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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブックス・メガラニカ

辺境作家あらためノンフィクション作家、 高野秀行さんのブログを昨年より毎日チェックしている。最近、大変気になった記事が宮田珠己ことタマキング氏の新刊、『はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある』(本の雑誌社)についての書評だ。そして高野さ…

夏めく。

梅雨はいったいいずこに?というくらい、さわやかな晴天続きだ。 しかしH氏によれば、それも今日まで。ラストチャンスな今日のうちに、ニンニクを掘り起こして天日で乾燥さすように、と私に命じて自転車で出勤して行った。すでに朝飯前に、彼はほとんどのニ…

ねじばな

わが家の通り道でねじばなを発見した。まるで東海林さだおのマンガのに出てくるひとみたいに、心で「いいこ、いいこ」してしまう。よくぞ、わが家で花咲かせてくれた! 雨にもまけず、風にもまけず、地を踏みしめる人間の重さにも負けず、他の雑草との生存競…

バースデイinハイスクール

今月はKちゃんのお誕生日月だったが、やっぱり学校での当日の顛末を記録しておかなくちゃ。 グループの友達からプレゼントをもらったり、おめでとうとメールが来たり、そんな感じだと思っていたのだ。でも、規模が違った。桁違いに。 まず、彼女はお弁当の時…

のめりこんでます。

昨日は剪定作業についついうつつを抜かしてしまい、結構な時間を費やしてオーバーワークをしてしまった。というわけで、くたくたになりブログはパス。(昨日分は本日アップ済み) 今日は午前中は曇りがち、午後はお天気だけど、爽やかで涼しい風が吹き渡り、…

母娘で文学話題

今日は夜Kちゃんと、2時間にわたって文学話題で盛り上がってしまった。 そもそもは授業で習った『舞姫』の話からだ。あれはアバウト実話(でも本物のエリスは、しっかり者でカッコイイ)だという話から、森鴎外話題に。 Kちゃんは、教科書に載っていた彼の…

午後は広上DAY

ずいぶん久しぶりに、クラシックの生演奏を聞きに行った。何年ぶりかな、5年以上は聴いてないような。それも最後に聴いたのは、なんだかソロとオケがギクシャクしていてちょっとなあ・・・という残念なコンサートだったし。 今回は、京都市交響楽団の演奏、…

庭仕事は楽しい

最近、庭木の剪定にハマっている。 ホントはシロートがすることじゃないのだろうけど、やればやるだけの結果が目に見えるので、どうにもやめられない止まらない状態だ。 庭は去年の夏、プロに手入れをしてもらったにも関わらず、ほぼジャングル状態だ。草は…

本当にあった笑い話

本当にあった話で、忌野清志郎/『スローバラード』の替え歌を作ってみた。 ♪昨日はパソコンの前で寝た 画像を送るのにカメラとつないで となりの部屋から聞こえるいびきで目覚める H氏が毛布にくるまって らじるらじるからスローバラード 夜露が窓をつつん…

ぎおうせんべい

保留にしてあった妓王寺でのおみやげ「ぎおうせんべい」だ。 ラベルは思い切り和風の絵柄と字体ながら、包装紙は洋風ファンシー系だ。意図して意外性を狙ったのか? 本体のせんべいには、外装ラベルと同じ絵柄の焼きが押してある。しかも道ではなく川である…

屋敷跡に一部再建

妓王寺にいったついでにもう一足、彼女らの屋敷跡もあるそうなので、行ってみようということに。 案内看板がなければ、まず見つけられないような畑の中の小径を入ったところ、こんもりした木立の中にそれはあった。 由来を書いた史跡案内板。 ひっそりと佇む…

妓王寺にて

徒歩可能とはいえ雲行きも怪しいうえ、そう若くないメンバーでもあるので、車で乗り合わせて、近くの臨時駐車場まで行くことにする。 妓王寺まで少し村の中を歩いたが、手入れの行き届いた草花が咲き乱れる庭が随所にある。 小さいながらも、予想以上に立派…

ご近所で観光

市内のご近所観光をした。 最後に働いたのが地元の図書館だったので、郷土資料について、郷土の歴史や神社仏閣文化財について、あまりにも無知なのでせめて郷土の一般教養くらいの知識は持たなくては、と痛感していたのだ。少しずつ、あまりにも身近な場所ゆ…

みどりのカーテン

昨年はアサガオでグリーンカーテンにトライするも、緑陰をつくるまでには至らなかった。今年はその反省を込め、「へちま」でリベンジすることに。 へちまは、ぐんぐん蔓が伸びて行くので頼もしい。そろそろ支柱が尽きてきそうなので、今日H氏にネットを張っ…

