以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

御香宮神社へのオン・ザ・ロード

「魚三楼」さんより、徒歩で後香宮(ごこうぐう)神社へ向かう。途中「近鉄桃山御陵前」の駅に遭遇する。 この雑然さのすぐ近くに聖域があるなんて、京都はやっぱり面白い。 そしてさすがは酒処、水処である、「名水めぐり」の大きな地図が。 おまけにこの辺…

お昼ゴハン前後

今回は、見学が一個だけで早お昼ゴハンにありつけるので、前回のように空腹で目を回すこともなかった。明和元年(1764)創業の老舗料亭「魚三楼」さんだ。 鳥羽伏見の戦いの頃についた弾痕が、今でも店先の格子に残っている。 歴史に思いを馳せつつ、京料理を…

六道珍皇寺

いつもより1時間近く早い出立だったが、電車に乗り遅れる事も無く、無事れんくみさんと車内で落ち合えた。 京都駅からバス乗り場まで行き、チケットを購入したらまもなくバスが来て、スムーズに10時出発。そのまま東本願寺を左手に見て、五条大橋を渡り、…

京の夏の旅パート2

さて、やってきました、「京の夏の旅」第2弾。前回は庭園がテーマのバス旅だったので見どころ満載だし、東山界隈をコンパクトにぐるっとだったので、わかりやすかった。 今回はあまり耳にしない場所や神社仏閣が多くて、地味なツアーだ。今回のテーマは「名…

さよなら 海文堂書店。

この書店は、今年の9月に99年の歴史を閉じる、神戸の有名な個性派書店だ。 HPを読むと、閉店を決めるまでに、やれることはとことんやり、努力を尽くされたことがわかる。手をこまねいて閉店を招いた訳では無いのだ。 画期的なのは、古本専門店が店内にい…

神戸元町商店街

今月末にて閉店される、神戸の海文堂書店のHPを日々みているうちに、矢も楯もたまらなくなり神戸に出立する。運命に導かれるように電車に乗る。 昨日綿密に時間計算したら、元町には2時間半滞在できる。実際のところ、1本早い電車に乗れたので、3時間滞在…

ブックカバー萌え

「架空の本屋さんの、架空のブックカバー」の展覧会も同じロフトの同じフロアで開催中。もちろんこちらも楽しみにしていた。題して「約100人のBOOKCOVER展」 。 具体的にどういうものかといえば、プロ・アマを問わず、老若男女約100人が「こんな本屋さん…

「FREE POP EXPO」

順番としては最後に行ったのだけど、期間が長くはないイベントなので、まずはコチラから紹介。 「FREE POP EXPO」は、障がいをもつ“つくり手”がつくった雑貨たちの博覧会。フリーでポップ、ユニークでキュート、ナイスでグッドな雑貨たちに、しっかり魂奪わ…

梅田ロフトを目指す。

午前中の用事の山を済ませて、10時半過ぎの電車で大阪へ。ひとりで大阪と云えば、最近は茶屋町だ。「梅田ロフト」に用事があるのだ。 到着したらお昼なので、まずはいつもの食堂街の「北斗星」でオムライス。 いつもオムライスでは芸がないなあと思ってい…

十五夜

彼岸花とはよくいったもので、今週ご近所で何本か咲いているのを見た。 今日は実家に立ち寄って、石垣に咲く彼岸花を見た。ここはまだほとんどが蕾。 さすがお寺、お彼岸ジャストに一斉に咲く気かもしれない。 そして今夜は中秋の名月、十五夜だ。おだんごと…

ショックをかくしきれない。

もう前世の記憶のようにも感じる、娘の高校時代の修学旅行がらみの話。 彼女の修学旅行先は台湾だった。巷で聞く台湾のウワサは「たべものがおいしい!」という話ばかりなのに、帰宅後彼女から聞いた話は「油だらけでムリして食べた」という話ばかり。一体、…

どんな病気?!

