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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ステキ仏に魂抜かれ。

もちろんレアなイロモノ系じゃない、正統派ビジュアル系の 仏像さまたちも多数出演されている。 このファッションモデルのような身のこなし、軽い腰のヒネリも効いている。衣服のまとい方のセンスも抜群だ。それでいて木調の素朴さと清楚な美しさが同居して…

奈良博仏コレクション

奈良の国立博物館といえば、ウワサにはきいたことがあり、奈良博グッズにも登場しこの博物館のシンボルと化している、通称「走り大黒」さまだろう。これを今回しっかりと目に焼き付けた。想像していたよりずっと大きかったし、躍動感がハンパ無かった。風を…

みほとけのかたち

奈良です。 とぎれとぎれの樹々の向こうが、奈良国立博物館。 仏教美術(ときには神道や土着の宗教も)を展示させたら、盤石の実力を持つ博物館だ。考えてみたら、もう30年前から出入りしている。キュレイターさんたちの世代交代もされているだろうが、存…

奈良日和

会期は9月の半ばだけれど、来月は予定が順次入り始めているので、8月中に行っておこうと思い立ち、奈良国立博物館へ「みほとけのかたち」展を見に行く。国立博物館パスポートが使えるので、入場料はフリーだしね。 奈良はいつもは近鉄で行くのだれど、今日…

織田作之助ワールドへ。

昨夜はNHK総合で20時から、『オダサクさん、こんにちは 〜生誕100年織田作之助ワールドへ行こう』という番組を見た。言わずと知れた21時からのオダサク原作ドラマ『夫婦善哉』の豪華な番宣の特番だ。 女優の佐藤江梨子さんが案内役で、オダサクゆかり…

「みつばち」

河原町今出川のバス停を下車し、近くの横断歩道から向かい側に渡る。駅方面に戻る方向へ歩くと、ほどなく小さな甘味処「みつばち」に到着。たぶん「蜜蜂」ではなく甘味だけに、「蜜鉢」という意味のシャレなんだと思う。 なにげにコダワリの店構えだ。京都の…

シロウトのお買い物

あついけれど京都へ。 京都駅前のバスターミナルの自販機で、一日市バス乗り放題のカードを購入。500円なり。出かける前に京都で遊び慣れている(?)Kちゃんに、交通機関でお得なものはないか聞いてみたら、市バスのカードをおススメされた。いや、これ…

雨がふらない。

いっこうに雨が降らない。いや、パラパラ程度なら、毎日降るのだ。なにしろ、こんな雲が湧いているのだから、降らない方がどうかしている。 ああ、風が吹いて来たな、曇って来たな、ゴロゴロいいだしたな、と窓を閉めにまわるのだが、すべての窓をしめた頃に…

今後の展開はどうなる??

今後の展開が気になると明日が楽しみになるが、それは「あまちゃん」でも「半沢直樹」でもなく、我家の朝顔だ。 手のあるところでは、順調に伸びて行った。竹の先まで伸びてしまうと、南天の木をたよりとして、天にも昇る勢いだった。 しかし、南天も追い越…

変わっていない(汗)

展覧会に行く楽しみのひとつが、ミュージアムショップでのお買い物だ。 最近は「亀の甲より年の功」で、熟慮を重ね、かなり絞り込むことができるようになった。「きりがみかるた」風呂敷は、かなり熟慮を要したが、きっともっと欲しい風呂敷が今後出現するは…

佐川美術館へ

H氏に佐川美術館へ連れて行ってもらう。「安野光雅展 ーあんのさんのしごとー」が開催中で、チケットもいただいたのがあったので、軽い気持ちでのおでかけだった。つまり、絶対見なくちゃ!という固い意思ではなかったのだ。 『ふしぎなえ』をはじめとする(…

女子大生、はじめての夏休み

今日の午前中は「おでかけ」が無理なカラダだったので、のんびりグダグダと過ごし、薬が効いて来た午後からやっとスイッチが入る。というわけで、私については何のネタもないが、こういうときにはKちゃんに登場してもらおう。 どれだけ暑くてもKちゃんは元気…

お盆にあらたな伝説

一日だけしかお盆休みがないH氏は、私の実家に行く予定もあるのに、今日のスケジュールをてんこ盛りにしてくれた。 まずは、守山市の琵琶湖岸にあるホテル「ラフォーレ琵琶湖」で開催中の「飛び出し人形の写真展」に連れて行ってくれた。私が得々と採取した…

美術館エントランス

話は前後するけれど、美術館へは電車とバスを乗りついで来た。 バス停や駐車場から美術館まではちょっと歩かなければならないが、舗装した道路ぞいではなく、小川があったり池があったり森があったりお茶室があったり(!)する木陰の道を歩く。 今回はお茶…

佐々木マキ大全集!

