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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

網代の間にて。

まぶしいほど光の溢れた松の間を出る。 明るい場所にいただけに、とても暗く感じる廊下へ。 引き手穴がふたつ空いた障子の引戸は、なんだか懐かしい建具だ。 みどりの苔に覆われた坪庭。 釣灯籠や、竹?の縁側も床しい。 次の部屋は「網代の間」。天井が、見…

松の間にて。

まず自販機で入場チケットを購入。1Fは千円なり。その後、受付でパンフレットをいただく。 受付のスタッフさんは、とてもきさくで親切な方だったが、実は案内してくださるすべてのスタッフさんが、もれなくそんな感じだった。事務的な方はひとりもいらっし…

ときめき物件に近づく。

角を曲がったとたん、新しい物件に遭遇する。 銀杏の大木。 しかもご神木。「いわれ」もちゃんとあった。 古い家並みが残る、石畳の路地。さすがに洒落た物件が目白押し。 左のミスマッチにモダンで白いものは、郵便受けらしかった。ということは、アパート…

ときめき物件を目指す。

今日はいい天気に誘われて、京都の丹波口へ。昔の遊郭「島原」界隈をぶらぶらする予定を立てたが、メインは「角屋もてなしの文化美術館」さん。 「角屋」は島原内にあるが遊郭ではなく揚屋さん。揚屋とは、江戸期の饗宴・もてなし場であり、現在の料亭にあた…

身近にお宝あり。

食料品を買いに激安スーパー「魚忠」さんへ行き、銀行に行き、ついでに「やわらか手づくり黒糖ういろう」買おうと、「河瀬屋」さんに立ち寄る事にする。 おばあちゃんが大好きなのだ。もちろん、私も。もちもちしたういろうは、喉に詰めるとあぶないから買わ…

ついに「きたぁぁぁぁぁ!」

久しぶりに京都新聞(全国のローカル紙)で連載中の五木寛之『親鸞』話題。いや正確には、山口晃画伯が描いている、その挿絵話題なのだが。 まもなく連載が終了するようなので、話は(たぶん)終盤近く。法然、親鸞が広めた「念仏を唱えるだけで救われる」と…

気になるウォーランド

関ヶ原に立ち寄って以来、気になってしょうがない「関ヶ原ウォーランド」。キャッチコピーは「体感型合戦資料館」。 「ウォーランドのHP」を見て驚いた。なんとここは、私設の施設だったのだ! 前館長・谷口玉泉氏の父君の遺言により建てられたらしい。その…

関ヶ原は今も「夢のあと」だった。

お店の外面に、多種多様なお土産品目が出ていたので、いわゆる「観光お土産物屋」さんだと油断して足を踏み入れたら! うるうる目のアニメ戦国武将が狭い店内のあちこちに! 極めつけは、高い位置で寝そべったうっとり眼武将がプリントされた「抱き枕」が!…

兵どもが夢のあと。

岐阜から大垣行きの電車に乗り込む。大垣駅は樽見鉄道や養老鉄道の乗り換え駅なので、交通の要所でもあった。駅自体は、そんなに大きくはない。 ちょっとだけ駅の外に出てみたけど、電車の時間が迫っていたので、次なる米原行きの電車へ。 大垣〜米原間は、…

岐阜でお買い物

今回の旅の目的は、岐阜駅内の「アクティブG」。この中にある輸入アンティーク雑貨のお店「BROCANTE MOMO(ブロカント・モモ)」さんで、奇しくも今年の私の誕生日にオープンされたお店だ。(倉庫で通販、いろんな場所で一時出店などは、以前からされていた…

青春、リターン!

今年の誕生日には、自分へのプレゼントとして、久しぶりに「青春18キップ」を買う事が出来た。 ブログを始める前の年くらいに、Kちゃんと四国に行った時、さまざまな交通機関を使ったひとつに「青春18キップ」も利用した。最寄りの駅から姫路まで行き、…

タイルにハマる。

昨日から突然『泰山タイル』というものにハマってしまった。 きっかけは『まいまい京都』という京都のマニアックな住人が案内する、ミニウォークツアーのコースを見た事から。『まいまい京都』のミニツアーは、大人気なので、すぐに予約が埋まってキャンセル…

商店街を駆け抜ける。

いかにも伏見らしい風景を後にして、商店街ワールドへ進入する。 まるでパリの下町のカフェみたいな、懐かしさもある和洋折衷のお店が。 龍馬通り商店街には、『龍馬の水』をフューチャーした自販機が頑張っている。ただし、一行に龍馬ファンは皆無だったた…

長建寺

予定時間をたっぷりオーバーするくらい、充実の城南宮を出て、バス停へ。バス停から見えるのは、こんな看板。 城南宮は高速を使うと便利な場所なのだけど、公共の交通機関を使うとなると、バス便があまりないので、ちょっと不便。バスルートがつながっている…

城南宮で平安気分。

梅や椿の美しかった「春の山」から、遣り水の流れる「平安の庭」は、ここまで。この先にも「源氏物語」ゆかりの植物はあるが、「室町の庭」「桃山の庭」「離宮の庭」と続いて行く。「平安の庭」の終点には、絵葉書が販売されている小さなコーナーがあったが…

