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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

黒門から北門まで

古門からまっすぐ、ゆるやかな上り坂をあがると、知恩院・黒門へのなだらかな石段に続く。たしかに黒い門だ↓ 松や苔など緑が目にやさしい。 屋根付き白壁がつづく塀と石垣と。 「たのも〜う! ごかいも〜ん!」 ・・・あいてるがな。 幅広でなだらかで、きち…

一本橋と古門

白川に架かるゆるやかな石の太鼓橋か、石の一本橋か、どちらを渡るかで迷う私たちだったが、古川商店街を通り抜けた直後で、ややテンションが高くなっていたのだろう、最年少者の提案により、一本橋を渡る。 丸太や木の板でなく石の橋なのだが、幅は30セン…

知恩院へ

春の特別公開も終盤となる5月も末、知恩院の三門に登ることが出来た。相棒は東寺でコンビを組んだ読書会仲間のNさんと、例によってれんくみさんのトリオだ。 私は知恩院配下の女子校に通っていたので、懐かしの通学路を通って行ってみた。裏街道ルートであ…

セロリよ、永遠なれ

とにかくH氏一人の収入で暮らしを維持している昨年からは、リサイクルとか節約に命懸けである。ついでに断捨離とまではいかないが、不要品の整理とか機能的な暮らしとかにもからだを張っている。いや、命懸けは大袈裟だな。趣味のひとつとして、と言った方が…

山場、きたー。

視聴率の低迷が囁かれている『平清盛』ではあるが、私の周囲ではうれしいことに、好評価の声を聞いている。でも確かになにか『つかみ』のような物には欠けるかもしれないな・・・とは思っていたのだ。大河のダイナミックさよりは、むしろ心理劇のような面白…

濃すぎます!

図書館に行って必要な本以外に、うっかり池田澄子さんの『あさがや草紙』も借りてしまう。これは句集ではない。とても短いエッセイ集だ。 3p読んだ時点で息切れがした。酸欠ではない。逆に酸素が濃過ぎるのだ。ひとつひとつのごく短いエッセイが、極上の濃…

おひとりさま梅香堂

思いのほか楽しめた新熊野神社だったが、でも実は新熊野神社は、たまたま通り道だったので立ち寄っただけなのだ。本命は別にあった。 3月の涅槃図ツアーで、実は予定に組み込んでいた休憩を兼ねたおやつの時間。でも時間が余るどころか、タイムアウトしてし…

新熊野神社

先日のKちゃんのクラス懇談会にいったついでに、新熊野(いまくまの)神社で参拝する。大河ドラマ『平清盛』のメインキャストが関わる神社だ。 熊野信仰の盛んな平安時代末期、永暦元年(1160年)、後白河法皇による創建だ。 後白河法王は退位後も院政を敷き…

金魚を求めて

今日の朝日新聞の天声人語は五重塔とスカイツリーをリンクさせた話だった。昨日の私のブログとのニアミス加減にちょっと鳥肌。 でも考えてみれば、日本でタワーといえば、やっぱり五重塔につながってしまうんでしょうね。それに幸田露伴の『五重塔』だし。放…

雨の東寺 ファイナル

レギュラーで見られる講堂や金堂で、見応えとしてはこれだけでも充分満足なのだけど、今回は、五重塔初層(塔の1F部分)と観智院も春期特別公開期間なので、見ることが出来る。 五重塔は国宝で、木造では日本一高い建築物だ。まさしく歴史的スカイツリーで…

雨の東寺 メインストリーム

いよいよイケメンの帝釈天さまにお会いできる講堂へ。 講堂は東寺の中心に位置している。 室町時代の1486年に講堂は焼失したが、その5年後に再建を果たした。同時に焼けた金堂は桃山時代、南大門に至っては江戸時代にやっと再建されたのだから、講堂の…

雨の東寺 やっと本編

やっと東寺の本編に入ります。 カメ、もとい竜の子どもである贔屓をなでた後、弘法大師座像と、彼の念持仏だった不動明王座像がある大師堂(御影堂)にてお参り。 両者とも国宝だ。 東寺ではキリストが復活したように(?)、弘法大師様は生きていると考えら…

カネに糸目はつけず。

昨日の話は、今日に続く。 昨日お宝を「ぶっくる」にて、私がどっさり格安で購入してきたのを見たH氏は、速攻うらやましそうな顔で、 「それ(本のリサイクルショップのこと)、いつもやってはるの? そしたら、明日行こ!」 早速、欲深心でいっぱいになった…

いつになく濃い一日

「雨の東寺」シリーズの途中ですが、今日のブログは今日の出来事をアップすることにします。 今日は、おばあちゃんのお昼ゴハンを気にすることなくお出かけできるデイサービスの日なので、かねてから会いたかったもと同僚の方を訪ねようと、朝から永源寺図書…

雨の東寺 スピンオフ篇

金堂や講堂を右に見て歩いていたが、左側にも物件はあった。 たとえば「小子坊」。 一目見ればわかるとおり、天皇家ゆかりの建物だ。勅使門をズームしてみる。菊の透かし彫りがステキだ。このシャープな感じは、昭和9年のデザイン性なのかもしれない。この…