この看板の「佐々木マキ」は、絵本でおなじみの佐々木マキだが、彼が驚愕のバリエーションを持っていることを今回初めて知ることになる。その点でも、大収穫だった。 海外の達者な絵本風テイストから、シュールな版画風まで。 宇野亜喜良テイストから、ブリ…

佐々木マキ見本帖

滋賀県立美術館で開催中の『佐々木マキ見本帖』を見に行く。なにしろあの「佐々木マキ」氏であるから、わくわくするほど期待大で、館内で発酵しそうなほどじっくりと見た。 やはり期待どおり、いや期待以上の素晴らしさだ。 佐々木マキさんのガロ時代のマン…

車中で漫才

大学生になった娘、Kちゃんが中学塾時代の友達とゴハンに行くのを送って行くとき、車中で久々の母娘漫才。 「『山椒大夫』は読んだこと、ある?」と期待薄で聞いたところ、 「『小梅大夫』*やったら知ってるで」。 *参照(音声出ます)→http://www.youtube…

京都のお盆はココから

そんなこの世とあの世をつなぐ場所なので、京都のお盆はここから始まるといわれているらしい。(写真は禁止だったので、閻魔堂の画像はなし) まずは閻魔堂でお参り。小野篁(おののたかむら)の作と伝わる閻魔大王像と、等身大の小野篁(おののたかむら)像が祀…

六道珍皇寺へ

せっかくなので、もう一カ所足を伸ばしてみようか、と市バスに乗る。三つ目くらいの「清水道」で下車した。 ん〜、たしかこの辺にあるはずなんだけどな、六道珍皇寺。お盆の前に立ち寄りたかった。単なる勘のようなもので、閻魔大王さまに会いたかった気分な…

「遊び」のあとの遊び

京都国立博物館の野外には、ロダンの「考える人」のレプリカがある。暑いけど、ちょっと見に行こうか。 目に涼しい噴水の近くに、彼はいるのだ。そして常に考え続けている。 あっちからも、こっちからも、「あそぼ〜よ!」というお誘いが。 「いやいや、わた…

「遊び」いろいろ

そんな懸念はあったものの、やはり昔の人の「遊び」の品々は面白かった。(コチラで一部の画像が見られます) 貝合わせの貝が豪華な蒔絵の、それも2段の手桶状の貝桶に盛られているところを見られたし、貝合わせは、貝の模様を見て、同じ貝の上下と判断する…

「遊び」に行く。

一日おいて火曜日には、「暑さにご用心」と予報されていた京都へ。それでも慣れとは恐ろしいもので、前回ヘロヘロになって徘徊していた場所を、元気にうろついていたんだから、人間ってすごい。 でもやはり京都駅からはバスで行こう。以前は、バス代をケチっ…

大津絵をタンのう。

日曜日の午前中、バタバタと大津歴史博物館へ。H氏に車で連れて行ってもらう。 東の博物館で充実した大津絵コレクションを所有している町田市の博物館とのコラボ企画だ。その9月1日までの『珠玉の大津絵』にプラスして、 常設展のミニ企画『大津絵百面相 −…

長谷川家住宅へ

はんなりした祇園から、京都駅八条駅側、東九条にある「長谷川家住宅」へ移動だ。 再度、四条通を戻る。数えきれないくらい前を通った「めやみ地蔵尊」の説明を、バスガイドさんから聴く。 もともとは「雨やみ地蔵」だったのが、いつしか「目疾(めや)み地…

歌舞練場〜如庵

普段はご贔屓筋しか入れないらしい「八坂倶楽部」の建物に特別公開なので、入れるのだ。ご贔屓筋の接待場所になっている大広間で、ガイドさんの軽快な説明を聞く。 説明をぼんやりと聞きつつ、非常に珍しい欄間が気になる。 竹の節のところを輪切りにして並…

祇園甲部歌舞練場へ

バスは祇園甲部歌舞練場へ。 そういえば、祇園を自主的に観光なんてしたことがなかったっけ。唯一、娘が幼稚園児だった頃、関東の友達と祇園でお昼ゴハンを食べたことがあったっけ。 そこで「だし巻定食」を食べたことが強烈なインパクトだったらしく、幼稚…

白河院・インサイド

広いガラス張りで明るいお座敷に通され、手入れされたお庭と見ながら、やっとのことでありついた京会席の蓋をとって、わくわくのお昼ゴハンだ。 これに、もちろんゴハンと汁物が付いている。フレームの外にある。 妙に凝ったものはひとつもないが、すべてが…