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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

達磨図をみて妄想する。

天龍寺は室町時代初頭、奈良の吉野にて崩御された後醍醐天皇の冥福を祈るため、足利尊氏が発願し、名僧・夢窓国師を開山として建立された。京都五山の第1位の格式高い寺院だった。 しかし、度重なる大火により焼失した。最後の大火は「蛤御門の変」で、明治…

渡月橋界隈と天龍寺の蓮池

ちょっとプレイバックして、渡月橋界隈に戻ります。 修学旅行生、外国人観光客、シニアツアー客で、かなりの賑わい方だった。清水寺に並ぶ京都観光のメッカ。 大型観光バスが、途切れなく走っていく。 「嵐」というバックプリントのTシャツは人力車部隊の、…

妖怪につかまる。

道端に建ち並ぶ飲食店やお土産物屋さんには、めもくれず、といいたいところだが、チラ見しつつ先を急いだ。 ところが、なんとしたこと、素敵な手ぬぐい屋さんが目に入った。しかもデザインに見覚えがある。昨年大阪梅田ロフトの特設売り場に置いてあった「に…

「茅の輪」を潜りに。

そうだ、京都へ行こう、もう6月の終わりだし、「茅の輪(ちのわ)」をくぐりに。 と、思い立ったのは昨夜。いや、今夜かもしれない。たぶん0時前後だ。 「茅の輪(ちのわ)くぐり」とは「夏越祓(なごしのはらえ)」ともいわれる、6月末の神社の行事だ。…

アンティークショップと古道具屋

夫婦でおでかけ。近江八幡でお買い物。 先に行ったのは、観光地にある、ちいさくてお洒落度の高いアンティークショップ。最近店主の女性と仲よくなったので、2週間に一度はお邪魔している。 買ったのはこれ。 ボイルドエッグ・カッターだ。使ってみたい!と…

後半はスイーツ・パラダイス♬

天井の双龍図を見て、建仁寺を後にする。 花見小路を四条通りに向かって、ゆっくり歩く。さすがに観光客が途切れなく行き交い、お茶屋さんや風情のあるはんなりしたお店の前で、写真を撮られていた。去年の夏に行った、「祇園甲部歌舞練場」の前も通り過ぎる…

方丈、法堂

緑の美しさにうっとりしながら、方丈の回廊を歩いた突き当たりに 女子トイレ! 雨が降り込まないように、屋根に板が乗せてある。 建仁寺特注丸瓦付き、豪華和風女子用手洗い。 方丈(ほうじょう)は、室町時代の建物(禅宗方丈建築)で、1599年(慶長4年)に…

建仁寺内部へ

では本坊から入ります。 受付や売店の前を通って突き当たりが方丈。 雄大な「雲龍」の襖絵がある。 精巧ながら複製なので、これに限らず写真は寺内すべてでオーケーだ。 帰ってから知ったのだが、小書院の手前にはシンプルで小振りな「◯△□乃庭」というのがあ…

我家の三面記事

そろそろシーズンだな、とヤツの登場をおまちかねでブログを読まれている方もいらっしゃるかもしれない。そう、ム印またはム型とも呼ばれる「地獄からの使者」のシーズンである。 そんなご期待を裏切る事無く、よりにもよって夏至になった瞬間、6月21日の…

ちょっとひといき。

いよいよ建仁寺にイン!というところを書こうと意気込んだものの、睡魔が押し寄せてきたので、到底ムリなことが判明した。 だから今日の出来事を軽くいきます*** 行きつけのスーパーに行くと、こんなものが山積みだった。 富士山炭酸飲料三兄弟だ。 真ん…

建仁寺境内をうろうろ。

まずはざっと歩いてみる。 建仁寺「本坊」。修学旅行生、グループ旅行の一行、海外からの団体客などが賑やかに出てきた。 見どころの雲龍と双龍の案内。 法堂。仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」と言われる場所だ。双龍の天井画が見どころ。 松やモミジの…

両足院でチョンボ。

毘沙門天堂の前には、授与品売り場がある。おみくじをひいてみることにした。ここのおみくじは、キュートな虎型の容れ物に入ったものと、可愛過ぎる毘沙門天さまの容れ物との二種類あり、それは迷った。 でもウチには寅年の人もいないし、寅より毘沙門天さま…

祇園祭には行かないけれど。

ちょっと早いけれど、祇園祭話題。 7月には京都は祇園祭シーズンになる。京都駅構内では、コンチキチンのゆるやかな鉦の音が流れ、蒸し暑い京都の夏の到来を告げ始める。 浴衣の人波と山鉾を見にいくために、わざわざ祇園祭には行かないが、このシーズンな…