昨日、娘がトイレからでてきて、「おかーさん、トイレになんかした?」と聞いた。 ああ、洗剤入れて放置中やった、というと 「よかったあぁ〜!! 流したらアワが出て来たし、なんか病気かと思って心配してた」と、真剣に安堵していた。 トイレ流したらアワ…

野分けのあとで

滋賀県は災害の少ないところなのに、今回の台風の被害は恐るべきものだった。線路脇が崩れたり、駅前に水が溢れていたりで、現在電車が運転見合わせで不通になっているらしい。 それでもお昼前には晴れ間が出て、夫婦で、というかほぼH氏が外回りを片付けた…

五木先生、誤解していました(謝)

さて、ローカルで展開されている新聞小説、五木寛之先生の『親鸞』である。 晩年の親鸞の、信仰上の苦悩に満ちた日々が描かれるのかと思いきや、つい最近までは、それぞれに人間離れした頭目を掲げた戦い、それも終盤は化け物馬×巨大牛の争いとなり、あっさ…

ラブレCMにもやられる。

自覚症状ないままに、気がつけば松田龍平にハマっていた。 いや、正確には『あまちゃん』に出ている水口さんとしての松田龍平というべきか。琥珀掘りの勉さんの弟子にはじまり、実はアイドルスカウトマン、ついでアイドルグループのマネージャーを経て、アキ…

『海辺のカフカ』のラストには

たまたまゴダイゴの音楽がラジオから流れて来て、懐かしく聴きながら家事をしていた。 お馴染みの『銀河鉄道999』が始まって、『あまちゃん』での「北鉄」再開(BGMで流れた)を思い出しながら、歌詞を追う。再出発にこれほどふさわしい音楽があろうか。 …

海辺のカフカ その1

『海辺のカフカ』について、読書会が終わってから思いついたことがあったので、メモ替わりに記しておきます。 『海辺のカフカ』を読んでない人にはなんのことやらで、ごめんなさい。ネタバレあります。青字についての私の妄想を、知りたい人だけよんでくださ…

「このうつけものが!」

本棚の整理をするたびに、ふと手にとって結局しっかり読んでしまうマンガがある。集英社のぶ〜けコミックスから出ていた(すでに絶版)『お見合いはあなどれない』だ。作者は私が30年来偏愛している漫画家、桐島いつみさんである。偏愛している割に1冊し…

杉田くんとサルマタケ

『八重の桜』をぼんやりみていたら、杉田勇次郎なる人物が登場した(同志社英学校の人/紫部分)。公式サイトによれば、杉田くんは「同志社英学校最初の生徒で、宣教師であるデイヴィスのもとで身の回りの世話をしながら、英語を学んでいた」そうである。 気…

たのしい予習

来週早々に控えた2ヶ月ぶりの読書会に備え、昨日、地元図書館で資料調達をしてきた。 やっと本日夜、テキストを読了。大きかったけど、すごく腑に落ちる物語だった。「カフカ」以前に書かれた村上春樹の長編も含めて。これは、ことに若い人たちが自分の存在…

おうちで映画

大学1回生という、人生で一番楽しいであろう時間を過ごすKちゃんは、今週ちょっと時間に余裕があったらしく、レンタルしてきた映画をみていた。 いつもは予定がびっしりで「忙しい」がクチグセで、バイトと友達との付き合いと勉強で寝る時間も惜しむくらい…

生と死のはざまで。

9月の「池田澄子俳句カレンダー」は、生と死のはざま感が濃厚。でも軽やかにスキップしているようだ。 たぶん池田さんは、いろんな句で「不謹慎」というクレームはどっさり受け取って来られたであろう。それでも池田さんは、理知的な観察力と冷静な視点と子…

君に胸キュン。

まさか彼がこんな風に変貌するとは思ってもみなかった。水口琢磨である。9月4日水曜日の「あまちゃん」である。「あまちゃん」見てない人には、何が何だかだろう。でも書かずにはおられないので、眼をつぶってください。 寡黙で怪しくて冷淡とも思えるくら…

瓦の小径を歩く。

おばあちゃんのデイの日で、しかもH氏が休みだったので、お昼を食べに行こうという話になった。でも火曜日だ。候補をあげる飲食店は、軒並み定休日だ。 定休日でなかった近江八幡の「瓦亭」という軽食屋さんに行くことにする。「瓦ミュージアム」(文字通り…

なすがままロックンロール

クラシックとロックを融合させた、優雅なロックンロールが誕生 「レット・イット・ビー」を標榜し、ビートルズの血脈を受け継いだ 「なすがままロックンロールショー」! ライバルは「誰がカバやねんロックンロールショー」 少々ヘタでも中身がウマけりゃOK …

奈良拾遺話

奈良博を後にして、近鉄奈良駅前の商店街など、ならまちをぶらつく。正倉院にちなんだ琵琶模様の布巾や、大仏サイダーや、竹筒入りくずきりや、奈良絵の懐紙などを購入する。 アーケードを歩いていると『潮騒のメモリー(天野春子/歌)』がスピーカーから聞…