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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

湖東図書館と百済寺

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 3月末には、4月から結婚のため引っ越される元同僚の友達に会いに、湖東図書館まで走る。年度末だし、彼女に会える最後のチャンスだから。久しぶりに元同僚の方々にもお会い出来て、楽しいひとときを過ごした。

 そして、せっかく湖東に来たのだからと、道々見かけた郵便局で風景印を押してもらう。

 もひとつせっかくなので、紅葉のシーズンでないときに、一度行ってみたかった湖東三山のひとつにも寄り道。シーズンには紅葉の名所になるため、永源寺と並ぶ混雑ぶりらしいので、いつかオフに行きたいと思っていたのだ。

 三つの寺のうち、たまたま通り道に矢印看板が出ていた「百済寺」へ。どんどん山に向かって上がって行くと、信楽のMIHOミュージアムに行く時のように蛇行する上り坂になり、いつ着くんだろうと不安になった頃、やっと到着。

 

 さすがは観光地! それなりに広い駐車場で、観光バス専用のPもあるとは。

 みごとな桜がお出迎え。ただし、まだ蕾だ。

 それでもユキヤナギモクレンなどが盛りだ。いかにも山寺然とした石段などの佇まいも素敵。

 由来は白鳳時代聖徳太子の時代にまで遡り、近江で最古の寺院のひとつらしい。

 これらの文化財は通常非公開らしく、この日はお目にかかれなかった。

 一見するとなかなかの敷地をまわることになりそう。鎌倉から室町時代の最盛期には、300坊あり1200人が住んでいて、五重塔やお堂なども数多くあったらしい。一日がかりでも全部見られなかった四天王寺にも負けない規模だ。度重なる火災の上、信長の焼き討ちが決定的なダメージだったらしいが、同時代の宣教師フロイスは「地上の天国」と呼び、絶賛したとか。

 車から降りれば、ユキヤナギミツマタが熱烈歓迎してくれた。

 桜は蕾だが、ミツマタは今まさに満開だ♪

 花かんざしのようなかわいい花だ。

 ミツマタについては、最初名前もわからなかったが、「説明しよう!」とばかりに看板攻めな寺院のおかげで、いろいろと勉強になった。

 短い石段を登る。手すりがあるので、かなり助かる。

 

 あまり見た事がないような輪飾りの注連縄が、素朴でかわいい。

 門をくぐって左手の受け付けへ行き、ご住職に拝観料600円を支払い、パンフレットをいただく。住職さんは簡単な説明もしてくださった。本堂には私のここんところの「推し」である如意輪観音さまもいらっしゃるみたいで楽しみだ♪