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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

日蝕ラプソディ

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 もうずいぶん昔のことのような、5月21日、金環日蝕の朝のことだ。

 イベントや流行はスルーしがちなわが家では、日蝕グラスなるものを、なんと誰も買っていなかった。だのに約3名ほどは、禁止されている見方で見たりしていた。見たいんやったら、グラス買えよ!というところだが、単にずぼらで買いそびれちゃったのだ。

 日蝕の時間は、怒濤の家事時間だ。日蝕そのものより日蝕時の風景をみたいので、予定時間まで外にいた。暗くなるというより、光が斜めに入ってくるような黄色っぽい、寂しい感じの風景になった。

 日蝕のピークが終わったらしき時間にはそそくさと家に入り、大慌てで家事を始めた。なにしろグラスがないので、テレビで述べられていた予定時間がたよりなのだ。

 Kちゃんが帰ってきたとき、「日蝕みたけど、案外たいしたことなかった。家にいるとすごい暗かったけど」と報告したら、ショッキングなレスポンスが返ってきた。

「おかーさん、予定時間って、ちょっと遅れてたで。きっと家の中にいたときがピークやったんや」

ええええ〜〜っ!!?

 

 それはショックじゃあーりませんか! しかしそういうことなら、あの家の中の暗さは説明出来る。

「おかーさん、やってもたな!」 

・・・はい、やってしまいました。しょんぼり。

 ところで、Kちゃんは通学途中やったと思うけど、どやったの?

日蝕はどーでもええけど、京都駅のホームの端っこに、おっさんばっかり50人ほど集まって、日蝕メガネかざしておんなじ方向むいてたのがシュールやった。あれは見物(みもの)やったな〜」

 う〜ん、やっぱりKちゃんは視点がちがうね。