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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

白河院へ

無鄰庵を出た後、急激に空腹に襲われた。たまにあるのだ、ゲリラ空腹。きっと血糖値がジェットコースターのように急降下しているのだろう、指先は震えんばかりだし、目は蚊取り線香状態だし、ほとんどアブナイ薬の禁断症状みたいだ。 こんなときの非常食とし…

無鄰庵にて

観光地からわずかに奥まっているだけで、閑静な佇まいの無鄰庵は、年末年始のみ休園で、9時から17時までオープンしている。場所的に敷居が高そうに思っていたが、意外にオープンな場所だった。 ドリンクバー形式のセルフサービスで趣はないが、冷たいお茶…

無鄰庵へ

ふたたび知恩院前の駐車場に戻り、 次の見学地、「無鄰庵」に向かう。 ここは、もうずーーーっと行きたかった場所なのだけど、どうしても行きたい!というほどのテンションはなかったので、ズルズルと行かずじまいになっていた場所だ。地下鉄を「蹴上」で降…

大雲院☆祇園閣

ミストを浴びて人心地ついたら、大雲院の本堂に。信長父子を弔う為の寺院で関ヶ原の合戦より前の創建だが、近年建て替えられたのか、えらくきれい。新興宗教の寺院のような雰囲気だ。 椅子がならぶキレイな本堂で、30名ほどのオバちゃまたちとそのうちの一…

祇園閣まで

私たちの参加したバスツアーは、「京の夏の旅 定期観光バス特別コース 京都の美・名庭と建築をたずねて」だ。お庭と建築を見るツアーで、一番目は「大雲院祇園閣」。このツアーの案内によれば 大雲院は天正15年(1587)、織田信長・信忠(のぶただ)父子の菩…

わくわくバス旅行始まる。

天気予報ではその日、京都・36℃の猛暑日と予言された。 昨夜は嬉しさのあまり寝付けなかったのに、5時半に起床して、サッシや窓を閉めてカーテンや障子も閉めて、早朝の心地よい冷気を家の中に閉じ込めるのだ。これで少なくとも、午前中はなんとかしのげ…

京の夏の旅

明日は観光バスで行く「京の夏の旅」だ。主に東山界隈を回っての、建築と庭園を巡るバス旅。 ということで、今日は旅の前日のわくわく感を、久しぶりに満喫した。バス、というのがうれしいのだ。子どもたちがもう少しちいさかったときには、親子バス遠足とか…

夏だより

昨日は4件ほど、お礼状を兼ねて暑中お見舞いのハガキを出した。 なるべく早く着くように、郵便局の窓口まで持って行ったら、7月23日発売の「ふみの日」切手をみつけてしまった。 ふみの日切手は、日本郵便がデザイン力の粋を集めているのか、毎年とても…

動揺を隠しきれない。

代休を取った夫が「伊吹山、いこか!」というので、この暑い中タフだなあ?と思いつつも、歩けるスタイルで乗車した。 いつものように琵琶湖に沿うように北へ、北へ。田んぼには白鷺が。 能登川、彦根と通り過ぎ、米原へ。 琵琶湖にはカイツブリが浮かび、カ…

山口晃さんを追いかけて。

さて、山口晃さんの挿絵目的で、7月からローカル新聞に掲載されている五木寛之先生の連載小説『親鸞』が、どうなっているのか。知りたい方も多かろうと思う。いくつかの発見があったので、報告してみよう。 まず、五木寛之先生のことなのだが、しごく真面目…

気になる空模様

今日の空は、日中から気になっていた。なんだか夏らしくないような空だったから。 雲の感じも空の色も柔らかめで、パキッ、モクモクとした夏のきっぱりした様子ではなく、自由に雲が流される秋の空みたいだ。 そんなわけで、H氏が運転するのをいいことに、お…

裏庭で生きる。

祇園祭のコンチキチン♪も終わったので、真夏の京都も来週あたりいってみたい。夏の特別公開も、すでに始まったことだし。 くらくらしながら、照り返しの強い道を歩き、ひときわ黒々とした影に入るとホッとし、果ては京都駅の伊勢丹に寄り道をする気力も無く…

その日の後半(汗)

「アクリルたわしの手芸講習会」のあと、老舗の精肉屋さんで遠方分のお中元の手配をし、ついでに揚げ物なども購入して帰宅する。 3連休仕事だったので半日休みをもらったH氏が、汗だくになりながら畑仕事に精を出していた。帰宅後すぐH氏に、「買物のついで…

