以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

梨木神社へ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 ということで、地下の売店では何も買わずに「京都迎賓館」を後にした。身の程知らずにVIPの館に行ったからか、場違い感もほんのりと。私はやっぱり人の住まいである「住居」の方が心惹かれるみたいだ。

 門をくぐって御所を出ると、

 不穏な雲が浮かんでいた。

 梨木神社は下鴨神社に先だって、境内にマンションを作った。神社の改築費用の捻出など、経済的に存続して行くための、苦肉の策である。ということで、鳥居の後ろがマンションというシュールな画になっている。

 看板の道案内にしたがい、突き当たりを折れる。鳥を描いた灯籠がある。

 もうひとつ。こちらは亀か。

 このいわくありげな石碑は、上田秋成のもの。

 どうやら、彼が晩年を過ごした地らしいのだ。

 おおっ、雷様の到来だ。雨も降り始めた。

 梨木神社の萩をくぐり抜けて、

 ほころびかけたムクゲの花を見つける。

 いざ、いそげ! 雷の音が大きくなって来た。