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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

憧れの人に会いに行く♡

近江八幡市のボーダレス・アートミュージアムNO-MA主催の「鳥の目から世界を見る」展関連イベントがあった。山口晃さんの「鳥の目で世界を描く―自身の制作からアール・ブリュットまで」という講演に、5月30日に夫婦で出かけた。 まずは本丸「NO-M…

栗原邸のまわり

2階で積み上がったトランクを見たりしているうちに、ギャラリートークの時間。階下にいくとすでに立ち見すらぎっしりの、チョー満員。 建築だけではなく、デザイナーなど多彩多芸な本野精吾について、いくらかを知る。残っている建築物は、5本の指に満たな…

ベッドのある書斎とダイニング

玄関ホール上部の部屋ほどのインパクトはないけれど、憧れるような、ゆったりした部屋。 白い置き物のあるビューロー。 ビューローと本棚の風景。 部屋のど真ん中にベッドがど〜〜んと。斬新な配置に目ウロコ。一瞬私もやってみようかと思ったくらい気に入っ…

栗原邸のシンボルに潜入

栗原邸のシンボルともいえる玄関ポーチの上部に作られた部屋へ。かつての様子は写真で残されている。 現在はこんな感じ。若干家具の配置が違うけれど、右側の棚は定位置だ。 半円形に弧を描く窓は凝りに凝っていて、ほんとに素晴らしい。大きく開け放つこと…

階段三昧

洋風建築で、もっとも興味深いのは階段だ。 今回は特に、手すりに注目。支柱のデザインや回り込んでいくときの作り込み、カーブのラインなど、見どころ満載だ。もちろんステップや踊り場の窓などのポイントも見逃せない。 ではまず、ファーストステップ。 手…

1階の応接間

玄関をあがって受付を済ませ、まずは応接間。 何気ないけど、重厚な歴史を感じるドア。 あたたかみのあるクロス張りのソファ。セットの長椅子もあります。 キュートな唐獅子デザインのバックの襖絵は、この建物の施主であり最初の持ち主、染色の研究家であっ…

アプローチから玄関

栗原邸は門を入っても、直ぐには現れない。 大山崎山荘のアプローチは広大なお庭の果てだったし、滋賀県が誇る八日市の料亭「招福楼」さん(格が高すぎて行った事がありませんが)だって、何ヶ月もその前を通っているのに「どこにあるんやろ?」とわからなか…

栗原邸へGO!

そんなこんなでお昼前にウチを出て、夫婦で栗原邸へ行く事にした。 栗原邸は、築90年ほどのモダニズム建築だ。普段は公開していないけれど、国の登録有形文化財になった記念に、5月後半の土日に2週連続、計4日だけ公開されることになった。2013年以…

モダニズム建築のレアもの公開!

インフォメーションです。 昨年、国の登録文化財に登録された京都の栗原邸(旧鶴巻邸/本野精吾設計/1929年竣工)が、5月下旬の土日に一般公開されます。 この建物は、建築技師・中村鎮(まもる)によって発明された、いわゆる「鎮(ちん)ブロック」を剥き…

本日の新聞ブックレビュー

この日の「京都新聞」のブックレビューが個人的に充実していて、なかなか濃かったので、覚え書きとして。 爆笑問題の相変わらずの爆笑時事ネタトーク。太田光が執筆する時事ネタ漫才。今回は2009年から震災を挟んた2015年までの6年分。 息子Tくんがウチにい…

刻む言葉

先日、晩ご飯のときに、墓石の話になった。墓地はすでにあるので、そろそろ墓石を買おうかという話から、墓石に刻む言葉は何がいいか?という、いつもの流れに。 その話の前に、今年が「赤塚不二夫生誕80周年」に当たるので、記念イベントがいっぱいあるら…

遠回りして帰ろ。

先日の読書会は、台風だからとそそくさと帰ったのだが、「そそくさ」のわりに遠回りして帰って行った。 先般から故障したカメラをH氏が買い替えてくれたので、保留にしていた「撮りたいもの」を撮るべく、やや遠回り。 雨のフロントガラス越し、赤信号中に採…

実のなる木の花

昨日から東京出張だった夫は「あつかった〜。東京、あつかった〜〜」と帰って来た。こちらでは、風のつよい爽やかな日だったのに、やっぱり細長い日本だし、人口密度も違うもんね。「滋賀県はすずしいわ〜」とほっとした様子。 昨日の充実度とは裏腹に、今日…

台風一過して

幸い台風は、熱帯低気圧になって通り過ぎて行った。翌日の今日はさわやかに強めの風が吹く、ちょうどいいおてんき。 昨日のバキバキで、いつクラッシュするかと思うような膝の痛みは、低気圧のせいだったのかも。今日は多少なら歩けるので、娘を駅に送ったつ…

「テロリストのパラソル」

台風が近づいているけど、本格的に嵐になるのは夕方かららしいので、読書会へ。相変わらず出発ギリギリまでかかって読了し、しっかりチコクながら参加できた。 テキストは藤原伊織・著『テロリストのパラソル』。チャンドラーを和製にしてたしかな描写力で読…

おひさしぶりですが

リアルライフが多忙を極めたり、PCの前よりベッドで眠りたい期間が長く続いて、気づいたら5月も10日を越えてしまいました(汗) なかなか更新できずのぞいてくださっていた皆様には、本当にごめんなさいでした。 おかげさまで、無事おばあちゃんの忌もあ…

真夜中の惨事

真夜中、ときならぬ惨劇に見舞われた。 お風呂上がりにトイレに行って、トイレの引き戸に、しこたま足の小指をぶつけ「いたっ!」。 よくあることだし(おいおい〜)痛みもすぐひいたので、洗面所で髪を乾かして、ふと足元をみると 身の毛もよだつ(ちいさな…

山下清展 放浪編

山下清という名前を知ったのはいつだったろうか? 新聞を読むようになった子どもの頃だから10歳くらいか。芦屋雁之助版/山下清役のドラマ「裸の大将放浪記」をテレビで見たのが先だったか、新聞で彼の豪華本の広告がしつこいくらい何度も掲載されていて、…