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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

餅撒きの収穫率高し!

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 本堂から外に出ると、すでに撒き手の七福神や裃をつけた厄年の方々がスタンバイされていた。観客の人数も、地元の節分の景品付き豆撒きより、やや多いくらいか、といったところ。

 みんなニコニコと和やかな空気が漂い、裃の人に「◯◯ちゃーん! こっちなげてえなー♡」と叫ぶ女性がいたりする。両者とも白髪の人で微笑ましい。こういう場にありがちな、殺気立った気配はない。

 七福神側には、やはりたくさんの人たちが集まっていたので、私は裃の人たちが待機する方へ移動する。

 餅を福福しい人たちから、もらいたい人たちと、七福神が餅を撒くシャッターチャンスをねらう人たちがいる分、右ウイングの方が多くなるのだ。

 下にいる知人に、升の中がカラなのを見せながら裃の人が、「いま、餅つきしてるとこやねん」といって笑ったりしていた。

 さて、アナウンスが入り、餅まきが始まる。

 私はあっというまに3つ拾い、その場を退散した。沢山はいらない。そのぶん、写真を撮ろうっと。

 結構な時間、何度も餅が撒かれて、両手に抱えた餅を、どっさり落としているおじさんもいた。同様な数(たぶん30個くらい)を抱えていたおばさんもいたが、こちらは死んでも放すものか!という意気込みが感じられた。女はつよい。

 なかなか収穫率の高い餅撒きだった。地元の神社の豆撒きでも、こうはいかない。小包装された小餅は、赤、白、緑の三色の副餅だ。偶然、三色ゲットできた。

 餅撒きも終わり、すっかり和やかな境内では、あちこちで鬼のしろうと撮影会だ。私もお願いして撮らせてもらったが、私の前の人と鬼は、親しい間柄だったらしく、人差し指を鼻の穴にツッコんでポーズをとっていた。このお面なら、それもアリだろう。

 火の消えた松明を持ち、人間と話し込む鬼さんとか、

 にこやかに微笑む山伏さんとか、

 写真のオファーが次々にくる、大人気の鬼さんたちとかを眺めて、大満足で下界に戻る。

 濃厚な2時間を大山崎で過ごし、楽勝で帰宅できました。