城南宮で平安気分。源氏物語のお庭編

そう、ここは源氏物語に登場する植物を網羅した庭園でもあるのだ。例えばこんな風に。 イチイはアイヌ語でアララギっていうのか〜。勉強になるな〜。 そして、美しく手入れの行き届いた様は、驚くべきものがある。 このヒバの立ち姿や葉のつきかたの美しさと…

城南宮で平安気分。お花編 2

梅林を抜けると、落ち着いた椿の大木が続く。 小径と樹々を隔てる小柴垣と、落ち椿の取り合わせも風情がある。 根っこと苔と椿のコラボは幻想的。 薔薇のような豪華さだけど、どこか控えめなのは、やっぱり椿だから? 絞りもハデにならないのは、椿の品格か…

城南宮で平安気分。お花編 1

入口で600円支払って入園したお庭は、予想以上に広大だったので、結局予定より1時間オーバーするくらいの、お値段以上な場所だった。 まずは、椿がお出迎え。桜が散る風情も好きだが、椿の落ちる風情も感慨深いものがある。不吉ではなく、自然のことわり…

城南宮で平安気分。その2

では、いざ、本丸「城南宮へ」! 城南宮の参道へ。 大きな石の鳥居がお出迎え。 参道から垣間見える梅苑の華やかさに、思わず歓声とテンションが上がる一行。 右手には繊細な葉の付け方をした松が、しなを作っていた。 門前には、不景気な顔をした植木販売人…

城南宮で平安気分。

どうして城南宮だったのだろう。いまとなっては忘れてしまったが、伏見稲荷に行き、清涼寺を訪れたら、次は城南宮に決まり!だったのだ。 きっとネットで引っかかったのだろう。伏見稲荷や清涼寺を調べているときに、なにかが擦って芋づる式に、私の中で城南…

清涼寺へ行って来た。その4

経蔵をえっちらおっちら回した後は、霊宝館を探して境内をさまよう。清涼寺のもうひとつのお目当ての仏像が、その中にいらしゃるからだ。 でもその前に、寒さから避難するため茶店で「あぶり餅」を・・・と考えたのだが、店の前でぱったり凍りつく。おやつに…

清涼寺へ行って来た。その3

お内陣の裏手に回ると、外の回廊へ続く扉があった。用意された中学生のときに履いた上履き様のツッカケ?に履き替える。重い大きな扉を開けて、冷たい外気の中へ。 いい感じの回廊を歩いて行く。回廊は大好きなので、思わずこころ弾む。 どこかのお寺でも見…

清涼寺へ行って来た。その2

門の下には、半ば剥げかけたこんな看板があった。 生身、しかも五臓六腑内包の釈迦如来!? そりゃ国宝だろう。 門を入ってほどなく左側に、ちょっとステキな建物を発見。嵯峨・薬師寺だ。 ついでに気になる石碑も発見。「生の六道」? 「小野篁公遺跡」? …

清涼寺にいってきた。 その1

2月18日、ふと思い立って、京都の清涼寺に出向いてみた。 昨年春、Kちゃんに貰った大学からの入学者プレゼントで、いくつかの京都の寺院の無料拝観券。保護者も利用可とある。ただし、1カ所のみ。 「清涼寺」には行った事がなかったので、これに決まり。…

パン屋でいちばん大事なもの。

京都に行くKちゃんに、きのう頼み事をした。いしいしんじさんが、「ぼくの最新刊は本屋ではなくパン屋に置いてある」と書いてある新聞記事を読んだのと、その前に読書会の2次会で、そういう話をきいていたからだ。 地下街「ポルタ」にある「進々堂」という…

春のめざめ

官能映画みたいなタイトルだけど、家まわりを「春のめざめ観察」してみました。 椿の一種・「紅唐子」の蕾み。大輪の深紅の八重の花が咲きます。 やっと我家の梅も咲き始めました。 地面では、天人唐草ことオオイヌノフグリが寒そうに凍えていました。 水仙…

悲母観音に新解釈??

珍しく9時前に起きてきたKちゃんと一緒に、Eテレの『日曜美術館』を見た。 本日の副タイトルは「自ら学び 革新せよ 〜日本画家たちの戦い〜」(再放送はパラリンピック放送のため3月23日 Eテレ、20:00〜)。明治になり洋画が流入するが、新しい日本…

新川神社から解散まで。

新川神社の拝殿も、立派なものだった。 屋根の下、懸魚(けぎょ)上には、ピカピカの社紋が。 拝殿内には、様々な種類の「面(おもて)」が掛かっている。しかも皆さん、和やかな笑顔だ! これだけ笑顔の面が揃ってるって、珍しい。おまけにこちらまで、なん…

新川神社

一行の期待をふくらませた新川神社に到着。 地面すれすれの勧請縄がとおせんぼ!? ひとめ縄を見た目の肥えた人たちが「これは!」と大いに失望の声をあげる。縄が合成樹脂だったからだ。 「やっぱり自然のものでないと・・・」という声が聞こえる。 ま、時…