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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

瓦の小径を歩く。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 おばあちゃんのデイの日で、しかもH氏が休みだったので、お昼を食べに行こうという話になった。でも火曜日だ。候補をあげる飲食店は、軒並み定休日だ。

 定休日でなかった近江八幡の「瓦亭」という軽食屋さんに行くことにする。「瓦ミュージアム」(文字通り瓦の博物館)に隣接する観光者向けのお店だ。品のいいお土産物が少しだけある、静かな小さなすっきりした場所だった。近江牛カレーが美味しかった。

 でも一番気に入ったのが、ここまでの「黄色いレンガの道」ならぬ「いぶし銀の瓦の道」だった。

 

 日牟礼八幡宮の駐車場に車を停めて、歩いていく。神社の横の細い道をしばらく歩き、瓦が埋め込まれたプロムナードに折れる。とても素敵だったので写真を撮って来ました。

「現役時代はお寺の屋根を守っていました」

 隠居後も威風堂々。

 八幡瓦を焼く「だるま窯」。

 アクセントに色ガラス(おはじき?)を混ぜて埋め込んだ瓦たち。

「黄色いレンガの道」ならぬ「いぶし銀の瓦の道」が続く。

 日陰には、通り雨でできた水たまりが残っていた。

 

 白壁に落ちる影は、「いまはもう、秋」。

 手を替え品を替え、意匠を尽くした瓦の小径には、

 ちいさな秋の影が落ちていた。