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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カメムシ話

昨日もKちゃんと、台所で長話に明け暮れた。 彼女もついに高校3年生の受験生となり、自主的に計画してフル回転で勉強しているが、根がおしゃべりなので、ひとりじゃないときにはどうしてもしゃべらずにはいられないみたいだ(笑) たとえば俳句くらいの必要…

初夏めく花ばな。

一気に気温があがり、もはや半袖となる昨今。花の季節も移り変わったので、新しく花の苗を買って1時間ばかり庭仕事をする。ブルーデイジーとか金魚草とか桜草系の草花を、プランターや玄関脇に植えた。 もっとも、家の周りは上も下も花盛りだ。 花ではない…

地獄だより

せっかく極楽の記事を書いたのに、しかもまだ4月だというのに、早速地獄から使者がやってきた。 就寝前に、おばあちゃんを洗面台からトイレに車椅子で移動させようとした、そのとき! 大きさは中くらいながら、あの地獄からの使者、ムカデ出現!! 季節が季…

日月門

祖師堂と大講堂の間にあった日月門。鄙びた風情が、ちょっとしたお気に入りです。 中央のお花の細工もきれい。裏も同じものがあります。 ちょっとした意匠の入り具合がまた絶妙。 ん? 花のうしろにも、細工がある。鬼かな? 波を分けて間にいるから、鬼じゃ…

伽藍はまるで極楽。

霊宝殿の桜はお見せしたが、伽藍の桜もなかなかだった。もっともかなり散っていたけど。 名前はわからないが、妖精のくす玉みたいな桜が満開。 伽藍は個人的には「金堂」の薬師三尊像(中央:薬師如来、脇侍:日光・月光菩薩)と四天王立像が、どれだけ見ても…

醍醐寺、伽藍へ。

醍醐寺の仁王門で、伽藍・霊宝館・三宝院の3館分の入場券を買う。本日は欲張らず醍醐寺オンリーにしておこう。現時点ですでに充分タイムオーバーだ。 仁王門入口から伽藍までの道に沿って、紅白の陣幕が貼られていて否が応でもテンションがあがる。 最初に…

急がば回り道?

もう一度、醍醐寺の話に戻って。 JR山科駅で下車し、京都市営地下鉄に乗り換え、「醍醐」で下車する。前回はミニ巡回バスに乗ったけど、そんなに遠くなかったように記憶しているので、歩きでいくことに一人会議で決定! 醍醐駅に直結した滋賀県発祥のスーパ…

花道in平野神社(後編)

さて、平野ブランド桜がこれより目白押しだ。 トップはやはり『平野妹背』 「妹背」とは「仲のいい夫婦」という意味だそう。この花には雌しべがふたつあるので、サクランボ状に実がふたつ、仲良く実るところから名付けられたとか。 花の色も薄紅色から淡いピ…

花道in平野神社(前半)

今日はどうしても花の写真をアップしたかった。 それなら桜の珍種がいっぱいで、小嶋先生おすすめの桜スポット、平野神社がいい! いや〜平野神社って、さすがに素晴らしい桜スポット。ソメイヨシノも枝垂桜もお腹いっぱい見た、もしくは見飽きてしまった、…

カオよりカラダ!

仁王門の近くで、まだあどけないような高校生くらいの修行僧たちが、列になって歩いていた。 グループごとに10人ぐらいずついたけど、少年たちは坊主頭だった。この写真のグループではないが、一人だけショートヘアの少女が最後尾にいて、驚くけど、まあ、…

ねばーぎぶあっぷ、花見!

先週の金曜日に行けなかった京都の醍醐寺へ。桜のピークは過ぎ、すでに霊宝館前の巨大しだれ桜はほぼ葉桜に向かっていたのだけれど。 真如堂のときとは逆に、「もうちょっとはよ来たら、ええもん見せたったのにな」と桜にいわれてるような気がした。 でも 枝…

この本なんの本、気になる本♪

広告や紹介やレビューだけ読んで、まだ手にとってもいない本のことで恐縮だけど、ものすごく気になる本があった。県内でおでかけした先の本屋さんで探したけど、いまだついに見つからず。 この3月の新刊である。 タイトルは『股間若衆―男の裸は芸術か―』 木…

迷える生き物たち

今日は「晴れ、ときどき曇り」という絶好の野外仕事日和だ。 そうだ、お地蔵さんの花が枯れていたから、満開のユキヤナギと入れ替えよう!と思い立った。 昨年れんくみさんに(労働報酬を兼ねて♪)いただいたチューリップの球根も蕾を付けるまでに成長し、2…