パトカー電車

今日のH氏の予定はてんこもり、私の予定もいくつかあったので、一台の車を効率よく使うため二人の予定をすり合わせて、10時前からよーいどん!で行動を開始する。 ローカル話題で恐縮だけど、野洲図書館を振り出しに、竜王町や近江八幡市を回って順次お互…

高校最後の誕生日

昨日の話。 奇しくもジャイアンと同じく今日、6月15日が誕生日のKちゃんは、昨日からお祝いメールが続々と届いていたらしい。昨日の時点では、こんな感じだった。 「明日お誕生日やろ? おめでとう!」 ・・・「おめでとう」はうれしいが、できれば当日言…

家事大車輪

今日は休む間もなく働いた。午前中は、朝のレギュラー家事プラス、玄関先と玄関をしっかり掃除した。(来客予定だったので) お昼前にはフレンチトーストを作って、おばあちゃんと二人分のお昼ゴハンとした。おばあちゃんはゴハンはいまいち進まないが、甘い…

次のシーズンへ

寝込んでいる間に、美しかった麦畑も、はちみつ色から乾ききった金褐色にかわり、麦刈りも始まっている。 そろそろサヤエンドウも終盤で、豆の蔓や葉っぱも黄色く変色した。ほうれん草もトウが立ちかけたので、夕方、急いで抜いてご近所に分けた。畑ではニン…

さよならは言わない。

どういうわけかスルーしてしまっていたが、先週H氏に教えてもらった。 「あんたが好きな作家死んだで。パソコンの横の本棚に並んでたの。ブラッドベリやったっけ」 ああ、そうなんだ・・・とばたついているうちにダウンしてしまって、気がつけば彼が亡くなっ…

もうちょっとか。

今日の午後から、やっとおかゆが食べられた。きのうは見事に何も飲めず食えずだったのだ。調子に乗っておそるおそるバナナも食べてみたが大丈夫だった。洗濯物を取り込むという快挙もなし得、おまけに3日も放置したものだから巨大になった豆を収穫した。ほ…

寝るだけの一日

朝ご飯を作り終えてダウンし、ソファで寝ていたら 「ベッドでゆっくり寝たら?」とH氏。それもそうだ。 読まなければならない本を携えて行くも、そのまま爆睡。頭痛で意識が戻り(!)うつらうつらしていたときも含めて、夜の7時過ぎまで昏々と。 学校に行…

セーフで梅雨入り

おとといからタマネギの収穫を始めている。今日が雨という天気予報だったので、昨日までにタマネギを畑から抜いて一日〜半日の間、畑に放置し日干しした。その後、屋根のあるところにゴザを強いてその上に集めた。 そこからが今日の仕事だ。タマネギの葉っぱ…

日蝕ラプソディ

もうずいぶん昔のことのような、5月21日、金環日蝕の朝のことだ。 イベントや流行はスルーしがちなわが家では、日蝕グラスなるものを、なんと誰も買っていなかった。だのに約3名ほどは、禁止されている見方で見たりしていた。見たいんやったら、グラス買…

そっくりさん続出

先日のこと。 「おかーさん、菊池直子が逮捕されたでー!」とKちゃんが夜のテレビニュースを見て叫んだ。台所の私を呼んだのだ。 オウム真理教の菊池直子といえば、わが家では有名人である。松本サリン事件が起こった頃に生まれたので、Kちゃんは当然、リア…

おどろきの国宝

やっとメインの目的地、三門の下までやってきた。日本一大きい三門で、もちろん国宝だ。 三門については、知恩院のHPより抜粋して引用してみる↓ 元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公の命により建立された。入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)で…

三門へ

お土産タイムも堪能したので、いよいよ最終目的地である「三門」へ。なにしろ今回のメインイベントである。 台風一過ではないが、嵐の後に日差しが戻ってきた。世界がすっかり洗い浄められ、ぬれた葉っぱや地面がキラキラと輝いている。なんというグッドタイ…

知恩院お土産ワールド

から傘オバケに見送られながら、雨上がりの境内をたらたら行く年季女子トリオは、ほどなく手水舎に遭遇する。映画『ラストサムライ』にも登場したらしいグローバルな手水舎だ。 私が注目したのは水のある部分ではなく、屋根瓦。 あの太秦映画村のお土産物に…

知恩院/阿弥陀堂

阿弥陀堂までの回廊は、昨日の写真のとおり、素敵過ぎる。ここで結跏趺坐したら悟りを開いてしまうかも、というくらい心静かになれる場所だ。 たぶん黄檗宗のお寺にある魚板と同じものかと思われる。時間を知らせる銅鑼のようなものか。学校でいえばチャイム…

知恩院/法然上人御堂

あれあれという間に六月。水無月だ。七転八倒の年末年始から早半年か。早過ぎる気もするが、半世紀生きると、こんなものかもしれない。 しかし半世紀生きると、神社仏閣に対する感度が増している、というのもまぎれも無い事実だ。時代の空気や経験知というも…