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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

後半はスイーツ・パラダイス♬

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 天井の双龍図を見て、建仁寺を後にする。  花見小路を四条通りに向かって、ゆっくり歩く。さすがに観光客が途切れなく行き交い、お茶屋さんや風情のあるはんなりしたお店の前で、写真を撮られていた。去年の夏に行った、「祇園甲部歌舞練場」の前も通り過ぎる。舞子はんには遭遇しなかったが、駐禁コーンが茶色だったことに感心した。  四条通りに出てすぐ、信号待ちをして横断歩道を渡れば、そこは「鍵善良房」さん。ちょっとランクの高い老舗の甘味処さんに、たぶん25年ぶりくらいに入ってみた。  「鍵善」、といえば「くずきり」が有名だけど、先日「たねや」さんで生菓子を振られたので、ここはどうしても生菓子で押して行く。暑いけど、くずきりではなく、生菓子。親の仇のように生菓子と抹茶を注文する。  が、いくつも種類があるようで、サンプルを持ってきていただいて、そこからのセレクトになった。「くずやき」というものも興味深かったけど、涼しげなお菓子が抗しがたく、これにした↓  「みなものひかり」というお菓子だそう。水面を飛び交う蛍の光を表したお菓子だとか。さすがは老舗、雅びだ。  主菓子の前に、塗りの菓子盆に乗ったお干菓子が登場し、予想外の展開に思わず顔がほころぶ。この「菊寿糖」というお干菓子は、能楽にもなっている中国の故事「菊慈童」にちなみ菊を象っている。阿波和三盆を使用した高級品だ。 「くずきり」と並ぶ「鍵善」の名物らしい。あら、うれしや。  そんな雅びなセットを、もったいなくもそそくさといただいて、歴史的老舗の「鍵善」を後にする。  しばし、河原町方面に四条通を歩くと、「ひとくち水無月」という張り紙のあるのが目に飛び込む。「福栄堂」というカジュアルな和菓子屋さんで、思わず足を止め、抹茶とノーマルの2種類二切れずつのセットを購入。300円なり。これは、おばあちゃんと山分けだ。6月は水無月を食べなきゃね。  下は福栄堂さんの包装紙。お店界隈のイラストマップになっていて、その世界の中心は、もちろん福栄堂さんであることは、いわずもがな。しかも赤丸囲み!  そこから角を曲がって三条に向かう。まもなくお誕生日の娘のために、彼女のマイ・スイーツ・ブームである「キルフェボン」で、フルーツタルトを買ってあげるのも、本日の予定に組み込まれていたのだ。  まずは三条京阪を目指し、三条大橋を渡る。  メディアのインタビューを受けるサラリーマンを横目に、木屋町方面へ。  さすがにこの暑さでは、京都名物の等間隔鴨川べりカップルも見当たらない。  珍しく待ち時間無しの「キルフェボン」で、フルーツタルトとイチジクとブルーベリーの夏のタルトを購入。  そんなスイーツ・パラダイスなおでかけ後半でした。  遅く帰宅したKちゃんが喜んだ事は、言うに及ばず。