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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

目からウロコのハンバーグ

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 月曜の休日に『きのう何食べた? 第4巻』を購入し、車に戻って読みふけった。

 実は私に取っては、「なにたべ」のレシピより、ゲイカップルの日常生活や、主に両親との関係での苦悩の方に「ふむふむ」という感じだった。とくに普通の人々の、ゲイへの悪意なき偏見に対して繊細に悩むシロさんがかわいい。さすがは(男女逆転劇)『大奥』のよしながふみ先生である。ふかい!!!

 4巻もまんぞくまんぞくな巻だったのだけど、非常に気になるメニューがあったので、本日作ることにした。それで朝、冷凍室にあった合い挽き肉を解凍すべく、テーブルに出して出勤したのだ。

 帰宅後、自然解凍されたミンチに、タマネギのみじん切りや卵を加えてハンバークのたねをつくる。「タマネギを炒めなければ、ハンバーグは簡単」という主人公の言葉を実感する。生のタマネギのみじん切りを入れた「煮込みハンバーグきのこソース」は、申し分のない出来映えで、完成。

 生のタマネギがシャキシャキしている。生だからいかにもタマネギが多く入っているみたいにみえる。手抜きの部分が逆にメリットにもなりうる。もし、もすこしタマネギの生っぽさを消したかったら、煮込む時間を多めにとればいいのかもしれない。

 この巻にはほかにも、「ためしてガッテンの卵焼き」とか、「ナポリタン」とか、「キャラメルリンゴのトースト」とか、気になるレシピが目白押し。

 そして「もしもひとり暮らしなら」何品もおかずを作ることはなく、丼ものやパスタで済ましてしまうという主人公の独白に大共感。「うれしそうに食べてくれるひとがいるからこそ」の日日のお料理なのだ。(でもやっぱり、毎日はつらいときもあるけれどね)