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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

名もなく貧しく黄昏れる。

兵主大社の庭園は国指定の名勝である。平安時代に作られた大規模な地泉廻遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)だ。池に中の島を浮かべて出島を作り、護岸(ごがん)の石組みや築山の三尊(さんぞう)石組みなど、造園の妙が感じられる、と滋賀県の観光情…

狛犬と兎瓦

紅葉狩りという名目で着たが、神社に来た限りはチェックしなければならないのが「狛犬」だ。神社によって個性豊かな「狛犬」には、思わぬ掘り出し物があったりする(たとえば濱口優似の狛犬とか)。 まずは門前で迎えてくれた狛犬たち↓ うん、なかなかの面構…

紅葉狩り

紅葉狩りといっても、もちろん紅葉したもみじを見に行っただけで、刈ったり手折ったりはしていない。 「このままやったら、今年のモミジはみられへんなぁ〜」と嘆いたら、H氏いはく「モミジは来年もある」。たしかにそうだ、モミジは来年も紅葉するだろう。…

福山/龍馬のお言葉

大河ドラマ『龍馬伝』のHPを見ていたら、いよいよ福山雅治さんのラストメッセージがアップされていた。今さらながらだけど、あ〜なるほどな〜、と思った個所があったので、メモがてらに引用↓ 自分も大人になって思いますが、これだけいろいろな情報が手に入…

恋する春画

今月号の『芸術新潮』のご案内(メルマガ)が届いた。 今回は、いろんな意味でやけに期待させる内容である。その特集名とは、『恋する春画』。これって、かつての(いまでも刊行はされているけれど90年代の)雑誌『クレア』が好んでつけたような特集名だ。…

冬の虹

三連休は、お掃除、畑の収穫少々とご飯の準備に明け暮れた。あ、21日にお昼ご飯を京都の韓国料理屋さん(韓国語が飛び交う下町風の店)に食べに行ったのが、唯一のイベントだったかな。 ぱっとしないお天気の勤労感謝の祝日。 ときどき時雨(しぐ)れる、…

去年の年賀状

毎年のようにPCが壊れ、またもや年賀状の宛名書きを入れ直すことが確定となった11月の下旬である。 PCの修理がやっと戻って来た。セットできたら、H氏が昨年買った年賀状ソフトで入力してあげると名乗りをあげてくれた。せっかくのお言葉に甘えて、昨年の…

小耳にはさむ

Kちゃんは電車通学なので、通りすがりの他人様のおしゃべりを小耳にはさんでは、帰宅後、印象的なその日の会話を鮮やかに再現してくれる。 今日は彼女の近くに上品な初老の女性2名が、はんなりとおしゃべりをされていた。お互いに「○○先生」と呼び合って、…

むかしばなし

二日もお休みしてしまいました。心配してくださった方、ごめんなさい。 理由はシンプル。あまりに疲れていたので、PCの前でほぼ気を失うかのように座ったまま眠ってしまったのでした。しかも「しなければならないこと」山積なのに、手が付けられない状態でま…

目からウロコのハンバーグ

月曜の休日に『きのう何食べた? 第4巻』を購入し、車に戻って読みふけった。 実は私に取っては、「なにたべ」のレシピより、ゲイカップルの日常生活や、主に両親との関係での苦悩の方に「ふむふむ」という感じだった。とくに普通の人々の、ゲイへの悪意な…

大胆、かつチャーミング

珍しく、ちょうゴキゲンで帰宅したKちゃん。 高校の芸術科目は3択で選択した。音楽、美術、書道どれかを選ぶのだ。私は絶対彼女は美術を選ぶだろうと思っていたが、念のため確認したら「書道」という。予想外の答えだった。 なんで美術でなくて、書道? 「…

豪勢でした。

午前中は健康診断でレントゲン三昧。一日にこれだけの放射線を浴びていいのだろうか?というくらい。職場の検診を(検診用バスや保健所ではなく)病院でしてくれるなんて、実に豪勢だ。流れ作業のようではなく、キチンと個人個人で対処してくださった。感謝…

わたし馬鹿よね〜♪

今夜21時より絶食中。明日は検診だ。 たぶん明日のお昼までは食べられない。「食べられない」のは、まだ我慢できると思う。問題は「飲めない」ということ。 いただきものの鮭の切り身があったので、塩焼きにしたらちょっと塩を振りすぎたようで。 食後にが…

