キンヨク
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
ずっと前に買ってあげた彼女の好きなマンガが、まだビニールがかかったままだったので訳を聞いてみたら
「しなあかんことが終わるまでは、読まへんねん」。
常に予定山積の彼女なのに、さらに職務上年度末、年度始めは忙しいのだ。
「えらいストイックやなあ」と、感心する私
「ストイックって、どういう意味?」
おいおい、基本的なことを知らんのが暴露されたじゃないか。
「禁欲的、っていうことや」
「キンヨクって、どういう意味?」
「そこから説明!?」(やや怒り)
「普通の意味でキンヨク? それとも別の意味?」
「普通の意味やけど。欲望を自ら禁じているっていう」
「いやな、『カネが欲しい』の『金欲』と、どっちやろーと考えてしもたねん」
出たっ!! Kちゃんの名言! あ、迷言か?
このムダに紆余曲折する思考回路が、彼女の模試の伸びを阻んでいるのだ。
とはいえ、テストのために捨てるには惜しい天才的な才能なので、このままキープしていただきたい。