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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

つばき!つばき!

廊下を廻っていくと、きれいに熊手で整備された白砂のお庭がある。陽が差し込んで明るい場所に、枝の絡み合った椿が今を見頃と咲き誇っていた。後で知ったが、これが法然院の有名な「三銘椿」だった。三銘とは、「花笠椿」・「貴(あて)椿」・「五色八重散…

法然院の特別公開と椿

京都駅からバスターミナルで3本待ち、やっと銀閣寺ゆきのバスに乗り、銀閣寺の手前で下車。山に向かって坂道を上り、「哲学の道」を横切り、法然院へ。 春休みでもあり桜も美しい季節なので、哲学の道は大賑わいだったが、少し外れると、めっきり落ち着いた…

4月はおでかけ目白押し。

4月は「これでもかっ!」というほど、「隙あらばおでかけ」を心がけていたので(確信犯!?)、おでかけネタが押して押して。 たかが5時間のおでかけに、1週間以上を費やす事もあるという、私の重箱の隅をつつくようなメモ&写真が反映しまくったという事…

まもなく「消しゴム忌」

4月25日から梅田ロフトにて、「ナンシー関の顔面遊園地」が開催されている。彼女と連載対談もし、生前仲のよかった町田広美氏がナンシー関の13回忌を機に、メインで企画したようだ。これは外せない。ということで初日に出かけた。 展示品は、彼女が彫っ…

今年も桃源郷に行く。

実家から「タケノコあげる」という電話があったので、夕方近くなったが夫と一緒に貰い受けに行った。ついでに蕨を取りに行きたい、という夫の希望で、近くの堤防に行く。 この連休で農家は田んぼに水を引き入れ、水田は鏡のように空や山を映してくれる。これ…

錦市場を徘徊する。

「手から手へ」展からの帰り道をどうするか。 錦市場を抜けて、河原町三条の六曜社で休憩し、三条大橋近くのタルトの有名店『キルフェボン』でフルーツタルトを買って帰る、という計画を立ててみた。錦天満宮から六曜社までは予想外に歩いたが、予想外のもの…

「手から手へ展」

「手から手へ」展に行って来た。副タイトルは、「絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」だ。もう少し詳しい内容は、京都国際万がミュージアムのHPから引用↓ 日本の絵本作家たちが「3.11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで国内外…

餅撒きの収穫率高し!

本堂から外に出ると、すでに撒き手の七福神や裃をつけた厄年の方々がスタンバイされていた。観客の人数も、地元の節分の景品付き豆撒きより、やや多いくらいか、といったところ。 みんなニコニコと和やかな空気が漂い、裃の人に「◯◯ちゃーん! こっちなげて…

「鬼くすべ」ダヨ、全員習合!

本堂はそれほど広くない。ご本尊の十一面観音菩薩さまがお内陣の正面にいらっしゃり、その両側に畳敷きの場所がある。 2時の開始まで、一般衆生はお内陣の外の左右の畳に、ぎっしりと座って待つ。私が入ろうとした頃にはすでに満員だったが、右端の隅に、な…

境内で予定変更。

仁王門をくぐってしばらく後に、三重塔がみえる。 枝垂桜を近景に。 紅葉の若葉越しに。 わりあい簡素な相輪(そうりん)。 本日の主役たちの楽屋であり待機場所か? 白い鼻緒の草履が大量に並んでいる様子は圧巻。 はい、宝積寺に到着しました! 今回は楽勝…

仁王門にて

仁王門でゆっくり仁王様を見る。2度目なので、とくに変化はないと思われた。 ところが! ええ〜っ!? こんなにセクシーだったっけ? とくに阿形の方!ちょっと待ってください、横からも! そして柵の合間から垣間見えるおみ足! 仁王様は足が重要、という…

積年の願いが叶う。

今を去る事5年前に、大山崎山荘美術館にて山口晃画伯の『さて、大山崎 〜山口晃展覧会』を見に行ったときのこと。 レトロで贅沢な応接室の真ん中に展示されていたのは、山口画伯のマンガ原稿、『すずしろ日記 Oh!山崎版』だった。そこでは実に魅力的なお寺…

羅漢寺の花々

ひとしきり羅漢さんたちと対話し、ひとりひとりを眺めて写真に収め、すっかり満足した私たちは、心地よいお庭のベンチで一休み。ほどよい気温と木漏れ日とかすかな花の香りに包まれて、うっとりする。 季節も丁度いい感じで、桜と椿のコラボが楽しめた。 木…

中央には冥界の裁判官

左ウイングと右ウイングに挟まれ、冥界の裁判官「十王」の本地仏(たとえば閻魔大王=地蔵菩薩)たちがいらっしゃる。名札付きなので、わかりやすい。 正面には、(左から)阿弥陀如来、普賢菩薩、釈迦如来、文殊菩薩、大日如来がいらっしゃる。 倶生神とは…

五百羅漢に100シャッター!

