倉敷のお買い物

娘がリクエストした倉敷のお土産、マスキングテープ、通称?mtを買わなくちゃ。マスキングテープを中心にした、紙ものの専門店を発見。如竹堂さんへ。 大急ぎで店内の膨大なmtをチェーーーック! 私のイチオシは安西水丸さんの風景スケッチmt。 あと「瀬戸内…