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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二葉館の和室

和室は貞奴のお着物や鏡台や文机などもあったのに、なぜか一番のお気に入りがこれ↓ 衝立にこんな絵って、見たこと無い! 絵の中の少年に、いたく心を動かされる。(どちらもピンぼけですみません・汗) あとはひたすら灯りばかり撮っている。 和の女性っぽい…

二葉館

「文化のみち」の目玉である二葉館は、有名な「日本の女優第1号」の川上貞奴と「電力王」福沢桃介の住まいで、現在のは平成17年に移築・復元されたもの。 まっさらです。 しかしこの敷居の高さは、なんだろう。 当時は政財界人や文化人のサロンになってい…

廊下と庭と蔵

さて廊下に出てみよう。 天井の角は、こんな感じでジョイントしてある。 廊下の曲がり角って、なんか萌えるんですよね(笑) 床はこんな感じで板が入れ子になっている。 このネジ鍵が、なんとも郷愁を誘うのだ。(私だけか?) この部分を外からみたら、こう…

お座敷

ぐるっと廊下を回り込んで、お座敷を観る。 襖を入れたら田の字に区切られるが、襖は入ってなく広々だ。 建具の凝りように見入る。障子の桟だって、こんな感じだ↓ 極めつけはこれ↓ 雪見障子みたいに低い部分の横2列をガラスにし、それも下段は曇りガラスで…

レトロなダイニングキッチン

もう一度えっこらさと階段を降りて、1階に戻る。 受け付け前の奥にあるステンドグラスの扉を通り抜けると、もうひとつ扉があった。 まずは右手の台所へ。 ここで働いていた男衆のユニフォームか? 台所はフローリングで、当時最先端のダイニングキッチン。 …

洋館2F

ドアのデザインは、橦木館のマークか? シャンデリアじゃないところが、趣味がいい。 窓から屋根をみる。複雑な作りだ。 井元為三郎氏が、陶磁器商として活躍していた時代のあれこれが展示してある部屋。明るくかわいい。 ステンドグラスや色ガラスが乙女ち…

2階へ

玄関の開け放されている扉。カフェ以外は空調がないからだけど、うまく風の通り道を計算してあるのか、やり過ごせる程度の暑さだ。 暗い色の木のフレームが、ステンドグラスを引き立てている。 奥の和室に続く扉にも、かわいいステンドグラスが入っている。 …

カフェにて

「橦木館カフェ」は、NPOが運営しているフェアトレード&オーガニックカフェだ。だからフェアビーンズコーヒーを提供している。橦木館内だけど、カフェの利用に入館料は必要ないから、近くの人も気軽に利用できるだろう。 お昼時だからか!?スタッフの姿は…

玄関にて

橦木館(しゅもくかん)は昭和初期(1926年頃)に、陶磁器商として財を為した井元為三郎が建てた邸宅。 2階建ての洋館、平屋の和館と東西2棟の蔵、さらに京都から移築された茶席で構成される。1996年(平成8年)に名古屋市指定有形文化財に、2008年(平成20…

名古屋を路上観察。

バスはそこそこ観光客が乗っていたのだが、私が下車する手前の「徳川美術館」でどっと降りられた。ここが名古屋観光のメインなのだろう。 メインにも関わらず、私は行った事が無い。かろうじて、名古屋城(当時の面影を偲びたい歴史ファンには不評かもしれな…

おどろきの名古屋へ

何度か乗り換えを繰り返して名古屋へ。着いたのはお昼前くらいだった。 行き先は「文化のみち 橦木(しゅもく)館」。ネットをググってみると、瀟洒な洋館である。 久しぶりに名古屋に来たら、下から見上げても目がくらむようなビルが建ち並んでいた。 観光…

青春18キップはあと20日間

青春18キップを使わなくては。あと20日しかないのだ。 Kちゃんと折半する予定だったのが、どうも雲行きが怪しくなって来て、ひとりで1冊使い切らなければならないかも、という感じ。 深夜に思い立って、名古屋に行く事にする。明日決行。目的地は「文化…

徳圓寺で寺宝の虫干し展

今朝は秋を実感するヒンヤリ感や、切ない空気が漂って、しんみりしていたのに・・・8時頃には熱々の太陽光が・・・。 朝からなにかに「裏切られた」感じ(笑) 遡って8月16日には、夫婦でちょこっとおでかけ。 前夜、テレビのローカルニュースで、「大津…

梨木(なしのき)神社

もう一度、入口から。 そしてご由緒。先に書いたので、2度は書かない。 拝殿と本殿。 この辺で盛大に雷様が吠える。 そもそも梨木神社は通り道で、メインではないので、即座に退散。 と思いつつも、本殿にもしっかりお参りし、 雷様に追い立てられるように…

梨木神社へ

ということで、地下の売店では何も買わずに「京都迎賓館」を後にした。身の程知らずにVIPの館に行ったからか、場違い感もほんのりと。私はやっぱり人の住まいである「住居」の方が心惹かれるみたいだ。 門をくぐって御所を出ると、 不穏な雲が浮かんでいた。…

