以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

倉敷を歩く。

えびす商店街で、ぶっかけうどんをかっこんでから、やはり少し迷った後、旧街道の本町・東町界隈を歩く。古い家をおしゃれにリノベーションしたお店が、軒を連ねる。 この帽子屋さんは、個人的にお洒落度ナンバーワン。でも私は帽子はちょっと苦手なので入ら…

倉敷へ!

今春の「一回でほぼ青春18キップのモトを取る旅」企画として、倉敷に行ってみようか、とぼんやりと考えてみたのが最初。昨年広島県の福山まで行ったとき、帰りに倉敷を通過したので、「いけるじゃん! 倉敷!」と思いついた。 計画を立てて見ると、滞在時…

春のびわハーフ 後編

ちなみに駐車場横の風景はこのようになっている。 五感で味わう心地よさ、風景の素晴らしさに感嘆する。この入江付近にあった看板。 橋の袂には、こんな(たぶん)路上観察的レアものも。 湖風(うみかぜ)も心地いい。あまりにも気持ちがいいので、ごつごつ…

春のびわハーフ 前編

10時頃、突如夫が 「木之本で醤油買って鍋焼きうどん食べて、マキノへ酒買いに行かへん?」という。米原を越える木之本も遠いけど、マキノってかなりの奥琵琶湖になる。電車でびわ湖一周して通り過ぎたのを除けば、行ったこともないほど遠い。 いいお天気…

にしむら珈琲店北野坂店

なんとか「にしむら珈琲店」にたどり着く。昨年は本店に行ったし、北野坂を歩いたとき、次はここに来ようと決めていた。 うーん、本店より「お洒落」を目指しているかもしれない。 高級感のある設えで、店内はシック。ちょっとばかしゴージャス気分。 お値段…

教会ふたつ。

お昼ご飯は商店街のはずれの、行列で肉まんを買う行列ができていた中華料理店へ。お昼のランチに「八宝菜弁当」というのがあったので、それを注文する。 出てきたお弁当の八宝菜は、きれいに油が回って、魚介類もうっとりするほど美味しく、大当たり! つい…

春の神戸へ

神戸といえば、私は「三ノ宮」で下車するのだけど、この日は神戸駅で下車。「メリケンパーク」や「旧居留地」に行く訳では無い。 目的地は「神戸中央郵便局」だ。そこで「風景印」を押していただく。左側のです。ポートタワーと神戸港と異人館と錨山のデザイ…

早速実行!

今日は姫路まで行こうかと軽く昨晩計画したのだが、ちょっと時間的にハードかと考え直し(8時台には出発しないとキビシい)、天気予報も「寒い」ということだったので、もう少し近い神戸に変更した。 これは、という服が目についたら買おうというくらいの気…

伝染(うつ)るんです。

知り合いKさんが、近江八幡の旧郵便局の1室を借り、「おてがみカフェ」を月一、23日の「ふみの日」にされているので、たずねてみた。 いちおう、手紙を書くつもりでもあったが、結局は彼女とのおしゃべりに始終する。去年、彼女は主婦でお子さんもいらっ…

さざなみ古書店、ふたたび

夫婦で朝ご飯のあと、次の朝ドラ「とと姉ちゃん」の番宣を眺めていた。「暮らしの手帖社」を作った大橋鎭子(しずこ)さんがモデルのドラマなのだ。 そういえばこの間来ていた友達が、『昔の「暮しの手帖」はよかったなあ、子どもの時にあったの、残しておけ…

自分とは思えない。

教科書にタイトルが紹介されるような、つまり文化史や文学史的に意味が有る文学作品や作家について、自分のブログで過去におもしろ記事を書いていた記憶があったので、遡って読んでみた。石川啄木や泉鏡花や谷崎潤一郎についてね。 いやーー、驚きましたね。…

モクレン、咲く。

暖房がいらなかった本日、ついにモクレンが開花した。 下の方にはまだ蕾もあるけれど、 全体はかなりいい感じなので、思わず写真を撮りまくり(笑) モクレンを見ていると、久保田早紀の「異邦人」を思い出す。 ♪子供たちが空に向かい両手をひろげ 鳥や雲や…

納骨と、四条へから三条へ。

本日はおばあちゃんの命日にあたる。そしてこの日に合わせて納骨のため、京都の東大谷こと大谷祖廟へ。小さいけど陶器の容れ物はやはり持ち重りがして、登りの坂道に息切れする。 へろへろしながら到着し、手続き。儀式はもう1家族と一緒で、ほぼ30分ほど…

侵入者発見。

居間で庭を見ていたら、見知らぬ輩が庭を徘徊していた。見た目はチョーかわいいのだけど。 我が物顔で、庭で遊ぶヤツ。 いや遊んでいる訳ではなかった。 狩りをしているもよう。 ちいさないきものを食べている様子。 そいつの名は、イタチ。 庭で遊ぶのも、…

いったりきたりの春

今朝はまた冷え込んで、夫を送った朝には、琵琶湖の対岸の比良山系がすっかり冬に逆戻りしているのを見た。 いつもの風景なのであたりまえに見ていたけど、よく考えたらこんな信州みたいな山並みを住宅街で見られるなんて、かなり素敵なことなのかも。 昨日…

骨三昧のあとはスイーツ三昧。

3階には大阪の民博みたいに、文化人類学的な、もしくは民族学的なガイコツが国別に陳列されている。ペルーやメキシコのガイコツ人形はかわいくて陽気だ。 日本のもアニメが出自の「キャプテン・ハーロック」や「ゲゲゲの鬼太郎」、「ワンピース」の掌サイズ…

シャレコウベ・ミュージアムに潜入!

