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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

関ヶ原は今も「夢のあと」だった。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 お店の外面に、多種多様なお土産品目が出ていたので、いわゆる「観光お土産物屋」さんだと油断して足を踏み入れたら!

 うるうる目のアニメ戦国武将が狭い店内のあちこちに! 極めつけは、高い位置で寝そべったうっとり眼武将がプリントされた「抱き枕」が!! ううう、歴女御用達の店だったとは。おのれ、だまし討ち〜(白目)

 店内には友達同志でやってきたらしい、二、三人連れのうら若き歴女たち二組が物色中だった。

「私、あんまりアニメ系のは興味ないし」、とか「抱き枕、ヤバすぎ〜(笑)」といいつつ、戦国武将の家紋などのついたグッズなどを見て、「これ買っても、絶対(もったいなくて)使えないよ〜」と、なかなか楽しそう。

 なにしろ駅前のお店らしきものはここしか無い。たぶん20歳前とおぼしき女子達は、観光地のあれこれや喫茶店の所在地など、閉店までの間、荷物を預ってもらえるかを、店主のお兄さんに訊ねていた。いいかんじで親切に対応する店主さん。(たぶん)80%戦国武将グッズと(おそらく)20%の地元のお土産物を売りつつ、地元で頑張っていらっしゃるのだ。

 「やぎ乳アイス」も食べてみたかったが、いかんせん、風が冷た過ぎる。戦国武将グッズは、ご遠慮したかったが、それでもなにか買わねばとラムネ菓子を買った。

 単にラムネに、戦国武将の家紋が印刷されただけなのだが。まあ、いいでしょう。

 この極度に寂しい駅前でがんばるお兄さんを激励しつつ、店を出る。あまり時間がないので、足早に、車が走る一番近い通りまで出てみた。

 通りに面するふつうなら一等地にある店舗なのだが、ただならない寂れ具合だ。そこで廃墟マニアが喜びそうな物件を発見する。

 思わず腰が引けるような廃墟っぷりだ(汗) そのもう少し先には、ちょっとよさげな喫茶店らしきものもあったが、床屋のねじり棒の影に、落武者の幻影を見たような気がした。おそるべし、関ヶ原

 もしかしたら、一日を費やして探索しなければならない場所なのかも。「ノーモア関ヶ原」という看板を、平和を叫ぶ武将に持たせているらしい「ウォーランド」もナマ目で見たい気もするし。(みうらじゅんさんが、これをみて感慨深げだったのをテレビでみた)

 結局、この日、関ヶ原インパクトがあったのが、駅のホームで見たこの看板。

 

 そして、あの散髪屋物件だ。 

 さて帰宅後、「いざ決戦!関ヶ原の戦い」ラムネ菓子を開いて並べてみた。するとなぜか島津率高し!

 そしてなんと! 「いざ決戦!関ヶ原の戦い」というネーミングなのに、重大な欠陥が!

 「三ツ葉葵」がない! 石田三成の敵の大将である徳川家康がいないのだ! 商品ラベルにはしっかりと、本人のイラストまで描かれているというのに、なんとしたこと!

 石田三成をえこひいきしているのか? それとも単なるミスなのか、あるいは「個数さえ合ってればいいじゃん〜」という軽いノリで包装されたのか?

う〜ん、謎だ。