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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

雨の東寺 外堀篇

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 京都駅からおよそ10分あまり歩き、近鉄東寺駅近くのリーズナブルなお店で定食を食べることからスタート。戦ならぬ参拝の前の腹ごしらえだ。これは大正解だった。

 なぜならじっくり3時間を、東寺に費やしたからだ。無料で見られるあれこれもあったし、授与品ならびにお土産ものもじっくり「鑑賞」した上、3館共通券1300円分もおつりが出るくらい見せていただいた。もっとも知識不足、勉強不足なのが悔やまれる。東寺については予習していったが、肝心の密教や仏教知識が東寺の展示に追いつけなかったのだ。残念。

 今回は、初めて九条通に面した南大門より入場する。立派な門だ。威風堂々としている。

 東寺は真言宗の総本山、密教の根本道場だし、平安遷都に伴い国家鎮護のために建立された国立の寺院だ。威風堂々、さもありなん。

 「東寺」の石碑↓

 「東寺」の提灯↓

 獅子の意匠↓

 鬼瓦。↓

 国家鎮護というからには、都の外からやってくる邪悪なものたちを追い払わねばならない。鬼瓦の数も多く、大きく、迫力だってかなりのものだ。

 それまでも傘は必要だったけれど、南大門から入門するなり、急に篠つく雨。

 金堂の外観に圧倒される。(後に内部の仏像さまたち、および空気感の荘厳さと雄大さにも圧倒される)

 雨は、このひとたちのシワザか? 阿吽の龍たち。

 ズームをかけると、雨脚がナチュラルなソフトフォーカスになる(笑)

 講堂も重厚で、建物を見ているだけで心が和む。(そしてこの中には、私の女心を刺激するお方が!)

 ここでも睨みを利かす方が。でもちょっとユーモラス。

 このあと雨の中、どんどん枝葉末節な方向へいってしまう私たちだったが、それはまた、次の機会に。