左ウイング。日陰のせいもあるのか、こちらの羅漢群は、なんとなく空気が重かった。なんか「圧」を感じるのね(汗) 右ウイング。日向のせいか、こちらの羅漢群はあっけらかんと、天真爛漫な空気感。 真ん中には地獄の裁判官「十王」の本地仏(たとえば閻魔…

もうすぐ五百羅漢にごたいめ〜ん!

道案内の矢印に従い、弘法大師を祀る御影堂の横を抜ける。 一段を登るのがひと苦労な階段を数段登ってみた景色は・・・ しょ、小学校!? じゃ、矢印に従っていけば、あっちの出口に案内看板があるかも。と、グラウンドの出口にあった、裏が白い看板の表をみ…

住吉神社

最初ここではなく黒駒村で創建され、養老元年(717年)に現在地に移されたと伝えられている。江戸時代には酒見神社と呼ばれており、明治になってから住吉神社に改称されたといわれている。 古刹らしく、狛犬も注連縄を巻かれている。 カールする渦巻きがちょ…

酒見寺に大興奮。

もとは密教系の極彩色だった彩色が、いい具合に褪せている多宝塔。 当初の建物は天正年間に焼失し、再興されたのが現在の伽藍だ。現存の「多宝塔」は寛文2年(1662年)の再建になるものといわれている。 屋根は上重が桧皮葺き、下重が本瓦葺きで葺き方が異なっ…

早くも延長決定!

駅構内にある観光案内所で、念のために道順を聞いてみた。 「左手に行って、次の信号を右に渡ってまっすぐ、向かいに三井住友銀行がありますので、その前の路地をまっすぐです。」 驚いた。「私たちの地元よりも街じゃない」と思っていたこの町には「三井住…

北条鉄道にて

「あまちゃん」を引き合いに出すまでもなく、第三セクターの経営は苦しい。北条線の駅舎も、焼失してなくなり放置されていたところもあったくらいだ。 ところが北条鉄道のHPを見ると、最近立て続けに「粟生」から出て最初の2駅、「網引駅」と「田原駅」の駅…

東海道本戦から加古川線

さすがに遠方に出かけるので、おばあちゃんをデイに送り出したらバタバタと出来うる限りの家事を済まそうと奔走する。帰宅後にする家事は、なるべく減らしておきたいので。そのため、前日の夜も23時から、カレーやポテトサラダを作ったのだ。 奔走するうち…

いつのまにか羅漢つながり。

さて、あと一回を残すところとなった青春18キップ。これの予定は、半月以上前に、ざっくりと計画した。 兵庫県の北条町に五百羅漢を見に行く、青春18キップ使い倒し旅。片道運賃3千円、往復6千円、これを2千円(すでに前払い済みだが)で行っちゃおう…

ときめき旅のトリは「きんせ旅館」。

急ぎ足で「きんせ旅館」に戻ってみれば、そろそろ開けようかいな・・・という若き日の堀内孝雄似の店主さんがいた。少しだけ待って、ワクワクしながら玄関に。 うおおおお〜! なんじゃこりゃ〜♡♡ 即座に店主さんに写真撮影の許可をとった。他のお客様を写さ…

ぶらり、西本願寺。

ときめきの余韻を残しつつ角屋を後にし、東へ移動。「きんせ旅館」のオープンまでまだ1時間ほどあるので、西本願寺まで歩いてみよう。 仁丹町名看板、みっけ! 途中にあった古い商店街。長屋状態だが、タイルと窓がそこはかとモダン。 子どもの頃、伸び縮み…

ときめき物件の核心へ。

ついに憧れの角屋2Fへ。『日本建築集中講義』で、藤森照信先生と山口晃画伯を夢中にさせた物件を、ナマの目で観られるとは♡♡♡ ちなみに2Fだけの入場料は800円なり。 まさに、「天国への階段」だ。スタッフさんが「急な階段ですので、お気をつけて」と気…

角屋の台所

島原界隈をぶらぶらしたけど、早めに角屋についてしまった。 スタッフさん数名が「おかえりなさい♡」と迎えてくださる。私がぶら下げた宮武の袋に目を留めたスタッフさん(宮武を紹介してくださった方)が「あ、(宮武に)入れたんですね♡」と、うれしそうに…

ぶらり島原界隈 大門/輪違屋

島原大門は、ドキドキするような花街への出入り口。 ここは江戸時代に公許の花街(歌舞音曲を伴う遊宴の街)で、「おとまり」禁止で「遊女のデリバリー」はなく江戸の吉原とは別物、と「角屋」では強調されてたっけ。 官命によって前身の六条三筋町から、こ…

ぶらり島原界隈 きんせ旅館(外)

お店を出て、来た道を戻る。行きにあった道しるべにある「島原大門」を目指してみる。 ほどなく、気になる物件に行き当たる。これは、もしかして。 一見、なにげないけど、 コンクリートにちりばめた石とかも、なんとなくクール。 ほら、やっぱり「きんせ旅…

ときめき午前の部、終了。

網代の間を出た場所にある襖について、ガイドさんが説明してくださる。 「角屋の襖は、最初は全部この桐の模様だったんですが、 文化サロンとして時が経つうちに、文人墨客が(飲み食い代のかわりとして?)書や絵をかいてくださるようになりました。今では…