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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

倉敷へ!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

今春の「一回でほぼ青春18キップのモトを取る旅」企画として、倉敷に行ってみようか、とぼんやりと考えてみたのが最初。昨年広島県の福山まで行ったとき、帰りに倉敷を通過したので、「いけるじゃん! 倉敷!」と思いついた。

 計画を立てて見ると、滞在時間は2時間足らずになる。なんと帰宅後に晩ご飯をつくるという計算なのだ。むろん段取り済み、出来るものは完成させてから出発するつもりだが。

 しかしそんなに短いのか・・・。

 そりゃ、電車で片道4時間、往復8時間となると、そうなるのもやむを得ないか。筆頭行きたいところは、大原美術館だけど、駅から美術館までの往復徒歩時間とランチの時間を考えると、美術館の中を走り抜けることになりそうだ。それはありえないなあ。

 ええいランチはなしや、なし! と一瞬投げやりになるも、とりあえず「かっこめる」ものをチョイスするということにしておこう。最悪、車中でお菓子とか。ある意味それも、マリー・アントワネット的豪華ランチだ(笑)

 と射程が定まらないまま、3月の下旬に突入する。

 そんなときに友達のFBを見ていたら、彼の友達が倉敷で絵本屋さんを開業する準備の真っ最中で、28日にプレオープンイベントをされる、という情報をいただく。しかも、そんなとき私が倉敷に行くのは、なにかの計らいなのでぜひ立ち寄ってみては、という助言をいただいた。

 友達の友達だから、私にとっては未知の方だ。しかし、それも「あり」かもしれない、と思ってしまうところが、私の私たる所以だろう。

 それに絵本屋さんのプレオープンに立ち会える機会なんて、そうそうない。しかも、双方の人間を知る人がそんなプッシュをされるということは、やはり意味がありそうだ。

 つまり昨年に続き、今回の長距離旅も、本屋さんメインになるということか。うーん、たしかに「計らい」かも。このお茶目ぶりなら誰の計らいかも、なんだか薄々感じられるしね(笑)

 しかし結論から言えば、全く私の準備不足で、全然「本屋さんメイン」の旅にはならなかったのだけど、それでも指1本は引っかかったかも。それについては、また後日に。

 そしてこれはまた、次回の夏にトライアゲインの「つづき」がある予定。なにしろ、その絵本屋さんは、「つづきの絵本屋」という名前ですからね。

 ということで、28日の月曜日、仕事のH氏を駅まで送り、後を追うようにJR東海道本線「姫路ゆき」新快速に飛び乗って、倉敷への旅に出発した。2時間余りは車中で読書する。次回の課題図書「利休にたずねよ」が、今回の旅の友だ。

 姫路で乗り換え、相生で乗り換え、岡山で乗り換える。岡山駅では乗り換え時間が2、3分と少ないのに、ホームが遠いという容赦無しの駅なのを、前回の旅で学習した。それでも前回はエスカレーターが整備中で、階段を駆け上がるという非常事態だったけど、今回エスカレーターは活動していたので、ずいぶん助かった。それでもヒヤヒヤものなのだが。

 岡山からの電車は割合と空いていたので、窓側に座り、写真を撮ってみた。以下で、岡山〜倉敷間の車窓風景をお楽しみください。

 桜がちらほら咲く、丘のような山。まさに岡山。

 うねるようにカーブする細い道に萌え、

 不規則な変形田んぼに萌え、

 ストライプの日本家屋に萌えつつ、電車に揺られる。

 一カ所、奇跡のように桜が咲き誇っていた場所を発見。

 そして倉敷に到着する。

 8時前に出発して、ほぼ12時に到着。まずはKちゃんにリクエストされた、倉敷名物マスキングテープを買わなくちゃ! 

 ・・・って、どこにいけば? (調べとけよ!→いやはや、今回はこの手の自虐ツッコミ多い旅でした・汗)

 

 実は倉敷は観光地で、駅周辺にいろいろまとまっているだろうからと、ずいぶん甘く見ていたのだ。反省!!