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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

あついので、しない。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 毎日、あついですね。

 あまりにもあついのと、あついのにあくせくしていた自分を反省して、日中はなるべくクーラーのなかで、グウタラすることに決めた。しかし、グウタラしながらも、やはり心中おだやかでない。グウタラしながらできる仕事はないか? などと考えてしまうのだ。

 7月から京都新聞に替えて、ぐっとローカルなニュースが入ってくるようになった。イベントもお祭りも、京都に取材されているので、「おお、ここなら行けるじゃないか!」とうれしくなる。

 おまけにテレビ欄だって、リアルにテレビに映る番組がちゃあんと掲載されている。まちがっても見られない番組が印刷され、「関西は別番組」とカッコにくくられることはない。

 ローカル紙、けっこう気に入っているのだ。

 で今日グウタラついでに読んでいた記事で、京都の書店で「せとうち暮らしとおみやげ展」を開催されていることを知る。さっそくその本屋さん、レティシア書房を検索にかけてみた。

 書店のHPでかならずチェックしたいのは、店長日記(日誌)だ。いい書店の店長日記は、かならずたいへん面白い。そして、ここの店長日誌にも、一発でやられてしまった→http://book-laetitia.mond.jp/blog/category/tenchou/

 最新の日誌で、店長は本を2冊紹介されている。

 そのうちの一冊は、辻信一/著「スローライフのために『しないこと』」(ポプラ社700円)。店長の文章を引用↓

この本では、先ず「すること」リストを作る事をやめて、「しないことリスト」を作る事を提唱します。そこには、こんな項目が並んでいます。

「簡単に使い捨てない」「寝る間を惜しまない」「テレビを見ない」「自動販売機を当てにしない」「明日できることは今日しない」「人も自分も急かさない」「必要以上に空気を読まない」「無理にモチベーションを作らない」「前へ前へと進み続けない」等々。(中略)

この本の帯にこう書かれています。

「すること」に追い回される人生をやめよう

それまでの足し算の生き方から、引き算で考えてみる。この猛暑でぐったりの日々にぴったりの一冊です。

 もう一冊も同じく、辻信一さんの対談集。

「ピースローソクー辻信一対話集」(坂本龍一鶴見俊輔本橋成一(他) ナマケモノブックス 450円)。

 店長は辻さんの印象的な言葉として、次の文章を引用されていた↓

「省エネ循環型の暮しとは、単に資源やエネルギーを節約したり、環境破壊に歯止めをかけることではない。エコロジカルとは技術用語ではない。それは魂の取り返しを意味すりことばだ。それは自分の人生を回復すること、そして魂を遊ばせること」

 最初の目的の「せとうち暮らしとおみやげ展」の記事ももちろんあった→http://book-laetitia.mond.jp/blog/2013/07/09/%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%92%E6%8F%83%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/

 やはりここにはいかねばなるまいて。あついし、祇園祭で混み合うだろう京都に。21日までなので、祇園祭が済んだ来週でも、大丈夫だけどね。

 場所はココ(クリック)。地下鉄「烏丸御池」駅下車、徒歩10分だが、この10分が勝負だろう。月曜定休で12:00〜20:00が営業時間なので、ご注意を。

 お店の佇まい、本のレイアウト、インテリア小物、すべてが素敵。故・奥村店長に見せてあげたい。きっとこういう本屋って、理想だったのでは。

 グウタラしようとおもっていたが、逆にアクティブになってしまったかも・・・。