心配ご無用

本日も読書会での話題。 OGの会の最高齢で70を過ぎた方が、とても心配そうに、 「電子書籍が出回ったら、紙の本はなくなるのかしら?」とつぶやいてらした。 すると、PTAの大役をガンガンこなしてきて、現在も読書会のお世話を一手にしてくださっている、…

『そんなはずない』

先日、幼稚園/小学校PTAの読書会とそのOB(いや全員女子なのでOGというべきなのか?)読書会、つまりヤングママの会と還暦を過ぎた方々の(いえ、訂正。一部は除きます)、合同読書会がつつましく行われた。 私はなぜか両方の読書会に籍があるので、全員と…

カレーはハウス

H氏がカレー好きなので、どんなカレーがおいしいかいろいろと試してみたところ、我家では、やはりハウスの『印度カレー』がいいようである。できあがった頃に投入する香りの小袋がよくできている。 『印度』とはいっても、いかにも日本人好みの一般受けする…

クララでした。

おばあちゃんがポータブルを卒業した。 なんと気づいたのは今日だ。まるでクララが初めて歩いたのを目にしたハイジの驚きだった。「おばあちゃんが歩いた!?」 今日は夜勤務が入るので、お昼前に出勤することになっていた。朝ご飯の後片付けの後も、台所で…

冬の空

夕暮れの日の傾き方とか、3時頃の陽の当たる場所の色とか、切ない感じになってきた。晩秋の風景は、時間の流れの切なさが身にしみる。このなんともいえない胸に迫る切なさは、いとおしいものだ。 星の光る様も、冴え冴えとしてきた。まるで救世主再臨か?と…

葛菓子にうっとり

葛菓子はおいしい。 葛湯をつくる粉状のものも大好きだが、先日いただいたのは干菓子のように固めたもの。四角く白、桃色、緑、黄色の葛菓子は、桜や梅の和風レリーフが入っている(いや、もちろん型にはめられたものだけど)。 口に入れれば、ほんのり甘く…

家電、将棋倒し。

別に大地震があって、テレビや冷蔵庫が倒壊したわけではない。「倒れ」てはいないが、順次「壊れて」いっているのだ。ダメージは大きい。 夏にIHのレンジがひとつ壊れたので、修理に出すはめになった。もちろんレンジなしには暮らせないから、代わりのレンジ…

来客の日

年に一度は遊びに来てくださるTさんがやってきた。時間が経つのを忘れるくらい、おしゃべりに興じる。 もともとは、3年ばかり職場の直属の上司だったりしたのだけど、年齢も近かった彼女とタッグを組んだ期間は仕事の上でも黄金の日々だったし、未来を夢見…

佐野洋子さん死去

最近、妙に佐野洋子さんのことがよく、頭をよぎった。T君がおなかにいたとき、定期検診の待合室での待ち時間に、彼女のエッセイを読んでいたなあ、とか。 最初に彼女の文章を読んだのは、まだ不定期刊行だった頃の、手作り感溢れる黎明期の『本の雑誌』(編…

柿取り、お買い物、飛び出し坊や。

H氏と過ごす休日。 お昼前からお昼過ぎまでは、H氏のメガネを新調するため、私は鍋やフライパンや(安いのがあれば)デジカメを買うため、二人でイオンに行く。初めて行くショッピングモールの物品の多さに、昨日に引き続いてほぼ酩酊状態。とはいえ、買わな…

ブリューゲルは素敵

せっかく大阪まで出て来たけれど、警察署とデパ地下に立ち寄っただけで、ハチミツと551の肉饅を買って上りの電車に乗車。そのまま帰宅かと思いきや、京都駅に直結したJR伊勢丹の7Fにある美術館「えき」の招待券を持っていることを思い出し、途中下車して…

大阪へ

先月Kちゃんが財布をなくして、家中を探したけれどみつからない。JRや立ち寄ったお店の人にも問い合わせたけれど、依然として出て来ない。 ところが先週、大阪の警察署から封書が届いた。Kちゃんの落とし物をあずかっているので取りに来てくださいとのこと。…