アクリルたわし講習会

前回の読書会で、「アクリルたわし作り方講習会」が開催されることが決定された。 インストラクターの「先生」は、しばしば手作りのアクリルたわしをみんなにプレゼントしてくださるOさん。彼女の作品はものすごく使い勝手がよく、汚れ落ちが素晴らしいと評…

レティシア書房で買いました。

瀟洒でこじんまりとした古本屋さんなのに、明るくてキレイ。大体「本が好き!」な本屋さんは、本がひしめいているのだけど、ここはちょっと違う。 瀬戸内の島々の「おみやげ」の品が、贅沢にスペースを使って、ゆったりとレイアウトされている。壁一辺の細長…

レティシア書房へ

勢いにまかせて、京都のレティシア書房へ。 御池通に出るまでは、地下鉄の出口をあまり気にせず通り抜けたので、やや迷った。迷うついでに古い京町屋のお店でお昼ご飯とし、パスタセット。御池通に出たら、小さな神社で、お店がひしめくくらい(といっても若…

あついので、しない。

毎日、あついですね。 あまりにもあついのと、あついのにあくせくしていた自分を反省して、日中はなるべくクーラーのなかで、グウタラすることに決めた。しかし、グウタラしながらも、やはり心中おだやかでない。グウタラしながらできる仕事はないか? など…

初瀬商店街復路

おみやげ解禁になった女子は、水を得た魚といっていい。得意技はフリースタイルの三人は、見事に個人行動を取りつつも、団体行動もギリギリ崩さない。団体といっても団体割引もきかない人数だけど。 まずは「鹿サイダー」と名物「草餅」だ。草餅に関しては、…

さらば、長谷寺

ふたたび、登廊に出る。今度は降りるから早い。でも、名残惜しい。 道明上人の御廟塔を見て あっという間に、仁王門へたどり着く。 行きにはスルーした仁王様をじっくり拝見。 とりたてて特筆することもない、普通の仁王様だった。 憧れの登廊よ、さようなら…

本(もと)長谷寺

紫陽花を見つつ道を歩いて、ひっそりと建つお堂にたどり着く。 剽軽な鬼瓦が載った、この建物。なんだろう? (東海「うましうるわし奈良」のHPより) 道明上人が天武天皇の病気平癒のために寺院を建立した場所に建つお堂。長谷寺草創のお堂であることから「…

あじさい三昧

本堂からくだって、道の両側に紫陽花を眺めつつ、おしゃべりしつつ、のんびりと歩く。 「花の御寺」は、あじさい祭だ。 白いあじさいは、ひときわ清楚で瑞々しい。いかにも「おじさん好み」だが、私も好きだ。 青紅葉も、爽やかに風にひるがえる。 谷にも、…

回廊にて

ほぼ貸し切り状態だった舞台のそでからは、五重塔がみえた。 緑に埋もれるように、見え隠れ。 よーし。ズーーーム! 後を振り返れば、お坊さんが赤ちゃん(もしくは幼児)を抱っこされていた。もしかして、パパ僧侶さんか? 浄土系以外のお寺では、滅多に見…

のぞみ、かなう。

礼堂に入る。通路兼参拝所で、長谷観音さまの上半身を拝ませていただく。 その大きさや造形を越えた、ものすごいパワーが発散されていて驚愕する。確かにここは、たじろぐほどのパワースポットだ。圧倒的な異空間。 ネットで写真や動画は散々見たけれど、も…

初瀬詣で文学三昧。

観音様とご対面の前に、ちょっとブレイク。 長谷寺に行くにあたって、ざっと予習はした。『源氏物語』は『あさきゆめみし』でしか読破していない私が、いろんな訳で源氏を読まれたRさんと「玉鬘」や「初瀬詣」や「髭黒」の話でもりあがれたり、「わらしべ長…

登廊をのぼりきると。

399段を登りきり、到着。 でも緩やかに整えられた石段なので、予想したほどの徒労感はない。お天気も幸いしたし、屋根付きだし、至れり尽くせりだ。 横手に舞台の付いた本堂と、十一面観音さまのいらっしゃる礼堂をみる。 石段をのぼりきった正面にいたの…

長谷寺をのぼる。

やっとカテゴリーが「神社仏閣」になった。丁度7月だし、キリもいい。 長谷寺の入口には、背の高い松の木が聳えていた。まるで長谷川等伯の「松林図」のように。 屋根部分が四角でなく丸い。なんとなく不思議な気がして写真に収めたのは、だからなのか(一…