水明の間

「有職織装束/顕文紗撫子丸文」という装束をみたり、 琵琶が展示してある薄暗い「琵琶の間」を通過する。ここは立礼式の呈茶を行ったり、随行者が来賓を待つ待合室として利用されるそうだ。しかし「琵琶の間」は撮影禁止。 掛け軸の掛かった京錆土の土壁の…

藤の間から桐の間

絽や紗のカーテンの前には、截金(きりかね)が施された板戸。ここはステージで、能や日本舞踊が上演される。 こんなところにも、錺金物(かざりかなもの)が。 「藤の間」のタペストリー全体はこんなかんじ↓ ちなみに「藤」の花言葉は「歓迎」なのだとか。 …

玄関から夕映の間、藤の間。

地下の殺風景なコンクリートの駐車場らしき場所で、第二関門の持ち物チェックを受け、青空の下の上階の入口前へ。 「やっと当たって来られました」とか「私、2回目〜♪」などの声を小耳にはさみつつ、人の波に混ざる。 各国の要人たちが入ったで有ろう入口を…

下鴨神社から御所へ

下鴨神社からさらに徒歩で北へ行くと、人気のうどん屋さんがある。ここでお昼ご飯。「うどんや ぼの」は人気店なので、しばし待たれよ状態。 しばし迷った末、季節限定のスダチたっぷりの冷たいうどんをチョイス。 ご飯が済んだら午後の部へ。近いと言えど、…

葵の庭 、御井(みい)

「大炊殿」を出て、樹々の繁る涼しげな「葵の庭」に入る。下鴨神社の紋である「双葉葵」が植えられているのだ。 「植えられている」といってもコレだけだが↓ しかも鉢植え。 「葵祭」では、行列の人々は葵の葉っぱをつけている。でも近年めっきり減ってしま…

大炊殿(おおいどの)は神様の台所。

むしろ本殿より興味深かったのは、神様の台所である「大炊殿(おおいどの)」かもしれない。お供えされる神様の食べ物、「神饌」に興味があるからかもしれない。 お台所なので、入口にはおくどさんがあり、流し台、調理用具があり、壁には一つかみの稲穂が展…

式年遷宮の本殿

「京の夏の旅」企画の下鴨神社の特別公開は、賀茂建角身命と玉依媛命を祀る東西2棟からなる「流造」の本殿(国宝)と、神社建築としては珍しい神様のお台所である大炊殿(重文)となっている。 本殿は特別拝観料をおさめた後、奥に上がらせてもらった特別参…

干支の神様にお参り。

出雲井於神社(いづもいのへのじんじゃ) 社名は、旧山城国愛宕郡「出雲」郷の総社であること、「井於」(川=鴨川の辺)に社が鎮座することに由来する。らしい。 この神社の周囲には植えられた木はどのような葉も、柊のようにギザギザになることから、比良…

三井神社

下鴨神社は、ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。地理的にも、京都を流れる鴨川と高野川に挟まれた三角地帯に位置しているというのも面白い。 鳥居の横には工事中のシート。 では、まいります。 三井神社。 中殿には、ご本…

下鴨神社に初参戦。

ということで、午前の部、下鴨神社へ向かって京都駅からバスで出発。205系統だ。 河原町通りは、京都市役所あたりから、がぜん面白くなってくる。昔からのお店、新しい個性的なお店、建物は古いけど最近始められたお店など、窓にかじりついて眺める。 下…

京都迎賓館

事前に申込していた「京都迎賓館」の見学が抽選で当たったので、れんくみさんと明日出かけることになっている。 これは午後から見学ということになっているので、午前の部も考えてみる。最初はまんがミュージアムで諸星大二郎展をしているので、暑さの除けら…

障子を張替える。

実家にいた20代の頃は、大掃除の一環として、破れたり変色しだした障子を替えていた。 結婚したあとも、おじいちゃんがいた頃は、そんな慌ただしく寒い時期に焦りながら張替えたことがあった。 たしかに、真新しい障子で新年を迎えるのは清々しい。でも年…

さすが近江商人の館。

ハイカラな主人は当然、当時最先端の扇風機を購入していた。 これくらいは当たり前だけど、こちらには驚いた。 織部焼きの煉瓦!? ステキ過ぎるじゃありませんか! 煉瓦があるなら、タイルだってできそう。織部焼きのタイルを品よく控えめに貼ったお風呂場…

和のテイストもなかなか。

さて日本家屋で気になるのが、釘隠しの意匠だったりする。 引き戸の取っ手も鍵付きのもの、松の意匠などさまざまだ。 天井の曲がり具合も素晴らしい。 廊下の曲がり角には、和の灯り 行商する近江商人のユニフォームは、なぜか我家にもあるので、H氏が「うち…

シンプルだけどモノはゴージャス。

廊下の角に年代物の「電話室」が! おうちの中に電話ボックス。しかも椅子付き。木造の作りも立派でガラスの入ったドアがまた、お洒落だ。 「どうぞ、入って使って見てください」と、親切なガイドのおじさんが、使い方を教えてくださるとおりに操作してみる…