毘沙門天堂にて

石垣と白壁に沿って両足院に向かう。 特別拝観初日なので、三々五々と両足院に向かう人がいる。 お城のような白壁の塀の切れ目が見えてきた。 看板の案内にしたがって中に入ると、 受付の向かい側には、 毘沙門天堂がある。 関が原の戦いに黒田長政が関東方…

祇園でランチ

しばらく歩くと、やや物々しい門を発見する。 なんだろうと見上げると、こんな看板が↓ 固く閉ざされた門なので、当然スルーしよう。その角を曲がった場所には、もっと魅力的な建物があった。 先頃、絶滅危惧種に認定されてしまった「うなぎや」さんだ。 なに…

安井金毘羅宮

「悪縁を絶ち良縁をむすぶ」安井金比羅宮のことを興味深く思ったのは、『NHKのドキュメント72時間』の「京都 縁切り神社」の回で見たときからだ。パートナーと別れたいという切実なものから、酒タバコ絶ち祈願、貧乏や病気からの脱出、生来の性との決別、自…

寄り道の上書き

いっときの暑さも和らぎ、曇り空に勇気づけられ京都へ。膝に問題があったので、躊躇もあったのだけど、気分やタイミングとしてはGOだったから。 今日からスタートする建仁寺の塔頭である両足院(りょうそくいん)で、半夏生のお庭の特別拝観があるのだ。たぶ…

こういうことなのか(ナットク)

今日はまず兵庫県に竜巻注意報(警報?)が出ていて、それが東に移動してゆき、大阪、京都、そして滋賀にも。 とはいえ野洲でもこの辺りは、なぜか雨が除けて通る地帯らしく、市内の別の場所で激しい土砂降りのときにも、別次元のように地面が白いままだ。今…

堀江ファン急増と祈る手プロジェクト始動?

さて、読書会テキスト、堀江敏幸の『雪沼とその周辺』を何度も寝落ちながら、50ページを起床時間までに読み、残りはおばあちゃんや娘を送り出し、朝家事を終えてからの30分でなんとか読了できた。 できたが、読書会開始時間まで、あと15分しかないので…

読了できるか!?

明日の読書会の課題本は「雪沼とその周辺」。作者は堀江敏幸さん。でもあと100p残っている。 それというのも、サツキの葉を食べ尽くそうとする虫を発見してしまい、逆上しつつその退治に追われているうちに9日の日没を迎えてしまった。短編集で、なおか…

蛍に寄り道。

夜に息子は「(明日は仕事で)ゆううつ」と、いつもながら後ろ髪を引かれつつ神戸に帰って行った。仕事の部署が変わり、堅気じゃない方の対応もしなければならず大変らしい。丁稚羊羹と手づくりカレーを持たせて元気づける。 帰りには、シーズン到来の、知る…

平凡な主婦の凹凸な日

お天気はいまひとつながら、割合過ごしやすい日々が続いている。このところ、真面目におとなしくしている。家事にいそしむ主婦の仮面をかぶり、掃除や庭仕事やお料理に励んでいるのだ。なに、単に主婦業にハマっているだけである。たまにはそういうこともあ…

柿の葉押し寿司を作る。

柿の葉寿司をつくろうと思い立った。 そろそろ柿の葉も大きくなってきたし、昨日「トロしめ鯖」(真空パックでスーパーに売っていた)を買って来た。本当はスモークサーモンで作りたかったが、生憎置いてなかったのだ。 ホントなら一つずつを柿の葉で包んで…

「福澤くん」の行方

昨日聞いた、Kちゃんの話。 彼女が大学の学祭実行委員会に入って2年目になった。ステージのチーフとして、業者との渉外に忙しく、必要書類作成に追われているらしいが、新入部員も、そろそろ各セクションに定着したようだ。 そんな新入部員に、「福澤くん」…

ホラーですが。

学生の間は人生で大切な「吸収する期間」だと思っているので、なるべく沢山の映画を見て、コンサートや演劇などライブなものにも行って、できれば旅もすることを娘にお勧めしている。働くことは卒業してからイヤほどできるから、バイトはそこそこにしなさい…

ねている間も季節は巡る。

久しぶりに周囲を見回す余裕を取り戻した本日。 いつの間にか麦秋。 そして蛍の到来時期を告げてくれるホタルブクロの開花。 こんな木の花も咲いています。