キンヨク

ずっと前に買ってあげた彼女の好きなマンガが、まだビニールがかかったままだったので訳を聞いてみたら 「しなあかんことが終わるまでは、読まへんねん」。 常に予定山積の彼女なのに、さらに職務上年度末、年度始めは忙しいのだ。 「えらいストイックやなあ…

13日の金曜日には

昨日よりは少しだけ風が冷たいが、やはりうららかな春爛漫である。 13日の金曜日の前日、私が「平和だ」としみじみしていた頃、京都ではとんでもない修羅場が繰り広げられていた。知らぬが仏である。世間(しかもたまに私も足を運んだりする場所!)は平和…

桜満開

今朝のH氏の名言。 「今日はお天気日和やで」 うららかで、あたたかく、光のどけき春の日には、毛布を洗い、おばあちゃんを月一の病院通いに連れて行き、H氏のビールを買いに行き、洗濯物を取り込み、元気にしているか気にしている知り合いたちのいる場所を…

サンショウウオは旨いか?

おじいちゃんが生きていた頃、岐阜県へ家族旅行(Kちゃんはまだいなかった)へいったとき、オオサンショウウオを観る機会があった。 そのとき、おじいちゃんは、よだれを垂らさんばかりに「サンショウウオって、旨そうやな」とうれしそうにつぶやいていた。H…

それ、違うし!(笑)

Kちゃんを駅まで迎えにいったとき聞いた話。 1ヶ月前の3月14日、京都の街中に水族館がオープンした。京都水族館である。京都府には丹後半島など海に面した地域もあるが、京都市は盆地。はたしてそのコンセプトは? 海洋ゾーンでは、大きな水族館には必ず…

遠い記憶の香り

昨日、近所の義姉さんから、冷凍韓国松茸をいただいた。 自慢じゃないが、未婚の頃も、既婚者になってからも、松茸を料理したことは1度だってない。もちろん買ったことだってない。せいぜい「松茸ゴハンの素」を買ってくるくらいだ。冷凍であろうが、韓国産…

路線バスで旅する。

昨夜、たまたま見たのがBSジャパンでの再放送(テレビ東京系列の『土曜スペシャル』でレギュラーシリーズとなっている企画)「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という21時から23時までの2時間番組。これが見事にツボにハマった。 先ず旅人が、太川陽介と…

老眼×乱視の漢字変換

近年読書スピードがめっきりスローになったのは、老眼×乱視のせいかもしれない。でもよほど読みづらくないかぎり、面倒でメガネはかけない。近眼になったことがないので、メガネ慣れしていないのだ。せっかく作ったのに、もったいないことである。 そんなわ…

真如堂にて

さあ、やっと真如堂の涅槃図にもどって。受付からも斜め越しに見えるが、本堂の奥に入ると、板敷きに座って、ごくごく間近に涅槃図をみることができ、ありがたい。涅槃図は大きいけれど、天上の方々から小さな生き物に至るまで描き込まれているので、近くで…

21世紀の病院だった。

「まずは涅槃図だ」といっておきながら、涅槃図を見る話は次回にして、今日のできごとを先に書こうとする、いい加減なヤツです。スミマセン。 「木曽路はすべて山の中である」というのは、島崎藤村の『夜明け前』の冒頭だ。滋賀県では大学病院も県立図書館も…

真如堂へ

桜を撮った時点で電池切れにつき、カメラはアウト。堀川通に出るも、この通り沿いには金閣寺には行くけれど、銀閣寺方面に行くバス停はないことが判明する。 どうする? そうだ、たしか北大路通りには銀閣寺方面のバス停があったはず。10分も歩けば北大路…

ちゃちゃちゃ

本法寺の境内にある京都府指定有形文化財の建物たち↓ かなりカッコイイ多宝塔だ。 鬼瓦だって、どうして味がある。 本堂の前に涼やかな姿の松が。 なんと本阿弥光悦直々のお手植え松だった。 本堂の前で枝を広げる桜。「もうちょっと遅う来たら、ええもんみ…

等伯の涅槃図

本法寺の涅槃会館の続き。 涅槃会館は、本法寺の宝物が展示され、「巴の庭」という静寂で明るいお庭がある宝物殿だ。 涅槃会館の吹き抜け部分がある奥の部屋に、等伯の涅槃図があった。1Fからは下の部分が間近で見られ、2Fに上がって上半分がしっかり見ら…

エイプリルフール

せっかくのエイプリルフールなのに、直接ウソつくことも、つかれることもなく、つつがなく一日が終わる。 年がら年中、大規模にウソついてる人たちにうんざりして、お遊びでウソつくのもそんなに楽しくはなくなったのかも。 とはいえ、ムスカリやアネモネが…