雨の東寺 外堀篇

京都駅からおよそ10分あまり歩き、近鉄東寺駅近くのリーズナブルなお店で定食を食べることからスタート。戦ならぬ参拝の前の腹ごしらえだ。これは大正解だった。 なぜならじっくり3時間を、東寺に費やしたからだ。無料で見られるあれこれもあったし、授与…

雨の東寺へ

いや〜、ハニワ皇帝、一瞬えらくブレイクしてましたね。関西方面では、テレビデビューまでされていたし。Kちゃんに「ハニワ皇帝知ってる?」と聞いたら、「テレビに出てた。すぐ怒って怒鳴る着ぐるみやろ」。テレビの切り取り方、学習館サイドの意図とは、ち…

ハニワ皇帝

新聞紙上では、ときたまヒットをとばす3面のコラム記事が好きだ。肩のチカラが抜けきった内容で、ごくごく短い文章なのに、ラストはきっちり落とす。暗くなりがちな紙面に、ほんのりと照らされた一隅である。 そしてもう本当に、ずいぶん長い間私の中では振…

自転車ヘルメットについての考察

自転車で走るには絶好のシーズンだ。本格的な自転車乗りファッションで、ツイ〜ッと走り去る人のヘルメットは、ずーっと「なんか不気味だなあ」と思っていた。あのスリットがイッパイ入って、頭が蒸れないようになっているヤツだ。でも、なぜ不気味だと思っ…

懇談会

Kちゃんの、3年生になって最初のクラス懇談があったので、学校へ。 今回Kちゃんのクラス担任は現代文(国語)の男性教師。今私が珍しく読書にのめり込んだ本屋大賞受賞作、『舟を編む』の主人公?馬締(まじめ)くんを彷彿とさせる方で、ときたま自分の世界…

まめな日々

5月になり、家の仕事が一気に忙しくなってきた。 雨後のタケノコのように一晩で伸びる雑草取り。これは果てなくキリないので、一角ずつ崩して行くしか無い。直後はすっきりした地面を見てうれしいが、あっというまに元の木阿弥だ。人生のむなしさを感じる仕…

不退転の決意(笑)

受験生のKちゃんは、あれこれと準備を進めているらしく、学校や塾の先生などに進路指導を仰いでいる。地道に勉強はしているが、大多数の人類同様、覚えたことが時間の経過とともに蒸発する体質は如何ともしがたいのが辛い所だ。現時点では目標の大学までの道…

ハートな気分・続

ハートな気分なら、まっすぐ前へ。次のステップとしては、やはり広上先生ご本人に、お会いしなければね。 好都合なことに、先生は京都交響楽団の常任指揮者だ。京響の上演スケジュールをチェックすれば、きっとお会いできるはず。 とはいえ夜の部は無理なの…

それは意表をつきすぎ!

NHKの『クローズアップ現代』をみていたら、先日の竜巻話題だった。 専門家の先生をお呼びし、インタビューを開始する国谷キャスター。「今回のこの竜巻に関して、先生はどのようにお考えでしょうか?」 突如脚光を浴びてしまった先生は、もしかしたら舞い上…

ハートな気分。

先日テレビで見た指揮者・広上淳一先生のプロフィールをもう少し知りたくなり、調べてみた。 輝かしい才能と人間的な魅力に溢れる先生の人生は、意外なことに挫折続きだったらしい。 凹んで、折れて、袋小路に行き当たって。その都度、音楽への愛を杖にして必…

こわいもの

地震、雷、火事、おやじ。昔から言われている「こわいもの四天王」だ。 昨年はこれに「津波」が加わった。それに「原発」や「放射能」も。そして今日は「竜巻」が参入したはずだ。 テレビでニュースをみて驚愕した。ここはカンザスか・・・?というような巨…

閻魔大王の金印

3月末、真如堂に行ったとき、購入した授与品のことを書き落としていた。えらいものがあったのだ。 それは「閻魔大王の金印」! 晴明が死んだとき、不動明王が閻魔大王の宮殿に行き、「この者は寿命が来て死んだのではない。横死(不慮の死)であるから再び…

喝!入りました。

ぬるい毎日を送っている私にとって、ぼこぼこになるような、恐ろしい番組を見た。NHKの再放送、 『心を鍛える音楽道場 〜指揮者・広上淳一と弟子たち〜』 総合テレビ 5月4日(金・祝)前10:05〜10:48 内容はこんなのです↓「NHKブログ」より引用 1振りでオーケス…

本日も蟄居

世間ではGWだというのに、買い物にすら行かず、テレビをみたり、こまごました家事をしたり。もちろん人ごみにわざわざ出かけなくて済むよう、計画的に蟄居生活をしているのである。 テレビを見たのは『カーネーション』の総集編だ。 糸子が百貨店の制服見本…

女子ファイト!

GWの狭間の平日。でも一日中篠つく雨で、昨日までとは打って変わって肌寒く、夏糸ながらセーターを着た。なにをするともなくぼんやりと過ごして。 今日したコトは、 学費引き落としに備えての普通預金の調整と連休中の資金の引き出しに銀行へ行ったこと。 水…