ついに潜入。玄関口で靴を脱いで、受け付けでチケットを500円で買っていると、館長自らさまざまな説明をしてくださる。上がり口にいるマネキンはスカルファッションに身を包み、頭にはドクロ・フルフェイスのヘルメットを被っている。 「これはここでは一…

シャレコーベ・ミュージアムへ

以前、「3月になったら行きましょう」と、かつての同僚Aさん(20歳は年下女子)と約束していた、尼崎にある「シャレコーベ・ミュージアム」に行って来た。 Aさんは私以上にディープスポット好きな女子なので、ここのことを教えてあげた時には、かなり食い…

今年も咲き出しました。

今年も咲き出しました、ラッパ水仙。 何の手入れもしていない場所で、けなげに。 りりしく立ち上がるひと、雄弁なひともいれば、寡黙に哲学しているひともいる、ような気がする。 開きたての花弁は、ヌケガラから出たばかりのセミのように、蕾のときの「たた…

昨日の新聞、今日の新聞

やっとブログの日付がリアルに追いつけたので、今日はこんな写真を撮ってみた。 昨日の新聞と今日の新聞の1面。 ついに四捨五入すれば還暦になる本日、ここ1週間ばかりの新聞記事は、けっこういろんなことを考えさせてくれる。 いままでさんざんテレビでも…

やっと目的地へ!

ひとまわりしたけど、それらしき建物は見当たらず(汗) 祇園の路地はたっぷり堪能できたけど。あ、コーンも赤ではなく茶色なんだ! 歌舞練場をサイドからみたところ。 さて、どうしたものか・・・ともう一度、歌舞練場の前でぐるりとゆっくり見回してみた。…

祇園をディープに徘徊。

もしかして路地裏? メインストリートは土地が高そうだし??と、路地に入り込んでみた。 この改装中のお店は? (きっと)高級うなぎ屋さんだ! センスのある鰻屋さん(しかし改装中)は見つけたが、「ライカ・ギャラリー」はいまだ不明。路地裏ではなく、…

祇園を徘徊。

そのあとは祇園に行くためバスに乗り、祇園で下車し、花見小路を歩く。目的地は歌舞練場向いにある「ライカ・ギャラリー」だ。むろん私がライカを使おうはずもなく、写真家、ロベール・ドアノーのちいさな展示をされているのを見るため。 写真の、一方通行の…

春画展にも行った!

2月26日に行った画期的な展覧会のことも書いておかねば。 思い立って、ほとんどお昼前の11時頃に京都へ出かける。細見美術館の「春画展」へ。内容よりは、むしろ展覧会全体についての興味に後押しされて。なぜ大英博物館が、せっかく日本の美術館に巡回…

名残を惜しみつつ中村軒

灯りを落とし気味にした畳の部屋の、ゆったり�Tテーブル分は占拠しているだろうひな壇。このあたりのお店の心意気と心遣いは、さすが老舗である。 陰りのある方が、人形に奥行きや趣が出ることをわかってらっしゃる。 たべもの、のみものの段の下に「おくど…

甘味とおひなさま

食後のスイーツは真剣にメニュー表を検討した結果、「焼きよもぎ」に決定。 京都のお菓子にまつわる伝統や行事をおもしろくご紹介している「まさこはん」の「京のお菓子歳時記」には、こう書いてあった。 よもぎは魔除草といわれて、けがれを祓い厄をのぞけ…

たのしい、おいしい、ひなまつり。

と、2月3日の話が終わったばかりなのに、リアル日付ではもう3月。今年のひなまつりの日は、思いがけなく特別なおでかけの日になってしまった。 そもそもは、毎月1日に発行される京都の和菓子店のブログが発端だ。京都の桂離宮の向いにある老舗、「中村軒…

厄除開運採燈大護摩供

3時を過ぎた斜光とはいえ、光の入り方が独特。これは法力の磁場なのだろうか? 聖なる蝋燭の火から点火準備。 松明に火を移して。 座主様の前へ。 点火の前の儀式。 松明を高々とあげて、 ついに点火! 生の青葉で覆われているので、煙がすごいことになる。…

破魔矢に胸キュン。

入場が終わると、破魔矢で四方を射る魔除けが始まる。 これがもうね、かっこええんですわ! 姿勢の良さ、上品でありながらも、きびきびした所作、的確に力強く飛び去る矢。 この夕方に近づく斜光もまた、効果的なのだ。 老若男女が「ほおお・・・」と思わず…

山伏問答でスタート。

山伏さん入場の前に、別の場所からやってきた山伏さんの一行と合流する儀式として、相手が本物の山伏かどうかを確認する作業、「山伏問答」がおこなわれる。 山伏の持ち物や身につけるものについて、修験者として知るべき知識を尋ねるテスト形式の問答だ。こ…