以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

城南宮で平安気分。お花編 1

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 入口で600円支払って入園したお庭は、予想以上に広大だったので、結局予定より1時間オーバーするくらいの、お値段以上な場所だった。

 まずは、椿がお出迎え。桜が散る風情も好きだが、椿の落ちる風情も感慨深いものがある。不吉ではなく、自然のことわりを美しく示しているよう。

 雅びな名前のついた多様な椿たちのラインナップ。

 こちらは紅色の薮椿。

 楚々と可憐な紅侘助

 「曙(あけぼの)」という美しい名前だけど、つい昔の巨漢の関取を思い出してしまう。でも、たしかに「曙」の色だ。

 ふと、雲が光をさえぎった一瞬。

 椿のアプローチが突然、枝垂れ梅が乱舞する光景に。

 目の醒めるような、とは正にこの事。

 白い梅は清々しく、なよやかに垂れる様は深窓の令嬢。

 意志の強そうな枝の白梅は、ちょっと跳ねっ返りさん。

 枝垂れる紅梅は、あでやかな貴婦人。

 Nさんいはく「梅の花のシャワー♡♡」。なるほど!

 

 紅白の双子のような梅が艶を競う。

 万両の赤い実とのコラボも床しい。

 苔におちたピンクの梅花にも、うっとり。

 舞子さんの花簪のようでもあります。

 大空に腕を振り上げる大木もあります。

 

 苔の絨毯の上に連なるピンクのシャワー。

 言葉も無く、ただただ見とれてしまう。

 石灯籠とのコラボだって、ばっちり決まる。

 椿の大木から垣間見える枝垂れ梅。

 3分〜5分咲きくらいだけど、梅はこれくらいが丁度見頃かもしれない。

 (つづく)